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今週のピックアップ! 2000年 9月 19日 第50号 東海地方の大雨は各地に記録的な災害をもたらせたようですね。該当地域の皆さんにはお見舞い申し上げます。 ここ「ピックアップ」で扱うには不適切な話題かもしれないが、パチンコ依存症と言う言葉がここ数年急激に社会に認知されてきており、皆さんもメディアで目にする機会があるはず。マニアでもフリークでもなく、依存症。この言葉の指す境界は”パチンコをすることにより社会的に適正な生活が送れなくなる”以上のめりこんでしまうことにある。ネット上でも検索すればゾロゾロ出てくるほど問題視されており、(本人や家族を)どうにかして立ち直らせようと試行錯誤している状況がリアルタイムに伝わってくる。 とあるページにはパチンコ依存症かどうかチェックシートが設けられており、筆者も試してみた。結果・・・立派な依存症(笑)。しかし現在に至るまで自分のことをパチンコ依存症だと思ったことは無い。そんな一般とかけ離れた感覚の筆者が綴るこれからの文章はP−WORLDの見解とは一切関係なく、筆者個人の見解であることを最初にお断りしておく。 パチンコ依存症=社会的な責任を放りだしてまでパチンコしたくなる のはいったいなぜだろう?基本的に18歳未満お断りの世界であり、かなり高度な教育を受けた人でさえ後先考えずにのめりこんでしまう・・・筆者にも経験があるが、正常な感覚が麻痺し、勝負は二の次、ただひたすら大当たりする瞬間のためにお金をつぎ込んでしまう魅力がパチンコにはある。 パチプロと呼ばれる人たちがいる。日々長時間パチンコ(パチスロ)を打ち続け、生活の糧にしている人のことだ。社会に貢献する事は無し、ホールに1日中いてドップリ漬かっているが、果たしてこの人たちは依存症なのか?”依存”しているかいないかと問えば、間違いなく依存している。経済的に、だ。そう、精神的には依存しておらず、常にアツくならず冷静に仕事として受け止めている。と言うか依存症とパチプロは相反するものなのだ。 ”パチプロ”、”ギャンブラー”、”依存症”この3者はまったく違う。その定義を考えれば瞭然なはずなのだが、ただ1つの共通点”正常な社会生活を営めない者”で一まとめにして同義語で使う人がいるが、見当違いも甚だしい。 しかし、その行動から判断することは難しい。依存症をプロと間違えたり、プロが依存症だと心配されたり、よく聞く話だ。しかし本人にとっては至極迷惑な話。好きでやっていることだし、放っといて欲しいのが本心だろう。人に言われて気持ちがぐらつくようなあいまいな感覚でやっている人はそこで社会復帰するのが吉。また、その結果社会的経済的に破綻したとしても助けを求めるのは至極勝手な話。お?そう考えると紙一重か? 大体世間一般の人達はとりあえず心配しときゃぁいいと思っている。自分の価値観で理解できない物(人)はかわいそうで何とかしてあげたい対象なのだ。自分が何がしかの分野でその対象になれば(得意分野であればあるほど)冗談じゃない、わかってもいないのに勝手なこと言うなと思うのにいざ逆の立場になった時ヒューマニズム丸出しで頼んでもいない同情や哀れみをかけてくる。そんなのは自分の優位を確認したいだけだっつーの。 ”自分が大切にしているものを失う刹那・・・を乗り越えた瞬間”、非常に快感を覚えるのは本能であり、それをお手軽に体験するのがギャンブルでありパチンコなのだ。パチンコの場合それが希薄になっており、苦痛を覚える〜刹那が〜瞬間をはるかに上回っているにもかかわらず快感な瞬間の為に繰り返してしまう。 筆者の周りの人間が依存症になってしまったら・・・筆者の人生にマイナスの係わりが生じるようであれば何としても止めるだろう。しかしそうならない限り本人の意向を尊重したい。基本的に快感を覚える瞬間は幸せなハズ(当たり前か)。その後その代償として責任が生じるのは社会で生活している以上当然のこと。パチンコ依存症であれば100%金銭的なトラブルになる。しかし本人の器量でそのピンチを切り抜けられればまた(本人にとって)至福の瞬間を迎えられる。 依存症の特効薬は対象物から徹底的に隔離することだそうだ。しかし普通の生活を送る以上コレは不可能に近い。とすると次善の策として本人の鉄の意思によって断つ。コレしかないわけだが、なかなかこれも難しい(不可能じゃないが)ので、やはり近くにいる人の協力が必要になる。 どうしても筆者の経歴からパチプロ寄りの観点の文章になってしまうが、決して肩を持っているわけではない。パチンコで生活をしていた経験からそれが世間で思われているほど甘いものではなく、大変なのも理解しているが、社会の中で責任を負って生活していくほうが大変なのも理解しているつもり。現役でやっている人はそれなりの誇りを持っていないと続かないだろうが、ホールで特権階級のような振る舞いをしている若い人を見かけると、ヲイヲイそーぢゃねーだろ、と言いたくなる。あくまでアウトサイダーだと言うことを理解してほしい。 賛否両論を呼んだSANKYOのCRスーパーコンビSPがホールに登場。第1次導入ホールは一部を除いてほぼ20台以上の設置となっており、各地で悲喜こもごものドラマが展開されております。導入から数日で既にファンが離れていったホールも多数あるようで、使い方がかなり難しそうな状況だが、中にはファンに定着して安定稼動を維持しているホールも少数ながらあるようです。各地の様子をよ〜く観察してみると、どうやら無制限だからOKだとか、ラッキーが厳しいからNGだとか、そうは簡単にいかないようです。各地域の土地柄やファンのニーズに的確に答えられたホールのみが受け入れられているようです。今後導入予定のあるホールさんは各地の様子を事前に把握してみてはいかが?ファンの皆さんにとって導入ホールが多い機種は選択肢が多いという大きなメリットがあります。このメリットを生かすためにもあちこち見比べて見ましょう。きっとあなたに合った形態で営業しているホールが見つかるはずです。 基準が新しく変わったり、新機能を搭載したりするととてつもなく甘かったり辛かったりする機械が登場することもありますが、ディスクアップはどうでしょうか?どうやらノーマルBIG時のハズシ効果アップ+αで甘い甘いとあちこちで評判の様子。P−WORLD内でも話題に上がっているところがあります。探してみよう!
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