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今週のピックアップ! 2000年 1月 8日 第35号 新年明けましておめでとうございます。 Y2K問題も大きなトラブルが無いようで、元旦からどこのホールでも活気あふれる状況でした。年始休みも明け、ファンの皆さんは仕事も始まったことでしょうが、今年も新機種目白押しのようなので、ココで情報収集しつつ、今年もうまく立ち回っていきましょう。と、いうことで今年もよろしくお願いいたします。 さて、99年を振り返ってみると、パチンコ、スロットともにかなり変動があったといえるでしょう。CR機のノンリミッター機の登場やスロットにおける様々なゲーム性の拡張があり、1年を通して新台の話題に事欠かない年でした。しかし中には、話題のみ先走りしてしまった機種や、新機能が特出していてもトータルバランスの不完全な機種なども多く、新しい分野の機能についてはまだまだ各メーカーが試行錯誤を繰り返している状況です。 そんな中でCR機はまたもや大きな転機を迎えています。99年基準に含まれていながらとうとう99年中には登場を果たせなかった確変の回転数制限による終了機能を搭載した機種がいよいよ発表されました。今後は各メーカー共にこの方面の開発に力を入れてくることが予想されるので、2000年の少なくとも前半はこの手の機種のラッシュとなるでしょう。来月には幕張でパチンコ産業フェアが開催されますが、ここでも数機種ラインナップされていますので非常に楽しみです。各メーカーの出展予定もしくは今後の登場予定機種はこちら。
上記の表中、詳細がわかっている機種はこちら。その他の台についてもわかり次第お伝えしていく。 ■フィーバー山寺日記SP&DX(大同)
ここでこの回転数制限による確変終了機能(要するに合法的な擬似イモズルレンチャン機)の特徴をおさらいしておくと、 1)初当たり及び確変中の確率大幅アップ 2)電チュー機能の制限による確変中のベースダウン 3)結果的なゲーム性のスピードアップ などが挙げられる。 特に1)、初当たり確率が1/240前後と、今までのCR機に比べてはるかに高くなっており、ほぼ現金機との境界が無くなったと言っても過言ではない。筆者も個人的にこの辺の確率が適正じゃないかと思う。ガマン大会じゃ無いんだから、程よく当たって程よく遊べる機種の登場は実に好ましい。実質的な第1号機のCRジャングルパークXLTDを見ると、確変中のレンチャン率が約57%とかなり期待できる数値となっているので、初当たり確率とのバランスもなかなかよろしい(トータルで約29%)。 一昔前のイモズルレンチャン機と比較しても、20回転までの制限があると切り上げ時もはっきりしており、淡い期待を追ってズルズル玉を減らしてしまうよりもよっぽど良い。また現行の現金機ではメインデジタルの確率アップが認められていないため、一度時短に突入するとかなり時間を食ってしまう機種も多い。人によって好みが分かれるだろうし、スペックが定着するまでは釈然としない人も居るだろうが、改善点といえると思う。逆にデメリットとしては、確変中のレンチャン率の高さ故、1/2で単発当たりが確定してしまうが、致し方ないだろう。 確変中の確率10倍アップと引き換えに、電チューの確率アップが禁止されているので、確変中も通常と同じペースで玉が減っていくことになる。コレは実質的な大当たり出玉の減少と同じ意味なので、公式発表の出玉より100〜200個ほど差し引いて考える必要がある。保留ランプを全て消化した後打ち出し開始、保留ランプ1〜2個で打ち出しストップ等の小技が長いスパンでのトータルに響いてくることだろう。 総合的なスペックは現行機種よりも甘くなる可能性が高い上、現金投資も今まで程警戒する必要がないので、断然遊べる機種といえる。もちろん平常営業になってしまえばそれらを踏まえた上での釘調整になるのは当然のことなので、新装導入では、今まで以上に狙い目の機種といえる。 CRジャングルパークXLTDについては最短導入で成人の日以降となっているので、再来週のピックアップでは実戦データをお届けできる予定になっている。
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