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ピーオピ!
2003年 6月 2日 第03号
【備えあれば、憂いなし!】
ピーワールドはビルの8階にあります。なので、風が吹くとビルのゆれにあわせて、会社がゆらーり、とゆれます。
先日も、やれやれ、そろそろ帰り支度を、という午後6時過ぎ、社内が激しくゆれたのです。風の仕業ではないことは、皆、すぐにわかりました。さすがに悲鳴こそあげませんでしたが、全員の顔に緊張の色が走ったのは、いうまでもありません。次の瞬間、サーバ管理者はサーバルームへ走り、P-WORLDの安全を確認し、それ以外はパソコンの安全を確認して、全員で避難路へと走りました。
突然の、大きな地震でした。電話も一時は普通になった地区も多かったようです。
被害にあわれた方には、心よりお見舞い申し上げます。
さて、今回は、「危機管理」についてです。
岩手県、宮城県の震源地に近かったホール店さんでは、相当パニックになったのではないでしょうか?(ならなかった副知事さんもいたようですが・・・)
それとも、普段通り、落ち着いて、お客様を誘導されたのでしょうか。まさかお客様を置いて、従業員が逃げた・・・なんてことがあったら店の信用に関ってきますネ。(ないと思いますが)
「危機管理」よく使われる言葉ですね。「政府の危機管理が・・・」「○○メーカーの危機管理が・・・」などとニュースなどでもよく耳にする言葉です。
ようは、不測の事態にそなえて、どれだけ「準備」をしているかどうかになりますでしょうか?「自分のトコだけは大丈夫」では、危機管理が出来ている、とは言えなさそうです。
災害にそなえて、避難訓練や、非常口の確保、社内(店内)のルールを作っておく、など、日頃から出来ることはたくさんありそうです。また、以前P-WORLD内でも、「お客様が急病に合われたらどうする?」という話題が論議されていましたが、天災だけが「危機」ではないですね。広くみれば、停電や断水、ゴト師などの人災も考えられる「危機」のうちなのでしょうか。
以前に、プロテニスプレーヤーが、「テニスでは、『ラケットを控える』ことが一番大事」と話していたのへーえ、と思って聴いていたのを思い出しました。いつでも平常に打てるように控えられるかが、勝利へのポイントなのだそうです。
「危機」が、いつやってくるかわかりません。そのことばかり憂いていても、何も出来ないのも事実。最低限必要なことをして、「備えあれば憂いなし!」と胸を張って言いたいですね。
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