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【20】

RE:波を伴う抽選

ハマリ1000回転 (2005年09月17日 15時02分)
キートス水澤さん、パープーさん、こんにちわ。ハマリ1000回転です。

キートス水澤さんのおっしゃる仮説、大変興味深く拝見しました。
1/240、1/360、1/720がそれぞれ1/3づつ含まれる混合物が実際のパーラーに置かれているとすると、確かに全体の確率は1/360となります。遊技者はデータを採取しても、ほぼ確率どうりなんで完全無作為抽選を否定するデータとして捉えきれないわけですね。ところが実際は、そういう「波(=当たり確率の変動)」が組み込まれていたと仮定して考察してみますね(^^)。

パーラーにおけるそのような台のメリットは、キートス水澤さんのおっしゃるように、「持ち玉比率の低下」のみだと思います。当たりすぎても、当たらな過ぎても持ち玉比率は低下するので、pureな構成より混合物の方が持ち玉比率は低下するわけです。当然、算数で導かれる損益分岐点より、高い損益分岐点が要求されるわけですね。ただしこれは低確率の台を含め、全てが同じように稼働している条件付きです。そのようなことが期待できないような店(ハマリに耐えれない客のばかりの店)では逆効果になってしまうリスクがあります。

さてこういう仮説は、「完全無作為抽選」の仮説同様、証拠を示さないと「完璧なる机上の空論」になってしまいます。そこで、検証方法を提示してみますね(^^)。
ここでは、初当たりから初当たりまでに回した(時短を含む)通常確率時の回転数を「ハマリ」と定義します。保留玉1回転で当たったものは感情的にはハマリとは到底言えませんが、ここでは「1回転のハマリ」と呼ぶことにします。純粋な1/360マシンのハマリと、それぞれの確率(の状態)が1/3ずつ含まれているマシンのハマリ分布は異なります。これをシミュレーションしてみました(多分あっていると思いますが、どなたか検証していただけると助かります(^_^;))。それをTable1に示します。

Table1 ハマリ分布のシミュレーション
ハマリ回転 1/360のみ  混合物
1-100     24.3   28.2
101-200    18.4   19.8
201-300    13.9   14.1
301-400    10.5   10.0
401-500     8.0   7.2
501-600     6.0   5.2
601-700     4.6   3.8
701-800     3.5   2.8
801-1000    4.6   3.6
1001-1500    4.7   3.6
1500-2000    1.2   1.4
2000-      0.4   0.4
     (数字は百分率:%)

結果は驚くべきものでした。結果を最初に見たときには信じられませんでしたよ\(◎o◎)/!。1/720の台が1/3も含まれているわけですから、混合物の方が深いハマリが多いと思っていたのですが、どうも違うようです。1500ハマリ以上は混合物の方が増えますが、その量もわずかだったんです。混合物では300回転以下で頻繁に当たり、300-1500回転ハマリの割合はむしろ少なくなってしまいました。このシミュレーションの前提は、
      いずれの確率(状態)の台も通常確率時に同じ回転数稼働させた
ということです。高確率台は当たり過ぎるのですが、回転効率の良い時短も多く期待でき、この前提は現実とそれほどかけ離れているとは思いません。

「深いハマリがしばしま訪れる」
という感覚から、
「それは低確率の台になっているに違いない」
という発想が生まれ、それだけでは全体確率が変動してしまうため、
「それを補う高確率台もあり、パーラー全体では設定確率になる」
という仮説だと思いますが、そのような混合物では中〜深いハマリの出現頻度はむしろ低下してしまうようです。

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RE:波を伴う抽選  評価

キートス水澤 (2005年09月20日 19時31分)

