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今週のピックアップ! 1999年 11月 13日 第29号 今週の新台は1機種のみ。個人的には楽しみな機種が登場したのだが、今はやっぱりアルゼの動向が気になってしょうがない。大花火…かなりいい出来なんだから、普通に売ればよかったのに。 ■アイスパラダイス(マルホン) 超久々にマルホンからドット表示物が登場した。しかも現金機で。詳細はまだ不明だが、一応1/211、1/2で時短に突入ということで、出玉が未確認だがかなりのハイスペックとなっているらしい。 月曜日から一斉公開なので、詳細がわかり次第追って報告する。それとなにやらSANKYOでも月曜から展示会(内示)をするらしい。一般公開はもうちょっと後になるかな。 今週ははっきり言って新台情報はネタ切れ。ということで、最近素通りしていた小ニュース的なものをおさらいしておく。 まずは”抱き合わせ販売疑惑”について 今年最後の本命、大○火の販売をめぐって、メーカー側が強気の3機種抱き合わせ販売(?)をしている件で、各所で軋轢を引き起こしている模様。ここにきてさすがホール側も頭にきたのか、静岡や群馬など、複数の都道府県遊技場組合がメーカーに公取法違反の疑いがあるとして、抗議を申し出た。特に群馬ではこの春に公正取引委員会の実情調査により組合の申し合わせによる横並び的な営業が崩れ、自由競争が激化した例があるので、前代未聞のメーカーへの要請と相成っている。これに対してメーカー側は、あくまで抱き合わせ販売ではなく、優先順位の問題だとしているが、疑惑を引き起こすことの無い様単独注文も受け付ける旨を返答したらしい。しかしこれは表面上だけのことで、実際には”単独注文を受け付けない→生産が間に合わないので受け付けられない”に変化しただけで、どちらにしても初期導入に関しての現状は変わらないらしい。 業界の慣習といっては言い過ぎかもしれないが、はるか昔よりその時代時代に大手を振っていたメーカーが抱き合わせにより実績を伸ばしていた実例は多く、そのたびに槍玉に挙げられては沈静化していった過去があるのは事実。しかし今回のこの件に関してはここピックアップはもとより、ファンの参加する掲示板等各所でも話題に上っており、公正化を求める声が以前より高まっていることもあり、異例のスピードで批判→鎮静となる方向だ。インターネットが一般参加型の新しいメディアとして、ビーナスライン騒動のときとは別の形でパチンコ業界に影響を与えた前例となるだろう。 なんにせよ早いところでは今月中に導入が始まるので、首を長くして待っていたファンの方は新装情報を要チェック! 平和工場火災 10月末に下請けの基盤工場に火災が発生した件は記憶に新しいが、そのあおりを受けて平和のCRドルフィンリング以降と豊丸のCRツモツモ天国以降は導入が若干遅れるケースも出てくる模様。 大東音響 関西方面でかなり大きな騒ぎを引き起こしていたガルフ等の強制捜査の件は、現在収まりを見せてきているようだ。メーカーに捜査が一応入ったものの、お咎め無しで責任は販社がかぶる形で決着をつける方針らしい。 体感機 平和のCRウェスタンヒーローが確変直撃の体感機攻略を受けたが、実際にはたいしたことない様子。しかし個人レベルではそうでも、集団で同じタイミングを使えるならばそれなりのアガリが見込めるようなので、ボックスで導入しているようなところではまだ注意が必要か。 とまァこんなところでしょうか。そろそろ年末の新装ラッシュに突入する時期なので、筆者のところにも毎日何通もDMがきています。入れ替えやイベントなどを打ち手側が取捨選択できる時代なので、ファンにとってはこれはこれでいい時代です。逆にホール側にしてみれば思ったように効果のあがらないところも多いのでは?管理者の方は毎日数字と格闘しているでしょうが、これからしばらくの間はこの状況が続きそうです。
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