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【29】

RE:波を伴う抽選

ハマリ1000回転 (2005年09月20日 22時45分)
自由に書いて良いとのことですので、遠慮無く(^_^;)。

pureな構成の完全無作為抽選か、いろいろな確率状態が混在しているのか?
これを検証するにはハマリ分布を求めれば良いことを【20】で書きました。しかし、こういう分布を求めるには、(おそらく)莫大な初当たりサンプル数(5000〜10000)が必要で、現実的にはなかなか難しいと思います。そこで、簡略化した現実的な検証方法を考えてみました(^^)。

ズバリ!時短(100回転)で、どの程度引き戻したかをカウントする方法です。
時短引き戻し数/初当たり数 は、pureな1/360マシンのみの場合、0.243(24.3%)になります。一方、キートスさんが仮に設定した混合物では28.2%となり、pureか混合物かで「時短100回転以内で引き戻す確率」が異なるわけです。この差を利用して、累積二項分布により検証するわけです。
時短100回転で引き戻す事象は、確率0.243で生じる独立事象と同じと考え、実際の遊技結果に有意差が出るかどうかを調べます。有意差があるかどうかの判断は、危険率によって変わります。

例えば、500回の初当たりに対して1/360のマシンが時短で引き戻す回数の期待値は、500*0.243=122回 です。これより多くなった場合には、混合物の疑いが出てくるわけです。危険率と時短引き戻し回数の関係はTable1 のようになります(下段は、Res【3】の混合物、引き戻し率0.282の場合)。

Table1 500回初当たり中時短引き戻し回数    
     期待値 10%  5%  1%
1/360pure 122  133 137 144
混合物   141  154 157 164

例えば135回の時短引き戻しがあった場合、危険率10%(本当に完全無作為抽選でも10%の確率で起こる事象を異常として判断してしまうこと)では「黒」ですが、危険率5%では「白」となります。危険率は5%で判断するのが一般的(私のようなボーダー教信者なら、より甘い危険率1%で判断しちゃいます(^_^;))ですので、この場合、
       完全無作為抽選と考えても矛盾は認められない
という結論に達するわけです。
逆に145回もの時短引き戻しがあったら、「混合物疑惑」が信憑性を帯びてくるわけですね。

さて、私の実績値はどうかというと、超激海MB(1/314.75)で初当たり147回、そのうち時短引き戻しは44回でした。超激海MBでは、時短で引き戻す事象は、確率0.273の独立事象となります。引き戻しの期待値は40回となり、44回引き戻すのは上位20%で起こってしまうあったり前の結果となりました。
完全無作為抽選を否定するデータとならなかったわけです。(^^)だから、まだボーダー教信者。

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RE:波を伴う抽選  評価

キートス水澤 (2005年09月22日 19時16分)

ハマリ先生、こんにちは。

ありゃま? 前回、理系の議論に多数決を持ち出したかと思えば、今回は旧基準機の議論に、04基準の超激海の実戦データですかぁ。。。
科学の本質なーんて、相手を見ずに生意気なこと書いちゃってるけど、ハマリ先生って、もしかして、超理系ですか?

ちょっと、心配になってきちゃったんで、信頼しきってた先生のシミュレートのほう、小生もやってみますね。

本トピ【3】の条件での結果はと。。。 あれれ、ハマリ先生のと全然違うじゃん。念のため、シミュレート結果を掲載しておこうね。

Table101 ハマリ分布のシミュレーション
ハマリ回転    純粋1/360    混合物
1-100    24.28%     27.32%
101-200     18.39%     19.25%
201-300     13.92%     13.68%
301-400     10.54%     9.82%
401-500     7.98%     7.11%
501-600     6.04%     5.21%
601-700     4.58%     3.86%
701-800     3.46%     2.89%
801-1000     4.61%     3.87%
1001-1500     4.65%     4.30%
1501-2000     1.16%     1.51%
2001-     0.38%     1.17%

で、1-100回転27.32%の検算として、大当り100,000回について、どの区間で当たったかを拾うと、
1/240区間、1/360区間、1/720区間の順に、50,000回、33,333回、16,667回になるよね。
次に、100回転以内の大当りが占める比率は順に、0.34133、0.24283、0.12976だから、
100回転以内の大当り回数は単純な掛け算で、順に17,066.65回、8,094.10回、2,162.74回です。
つまり、混合物100,000回の大当りの中では1-100回転のハマリが27,323.49回を占めていて
1-100回転ハマリは27.32%・・・てな具合でOKなんだよなぁ。。。。

というわけで、指名して、無理させちゃったみたいですね。 ホント、ごめんね。
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