ハマリ先生こんばんは。

>引退宣言投稿以来、掲示板を避けていました。・・・Resが遅れたのは、そういう理由ですのでどうかご容赦下さい。

 無理からぬことです。・・・・小生は来ていただけただけでhappyですから。

>ただしこれは低確率の台を含め、全てが同じように稼働している条件付きでハマリに耐えれない客のばかりの店では逆効果になってしまうリスクがあります。

 だとすると「ボーダー以上なら、回すだけプラス収支」の教えに忠実に気合で回わすボーダー教徒がホールのリスクを軽減させているのかもしれません。

>純粋な1/360のハマリと、確率状態が1/3ずつの台のハマリ分布をシミュレーションしてみました。

 シミュレーション結果の掲示ありがとうございます。なるほど、小生の設計例は1500回転を超える強烈なハマリ出現頻度が増加するのですね。勉強になります。
 でも、目的はハマリ出現頻度ではなく収支ですよね、盤面表記のスペックが同じでも、確率複合機のボーダーは純粋機よりも必ずボーダーが辛いという結論にハマリ先生と小生が同意するだけで充分だと思うのですが。。。(シミュレーション技術は立派だと思いますが)

>深いハマリが訪れる感覚から、低確率の台の発想が生まれ、〜という仮説だと思いますが、

 自覚している仮説の源は、小生が設計者ならどんな台を作って他メーカーとの差別化をはかりホールへの販売に結びつけるだろう? というのが出発点でした。。。議論の進行にはなんの支障もありませんが・・

>完全無作為抽選という【前提条件】の下では、パチンコは・・・この仮定に誤りがあったら、全く別の数学が展開される可能性もあると思います。私はそちらについては今まで全く言及てません。

おっしゃるとおり全く言及されていませんでした。で、言及させてみたくなってディベート的に「神の手の存在」を応援してしまい。。。御容赦ください。

>非ユークリッド幾何学のように。どちらが真実か?どちらが真実の可能性が高いか?・・・これについては、もしかしたら永遠に議論が分かれるかもしれません。

 非ユークリッドのように大そうな話ではありませんが、巷ではボーダーとオカルトが分かれています。で、その究極は「完全無作為」であるか否かだと感じています。それゆえ、例のマンガ家のトピのように、この究極に触れずにお互いが相手を言い負かそうとする行為自体が無意味に思えます。

>ただ、これだけは言えます。「あやふやな完全無作為抽選」を認めた上での理論は、ボーダー論?として既に構築され、大多数のボーダー教信者により、「矛盾があるという証拠が無い」あるいは、「ほぼ正当性が検証されているようだ」という結論が出ているのではないでしょうか?

 なぜ多数決に移行するのでしょうか? その昔、大多数の信者の力で天は動かされていたと聞き及んでおります。 ふと立ち止まってニュートラルな気分で過去の偉人に思いをはせるのもたまには良いのでは?

>これに対して、それを否定した条件での理論はまだ構築されていないかと思います。もちろん、私は既に分かり切っていることなどに興味有りません・・・理系ですから。このトピで、画期的な理論、パチンコ界の「非ユークリッド幾何学」が構築されることを切に望んでいます。

 手きびしいですね。 小生にもRom解析は無理ですしメーカーのスパイも無理です。
 というわけで、ハマリ先生も小生も「完全無作為」の根拠を持たない以上ディベートとしては先に進めないように思います。

>また、Resを全て読んでから、気づいた点があれば書き込ませていただきますね。

御自身の板のつもりで、今後ともぜひ御願いします。
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RE:波を伴う抽選  評価

パープー (2005年09月20日 01時16分)

トータルでの確率は1/360だとすると結局はそうなるんですよね。毎回1/360で抽選しているのが一番いいんですが大爆発の日やドハマリの日なんかを経験すると仮説のような確率モードが存在するのでは?とか思ってしまいます。

もう1つ。確変の継続率です。これも1回1回50%なり68%なりで抽選しているとするわりには異常に連チャンが伸びることもあり、例えば、これも実際にはトータルで60%になっているんではないか?と考えることがあります。つまり80%の時もあれば30%の時もあってそのモードの1周期トータルで60%、とゆうことですが。。。

もしそうなら今までの異常(と思える)連チャンやワンセットの嵐も簡単に説明がつくんですよねー。。。

トータルとしての継続率はスペック通りなのでデータを取っても証明はできず。。。

ただ初当たり確率にしろ、継続率にしろ、やっぱり1回1回の抽選だから楽しいのかな、と。もしモードがあるのならワンセットだった場合、かなり怒れますからw

まぁ、どっちにしろ回る台を打つ、が基本なのは変わらないですが気になりますね。
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