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気まぐれピックアップ!
2001年 5月 15日 第59号 そろそろ5月も半ばになれば朝方4時ごろにはうっすらと明るくなり、それから30分もすれば車のライトを消してもOKなくらい夜の短い季節がやってきました。しかしその頃どうにか帰宅する筆者にとってはあぁすがすがしい朝だなぁ、何て全然思うはずもなく、昨日の続きのままこのコラムを書いてたりします。ま、能率の悪さに定評のある筆者は自業自得なんですけど。ここを見ている人の何%かは同じようなサイクルで生活している事でしょう。パチンカーさんも昼夜逆転ヒッキーさんもお体に気をつけましょう。最近睡眠不足とタバコの吸いすぎで常に調子の悪い筆者もがんばって2ヶ月ぶりの更新です。 先だってのGW中、一番の話題といえばアルゼの現行2機種に発覚した攻略法でしょう。ネット上でもずいぶんと話題になっていましたのでご存知の方も多いでしょうが、サムライスピリッツSとクレイジーレーサーにおける裏コマンドの存在です。ご存知無い方に簡単に説明すると、前者はスーパーorノーマルBIG、後者はクレイジータイムの抽選をそれぞれサブ基板にて行っているようですが、特定の画面を表示させた状態で特定のキーを押しっぱなしにすることで抽選をフリーパス、100%スーパーBIGやクレイジータイムに突入するというものです。 どちらの機種も相当な破壊力を秘めており、早い段階で実行された方の中には数ヵ月分の月収を稼いでしまった方もいるようです。うらやましい。もう今となっては日本全国津々浦々まで対策が施されているでしょうから、おこぼれに預かれなかった方はアルゼの次の十字キー搭載機に期待しましょう。アステカレジェンドとかね。 それにしてもアルゼさんってば、この裏仕様をバグと言い切ってしまうあたりさすが業界を引っ張っていく先進企業としての威光に満ちています。誰が見たってコリャ仕込だろっ!という乱暴な方もいるようですが、そんな電波な意見はとりあえず黙殺。造ったところがバグだというのですからこれは間違いなくバグです。だってサムスピはとても通常の打ち方では機械割が低すぎてどうもおかしいとか、発覚しても超簡単に対策できるようになっていてアフターフォローも万全だとか、・・・まァいろいろありますけど、ギャアギャア騒ぐ輩にはきっと天罰が落ちるに違いありません。 それから先週は、2メーカーで新機種発表会が開かれました。平和とアルゼです。 平和は『CRヤッターマンシリーズ』をリリース、ゲージやステージは和風祭彩と共通のようです。ヤッターマンといえば筆者の世代(30代前半)にとっては知らない人はいないだろうストライクゾーンを突いたモチーフだとは思いますが、このままいくと一通り当時のアニメキャラ、特撮キャラが出揃ってしまいそうな勢いですな。ま、タイムボカンでは無くヤッターマンを起用したあたりメーカーの好みが伺えますが。 ショールームにはデモ基盤台が設置されていましたので一通りのアクションを堪能しましたが、当時のアクション出まくりで、まさにタイムスリップ感覚。結構忘れかけていたキャラも登場し、ひとまず楽しんできました。が、パチンコ台としてはどうでしょうか?確かにキャラはアニメチックに動いてはいますが、一通り見てしまえば既にごちそうさま状態。昨今の液晶機が短命なのをなんとなく再確認した感じでした。 そしてアルゼ。新台は『サーフトリップ』タロットなどで使っていた筐体で、当然ハチマキリール搭載です。スペック的には2種類のアシストタイム(サーフタイム)を搭載、サーフタイム中はシングルボーナスを揃えてメダル増加、条件次第で終了後に復活アリ、その分BIG確率はマリンバ並(REG無し)、BIG獲得枚数は300枚前後、といった集中機を目指したけどなりきれなかった面影満載に仕上がっています。加えてモチーフがサーフィンなので第一印象がまんま○オサイで営業マンサイドからも苦笑いが出、哀愁漂わせる発表会だったとか。GW明けに3機種発表といわれつつ今回この1機種だけしか公式には出てこなかったため、多分すぐに次機種に営業の主力が移行するものと思われます。 どうもこの時期話題をかっさらうような機種は登場しないようです。他メーカーからも何機種か発表にはなっているものの、筆者の心をくすぐるものは今のところ・・・。もっともカタログやデモ基盤では実際の面白さがわからないという面はありますので、登場後の反応次第では大化けするものも中にはあるのでは、と切に希望しています。とりあえず、数は多く出ていますので次回以降順次紹介していくつもりです。 |
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