|
今週のピックアップ! 1999年 9月 17日 第21号 今に始まった話ではないが、ここ最近(今後)現金機が数多く発表されている。ほとんどの物はまずCR機が発表され、その後兄弟機である現金機版が発表される、という手順を踏んでいる。CR機で慣れ親しんだ機種が現金機で登場すれば抵抗無く遊べるのだろうが、困った事に時短性能等が機種毎によってかなりバラエティに富んでいるため、各機種の特徴を把握しきれない人もいると思う。今回は代表的な機種を表にまとめて見た。
まず飛びぬけて高い連荘率が目立つ海物語2とあっぱれV1。両者ともに次回までの時短に高い確率で突入するのが特徴だが、その分きちんと出玉を低く抑えてあるのが分かる。以前、現金機の確変と時短が混在していた頃があった。当時は確変といえば1/3ほどで突入するのが普通だったが、それを上回る数字になっているので、一気の爆発力には申し分無いと言える。 逆に時短回数を低く抑えた分、大当りの出玉を多く設定している機種の代表がどすこいDXGとなにわEX1だ。時短の割り振りも2通りのみとなっていて不確定要素が少ないため、玄人好みの機種と言えるのでは?また、この2機種は共に初当りの確率を低くする代わりにスタートの賞球を6個にしてあり、99年基準以前のCR機と似たような特徴を持っている。しかしシンデレラはすでに導入されているCR機を見る限り、確変(時短)中のベース(玉持ち)がかなり低い。それが6個戻しになって改善されたとはいえ、比較的電チュー性能の高いどすこいより回ってくれないとキツイだろう。 筆者の個人的な感想を言えば、現金機の特徴である高い大当り確率を活かした機種に期待をかけたい。時短性能はそれほど極端に高い必要は無く、あくまでオマケ的な物で充分だと思う。爆発力を期待している人はCR機を打てば良い事だし。トータル性能が同じであれば、初期投資の換金ギャップを考えた場合、初当りが早ければ早いほどいいから。 しかし時短性能に濃淡をつけた機種もやはり捨てがたい。次回までの時短に突入するとホッとする部分があるのは事実だし、マジカルチェイサーやサンダースケルトンが登場したときのようにインパクトのある機種が現金機のゲーム性の幅を広げていくような側面もある。結局は打ち手側の個人の好みといえばそれまでだが、状況によって打ち分けられる懐の広さも必要だろう。 今回この表にはあえて総合的なトータル性能については記載していない。出玉や時短性能などの端的な特徴だけでは読み取れない部分があるので、単純に比較する事は難しいが、同じクオリティの台があったらどの機種を打つとお得なのか、考えて見るとおもしろいかも。
|
![]() |
株式会社ピーワールド インターネット事業部 お問い合せは:
こちら Copyright© 2006 P-WORLD Corporation. All rights reserved. |