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今週のピックアップ! 1999年4月30日 創刊号
【これからどうなる
!?】
雑誌等で御存知の方も多いかと思いますが、今年1月、CRデジパチに関する基準が新しくなりました。これにより、今後は多種多様なCR機が登場するものと思われます。ここでは変更による今後の予想をしてみる事にします。
変更点(すべて条件付) 詳細はこちらをご覧下さい
1)確率変動のリミッター撤廃
2)最低大当たり確率が1/320にアップ
3)ヘソ入賞による戻しが6個から5個に
4)特定回転数による確率変動の終了
大まかに分けると、この4点が最も大きな変更点になります。
ファンにとって最も大きな変更点は 1)リミッター撤廃 でしょう。5レンチャン目の強制的な通常絵柄による確変の終了・・・パチンコを打つ人なら誰でも1度くらい味わった事があるはずです。"確変にリミッターがあるのに通常絵柄の連続にリミッターが無いのはおかしいじゃないか?"と言った声もあちこちから聞こえていました。これによって最大でも1度に得られる玉の上限が12000発強に制限され、従来機にあった一発逆転的な要素が薄くなってしまいました。
しかし今回の基準変更により、確変率が1/2以下であれば、何レンチャンしてもOKになりました。6レンチャンもあれば、10レンチャン以上も起こる可能性を秘めた台、それが99年新基準CR機です。
又ゲーム性においても今回の変更により、大幅にジャンルが広がって行くことが予想されます。例として 4)回転数による確変の終了 が挙げられます。これがどう言う事かというと、極端な話、保留レンチャン機の登場があると思われます。具体的には確率1/240、確変時の保留レンチャン率約16%など、又は2回(3回)ワンセットの従来の権利物的な機種といったスペックが可能になってくるのです。
初当たり確率を甘くしたマイルドな機種からフルスペックによって最大限までレンチャン率を高めた機種まで、ファンとしても選択肢が広がっていくわけです。
現在設置が始まっている新基準機は、従来機の手直し的な機種が多くあり、本当の意味での新基準機はこれから登場して行くものと思われます。メーカー側でもすでに様々な機種の開発を始めており、ファンとして目が離せない状況になっています。
スロットでは昨年後半に登場した7ライン機や大量獲得タイプ、CT(チャレンジタイム)機などにより一層ゲーム性の幅が広がってきており、今まで以上に遊戯機の情報に速報性や信頼性が求められる時代になっています。
そんな時代ですからP-WORLDとしても今回のリニューアルを機にパチンコ・パチスロに関する総合データベース的な役割を再認識するとともに、読者のみなさんの信頼を深めていけるよう今後も努力を重ねて行く次第であります。
なんだか初回から堅い文になってしまいましたが、要するにパチンコを好きな皆さんに役立つ情報をピックアップしてお届けする、ということですので、これからよろしくお願いしまっす。
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