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今週のピックアップ! 1999年 11月 19日 第30号 さぁ、今週はちょっと気合いの入った新機種紹介を。CR1機種、現金機1機種、スロット2機種、+αをお届けする。 おそらく今年の最後を飾るであろうCR機がコレ。小さな画像で申し訳ないくらいきれいな液晶が、SANKYOの技術力を物語る。コンバットが登場してからまだ1ヶ月ほどしか経過していないが、こちらが本命といっていいだろう。 以前から1ラインから多ラインに変化する液晶物の噂があったのだが、コレのことだった。リーチアクションの一つに、星空系とのアクションがあるのだが、横一線の1ラインから斜めクロスの2ラインに、最終形で3ラインのトリプルリーチにまで変化する。7のリーチからなら、678のリーチになるということだ。 筆者の周りでもコンバットの数倍出来が良いと評判で、ざっと数えただけで5系統、そのそれぞれに発展形を持つリーチアクションは、一見の価値がある。又、ドハズレからの再始動アクションまで2系統あり、完全に停止するまで期待が持てるようになっている。もちろんお約束のプレミアムアクションも数種類搭載しているから、全てのアクションを見るには相当打ち込まないとならないだろう。 スペック的にも興味深いものがある。といっても打ち手側からすれば、1/315.5で確変率が1/2と、別段変わりなく打てる。それじゃァどこが興味深いのか?それは確変終了条件が次回までではなく10000回転に変わったこと。もちろん10000回転する間にはほぼ100%当たる(と言うより1日で回せるかどうか…)ので、何だと思う方もいるだろうが、これは次回作への伏線と見るのが妥当だろう。確率10倍アップの回転数制限による擬似数珠レンチャン機の登場を意識しているものと思われる。 1999年の最後を飾るにふさわしい機種の登場だ。最速で12月初旬には導入されるところもあるようなので、要チェックだ! ■アイスパラダイスC (マルホン) こちらは先週さわりをお伝えしてあるのだが、顔写真が届いたのと、スペック的な補足を少々。 右の絵柄には赤と緑の2種類あり、それぞれ大当たりと小当たりになる模様。赤で当たれば約2300個+次回までの時短だが、緑だと約300個でポッキリ終了。コレによって演出がかなりメリハリの効いたものになる。フルーツパッションやフリフリダービーの現金機版といったところだ。 コレによるメリットは釘に顕れてくるハズ。パープルアイスがそうであるように、あまりにも甘すぎるスペックだとホール側は釘を締める以外無く、結果としてゲーム性が損なわれ機種の寿命を縮める場合もある。小当たりの存在がゲーム性にメリハリをつけ、釘調整が少しでも甘くなるのなら、歓迎すべきだと筆者は考える。 実際爆発力を期待するならその裏にはハマリが無ければ営業が成り立たないから、必要不可欠なものだ。もちろん小当たりの連発など食らえば相当なダメージがあるだろうから、それに耐え切れない人が客離れを起こすことも十分考えられるのだが。 思ったよりもカバの売れ行きが好調な山佐から、またもや4リール機が登場。今度のモチーフはゴリラの王様。
基本的には標準のAタイプ。仕様については実戦を待つとして、今回はテトラリールの解説を。 大きな変更点として、テトラリールの始動タイミングに幅が出来たことが挙げられる。レバーを押した瞬間から、第3リール停止時まで4段階に分かれ、タイミングが遅ければ遅いほどボーナスの期待値がアップ。 又テトラリール回転時には効果音が数種類付き、アクションも複雑化している。複数のアクションの組み合わせにより、なんとその総数252種類!にも上っているらしい。それぞれの絵柄はボーナスと小役に対応しており、対応小役が外れるとアツいのはシーマスターゆずりとなっている。 もちろんプレミアム告知パターンや、超ロングアクションなど、見どころ満載に仕上がっている。もちろん主役はメインリールなので、そちらの演出も気になるところだが。 ■ナイトフォックス (バルテック) こちらもオーソドックスなAタイプ。
告知機能付きだが、数段階に分かれ、かなり凝ったつくりとなっている。スタートレバーを叩いた瞬間、派手な告知音と共に筐体上部のランプがフラッシュしたらボーナスの期待大。フラッシュにも数種類あるらしい。 又、盤面のランプによっても告知アクションがあるが、2段階に分かれ、まずアクションの回数を決定(1〜3回)、その後12個のLEDで本命のアクションに入る。6か7で止まればボーナス確定し、右にある告知ランプが点灯する。 とまぁ、色々告知は凝っているものの、バルテックの機種というだけでみょーに偏ったメリハリのあるゲーム性を想像してしまうのは筆者だけではないはずだ(笑)。例の件で某メーカーが見せしめにあうようなあわないような話も出ている現在、さすがにそんなことは無い…と、思う。 その他名前が挙がっているものでは藤商事のCRはなまる一年生や、ラブリーレミの現金機版などがあるが、詳細を入手次第お伝えしていく。 そしてしつこいようだが大花火続報。首都圏にあるアルゼのアンテナショップではもう既に設置された模様。それ以外でも今日(19日)の導入を確認したので、コレから続々登場していくはず。もちろんラブラブも一緒(笑)。そして公取委対策かどうか定かではないが、営業マンはマメに各ホールに出向いて説明して歩いているらしい。又、どうやらウリの一つである第4リール(告知用)のアクションにバグがある様子。なんでもフラッシュしない時があるとか。アルゼ側では対応として修正したバージョンを大花火2として売り出すとか。現バージョンを導入した場合でも状況によっては修正していく方針らしい。色々後始末が大変らしい(苦笑)。
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