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今週のピックアップ! 1999年5月14日 第3号 マルホンからの新台は現金時短機「サンダースケルトンX」 すでに導入されたホールもあるので実際に打ってみた方もいるだろうが、この台は一般のデジパチとは大きく異なり、一見すると権利物のような印象を受ける。まずは基本スペックから。
■遊び方 メインデジタルが7セグメントの2ケタというのも最近では珍しい。シンプルイズベストのコンセプトなのだろうが、液晶表示の機種に比べるとやはりリーチアクションが単調になってしまうのは否めない。ノーマルリーチから発展するロングリーチと右デジタルがオレンジ色になるスーパーリーチ、ノーマル一旦停止からの全回転リーチなど。又デジタル回転直後に効果音が変わるリーチ予告機能を搭載しており、若干信頼度も上がるようだ。 レンチャンに関しては平均6レンチャンなので、10〜20連くらいは当たり前。その上元確率の甘さも加わり終了後→即引きなおしというパターンも多く見られ、一撃10000発クラスも珍しく無い。現金機としてはかなり爆発力がある部類になる。しかしその反面、ハマって単発という最悪パターンも当然ある。チューリップの賞球が5しかなく、投資スピードはかなり速いので過度の現金投資は考え物だ。 筆者が実際に打った時は新装直後であったにもかかわらず、全台ほぼ横並びの調整で、千円当たり3〜5回の回転率だった。(2.5円無制限)これは等価交換のボーダーラインさえも下回っているのだが、お客は内容がよくわからないために打ち続けている状態。元ゲージがかなり辛いために、こうした開店が他でもよくあると思われるので、注意が必要だ。 ミニデジタルのスルーチャッカーとクルーンへのワープ入り口はガバ開きで当たり前、その上電チュー上の左右の釘がかなり開けていないと勝負にならないと思われる。通常時電チューは0.5秒ほどしか開かないから上、横からの飛びこみでのチューリップ入賞はほとんど望めないからだ。ほぼクルーンからしか入らない為に入賞ムラは思ったよりも激しい。いくらクルーンに玉が飛びこんでもタイミングが合わなければ無駄になってしまう。 アタッカーへの寄りも注意したい。お世辞にも元ゲージがよいとは言えないので、調整によって±100個くらいはすぐに差がついてしまう。1回だけならまだしもこの機種の様に連続して大当たりするような台は微差がバカにならない。20回当たれば2000個も差がついてしまう。 一般的に、出玉の波が荒い機種は平常営業になると釘が特に締まってしまう傾向がある。ホールが締めようと思った時でも波で出すぎてしまう場合があるからだ。しかし逆に、今のように新台として導入された時は狙い目である。ホール側としても目新しいスペックを持った機種は使い方がよくわかっていないために、極端に甘くしすぎたり辛くしすぎたりする事も多々ある。(筆者の様に極端に辛いほうにひっかからない様に注意!)
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