今週のピックアップ! 1999年 9月 24日 第22号
【パチスロ新台情報】
今回都合により更新が大幅に遅れてしまったことをまず最初にお詫びします。また、この号がアップされたときは画像が間に合っていないかもしれません。が、次号までには画像もアップする予定なので、少々お待ちください。
今回はスロットの新台5機種の紹介。噂のあがっている機種はまだ多数あるが、とりあえず正式発表のすんでいる機種を集めてみた。
スーパースターダスト(オリンピア)
![](../_machine/img/p1309_1.jpg) |
”伝説の名機スターダスト、復活!”的な見出しがカタログで目立っていたのだが、スターダストって?パッと見スーパーバニーのリメイクのような印象を受ける機種なのだが、どうやらそうではないらしい。?と思って調べてみると、なんとオリンピア本土上陸第1発目の機種だった。もちろん1号機。果たしてここを見ている人の中で知っている人が何人いるのか?かなり年配の人でないと記憶にないだろう。若い?世代ではやはりバニーシリーズに近い印象を受けると思う。
そのバニーシリーズで印象的だったリーチ目がズレ目と中段単チェリー。今回スーパースターダストでは、中段単チェリーを採用。告知機なので効果の程は不明だが、(フラグ成立ゲームで同時に小役が成立することはないので)バランスが期待されるところだ。 |
また、レッドメテオではビーナスの筐体を使用していたのに対し、スノーキーやガイキッズのアーチ型筐体に戻った。筆者的にはスノーキーなどアーチを告知機能の一つとして使ったものが好きなので期待したのだが、今回はアーチを告知に使用していない。リール上部のLEDと三角LEDのみ使用しているようだ。しかし告知の次プレイでのブルーフラッシュは健在(今回はBIG確定)。
ビッグアクション(高砂)
![](../_machine/img/p1310_1.jpg) |
サンダーVから始まった複数のコマを使うリール演出(3連V)は、様々な機種に採用されたが、アステカ(ワード)では2つの絵柄を組み合わせて1つに見せる(デカチリ)ところまで進化してきた。そしてそれを更にもう一歩進めたのがこのビッグアクションだ。
なんと3コマ使って一つの”7”を表示している(本来のボーナス絵柄はその中段のみで、上下段はいわゆるブランク絵柄)。ということはセンターラインで7が揃うと(1枚掛けならもちろん)、リールの表示部には3つの並んだ7のみしか無いことになり、これはかなりのインパクトがある。パネルデザインまでそれを意識してか、上から下までの通し図柄で白い7が描かれていたり、小役も7をアレンジしたフルーツになっていたりする。高砂の”7”に掛ける意気込み(?)が伝わってくる。 |
ゲーム性はといえば、資料を見る限り普通のAタイプか。デジタルアクション付の告知機能を搭載しているようだが、この辺の演出は実際に設置されてからのお楽しみだろう。ただ、大きな7が目押ししやすいことや告知を考えると、パチスロに慣れていない人でも抵抗なく遊べるようだ。
それにしても今後を考えると、3コマX3リール=9コマを使って1つの絵柄を演出する機種が出るのもそう遠いことじゃないような・・・っていうか間違いなく出るな、きっと。
キングジャック(岡崎)
![](../_machine/img/p1311_1.jpg) |
岡崎からは一連の流れを継承した機種が登場した。リプレイの連続性や、デジタル告知等で演出している。また、ダイナマイト等で採用されていた遅れ告知も搭載している。(次のプレイに入ろうとしたら一切何も受け付けなくて、あれっ?と思ったら告知スタート、ってヤツね)
しかぁし、前作のコアで超強力な攻略法が出た後だから、カタログには”極端な技術介入性はありません”な〜んて文字が・・・そうですか、やむを得ませんね、あんなことがあった直後ですからね。
とはいえ、今までこの手の機種(告知機)を打っていた人にすれば、すんなり受け入れられることだろう。筆者的には既に上の謳い文句で拒否反応が出てるけど。 |
ドラキュラ7DX(ネット)
![](../_machine/img/p1313_1.jpg) |
ネットからはドラキュラシリーズの最新版が登場。ちょっと見ただけでは違いがわからないが、とりあえず黒7は白7に変更されている(笑)。
ドラキュラといえば多種多彩な告知が特徴だが、今回もその方向性を継承。ラインLED+リーチ目+テンパイ音+デジタルアクションと、告知のオンパレードだ。前作でもデジタルアクションを搭載していたのだが、その他の告知やリーチ目で判断することがほとんどで、あまりデジタルが77で揃うことを見る機会がなかった。しかし今回はデジタルのアクションそのものもより複雑になると共に、ストップボタンの効果音にバリエーションを持たせることで(アステカルーレットのように)ゲーム性を向上させているようだ。 |
肝心のスペックはといえば、ドラキュラ7Aがかなり甘かったこともあり、若干機械割が下がっているようなので、注意が必要だ。とはいっても、BIG確率だけを言えば7Aよりも甘くなっている。そのかわりBIG獲得枚数を低く設定して帳尻あわせをしているようなので、短時間でのBIGの連打は十分ありえる。甘すぎて7Aを設置できなかった高換金率のホールでも今回は出回るのではないだろうか。
7vs$(セブンダラーズ)(ネット)
![](../_machine/img/p1314_1.jpg) |
ネットからもう1機種。ダブルAタイプとなんだかよくわからない分類がされている。仕組みは2種類のBIGを持ち、それぞれノーマル、スーパーと別フラグになっているため。スーパーBIG(15枚役主体)で揃うと、ノーマル(7枚役主体)に比べ約100枚ほど獲得枚数が多くなるのだ。ん?そーいえば風●雷●でもそうだったけどこんな風に別フラグで管理してたのか・・・てっきり筆者は○○○で●●●だから何でもありなんだなぁと思ってたよ(笑)。
そして平均で400枚OVER獲得できる機種としては大甘なBIG確率。レギュラー無しの7ラインならではのゲーム性だが、逆にレギュラーやCTなどの付加的なものが無いのに低設定域での確率に一般のファンはついてこれるか?万人受けするのは難しいと思われる。筆者は打ってみたいけどね。 |
ネット得意の告知機能はこの機種でも健在。ラインLED、デジタルアクション、そして豊富なリーチ目。個人的にはそろそろラインLEDの点滅パターンが変わっていもいいかなと・・・思うが、この機種はそれとは別にアツい瞬間がある。最終的に右リールを止めたときにノーマルorスーパーが決定されるので、告知が入った後も盛り上がるわけだ。
・・・
ネットが2機種並んだので文句を一つ二つ。リール制御は何とかならないものか?左から押さないとポコポコ取りこぼしが発生するのはあまりにも問題なのでは?通常ほとんど外れないJACKゲーム中も絶対揃わないし・・・勘弁してほしいよ、ホント。それからウェイトがかかったときのリールの動き。特許が絡んでいるみたいだから難しい面もあるのだろうけれど、ちょっとやりづらい。せっかくゲーム性のおもしろい機種を多数発表しているのだから、操作性も向上させよう!某メーカーのハンドルもね(笑)。
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