今週のピックアップ! 2000年 9月 9日 第49号
【フライデー記事・ドミノLTデータ分析・新着情報】
初っ端から何ですが不祥事と切っても切れないこの業界、9/1発売のフライデーで衝撃的な記事が載っております。主な内容は名古屋に本社のあるパチンコメーカーS社の社員が自社製品を納入する際、正規のものではない基盤(通称裏ロム)に付け替えていたというもの。人によっては裏ロムなんて珍しくない、どこへいってもあると言うかも知れないが、この記事に書かれているのは最悪のケース。一般客にハマらせたその分打ち子が抜き(出し)、個人の借金返済に充てようとしている。まだ各方面からの反響が少ないので事の真偽は不明だが、実際疑惑のメーカーでは今年新製品が登場からまもなく不正基盤が出回ったのはあまり公になっていない事実。業界内ではやっぱりね、と言った声が聞こえてきたとしても不思議ではない。今回業界関係でない一般の全国紙に載ったことによりこの件が表面化し、事実関係が表面化しきっぱり決着することが望まれる。
追記:全国各地でこのメーカーの某機種が警察の立ち入り検査を受けているようだが、今のところ標準以外の摘発は無い様子。
続いてネット新台ドミノLTの実践ホールデータ分析。大きめの表になってしまったのでこちらからどうぞ。
最近各メーカーが我も々ともアシストタイム機(メーカーによって呼び名は異なるが)を発表してきている。その中でもこの機種は異例の毎回100ゲームLT(ラッキータイム)を搭載し、非常に甘めのスペックのように筆者は感じられるのだが、実際はどうだろう。新装間もないホールで12台分、設定オール4のデータを某ホールの好意により公開させていただくことができたので、分析してみよう。(REGが無くて毎回LTが付いてくるタイプなのでデータ分析が非常に楽だからとの説あり)
なんだか朝一の立ち上がりが非常にいい台が半分ほどあるが、気にしないように(笑)。その分を考慮すると実質確率は1/249ほどになる。最終的な確率で言えばほぼ設定5になっているのでお客が引き勝っていることは間違いないのだが、各台によって勝敗は様々。最低はJ番台の1/469、最高はH番台の1/171までその差は約3倍、まさに天国と地獄。
LT中の連チャン率に目を向けると、トータルで約30%、初あたり3〜4回に1回は期待できることがわかる。中でもトップのH番台は別格の約50%で、最高連チャンである5連チャンもマークしている。12台中LT連チャンの無い台は無し、1日5000ゲームも打てば最低でも1回平均では6回以上連チャンするわけだし、1/2タイプのようにオマケの引きで勝敗を左右されにくいところからも、やはり毎回100ゲームの恩恵は大きい。
ドミノLTに限らずBIG終了後にアシストタイムがついてくるタイプで勝ちきっていくためには、普通のAタイプよりもより一層の長時間勝負が求められる。(等価を除いて)最も不利な現金投資時はオマケであるアシストタイムがあるはずも無く、間違いなく通常時となる。この最も不利な時間帯の比率を下げていくことが必要不可欠なわけだ。
今後は更に初当り以後に付加価値のついた機種が登場してくる傾向にある。今月中に設置の始まるディスクアップ(サミー)や大江戸桜吹雪2(平和)などはオマケタイム中に連チャンすればスーパーBIG確定となっているため、ドミノ以上に現金投資時の不利な条件を長時間勝負によって薄めていかなければ非常に苦しい勝負を強いられることになるだろう。
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