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今週のピックアップ! 1999年 12月 13日 第33号 今回はSANKYOの新台CRフィーバーゴーストのデータを元にシミュレートして見よう。 ■1日目
初当りが理論値を1割ほど下回ったが、確変に関してはピッタリ1/2。シマ単位ではほぼ満足の良く結果でも、やはり各台毎では大きな格差が見られる。4回引いてすべて確変の3番台と6回引いて全て単発の6番台とではトータル確率で3倍以上の開きになってしまっている。恐ろしや。 2日目
なんといっても初当り確率の低さが旧フルスペック並み。これではいくら確変率が高くても勝負にならない。理論値が1/200を下回った台が半数以上、深いハマリも無く当っていたのは7番台のみ。この日に打っていた人はさぞかし当らないゴーストのイメージを持ってしまったことだろう。 確率的なシミュレーションはCRFカジノのデータ分析のときにしているので、今回は別の角度から分析して見る。サンプルデータとして1日目の9番台、もっとも試行回数(回転数)の多かった台を取り上げて、営業形態毎の結果を算出してみることにしよう。
おあつらえ向きに初期投資、後半共に回転数が分散しているので営業形態毎の収支差を出すにもってこいのデータだ。初っ端1k確変5レンチャンとかだと、1回交換以外ほとんど差が出なくなってしまうからね。換金率は2.5円、出玉2100個、確変中の増減無し、30回/1k回ると仮定して計算したので、本来出るはずの無い初期投資の端数が出てはいるものの、ほぼ問題無いはずなので訂正していない。でもって算出したのが下の表。
元々理論値を大幅に下回っているデータなので3ケースともマイナス収支になっているものの、そこには大きな差が出来ている(満足)。同じ台で同じように当っても持ち玉比率の差でこれだけ違いが出てくるのだ。ただ、筆者は感覚的に1回交換は当然としても、LN制と無制限でもっと大きな差が出ると思っていたので、ちょっと意外だった。冷静に考えて見れば最初の2回分を打ちこむか否かの違いだけなのだから、こんなものか。 「こんなものか」は打ち手側の考え方。平均稼動がこのサンプルデータほどあるホールだったなら、LN制と無制限では同じ釘調整で数k*台数分利益が違ってきてしまう。その上大多数のホールが異様にこだわっている売上(投資)が全然違う。『いっぱい使ってもらっていっぱい出す』 筆者の住んでいる地域は両者が混在しているが、全体的には無制限になっていく方向にある。元々無制限で営業している地域であればファンもその釘に慣れてしまっているが、持ち玉比率を上げるに従って必然的に釘は締まっていくわけなので、繁華街など人の流れのある立地条件ならともかく(現金投資率が高くなるため)、郊外など定着した客層で持っているホールでは今後営業的に厳しくなって行くだろう。
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