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読釘術、その1

キートス水澤 (2005年09月16日 13時53分)
 えーっと、04基準機以前の機種について「独立抽選」であることを匂わせるネタをお持ちの方は今のところいらっしゃらないようですね。 というわけで、少し話題を変えて、今回は読釘の第1回、「読釘の考え方の基本」をレクチャーしましょう(読釘に自信のあるかたはスルーしてください)。

 まず、読釘は苦手だとおっしゃるかたのほとんどが、命釘の開き具合を重要視しているのではないかと思います。で、命釘が一番開いている台に座っているのに回らない。。。やっぱ、釘じゃなくて磁石かなーとか思ってしまうんですよね。 小生も、最初はそうでしたから気持ちはよくわかります。

 実は、現在のキートス流読釘の基本は命釘やワープ入り口の絶対的な広さよりもバランスを最重要視しています。

 いきなりバランスって言われてもわかりにくいと思うので、最初に底に5つほど穴を開けた紙袋を想像してみてください。で、1箇所に赤マジックで印を付けてからパチンコ玉を放り込みます。赤穴のサイズが12mmで他の4つの穴が11.5mmの袋と赤穴のサイズが13mmあるけど他の4つの穴が15mmの袋では、どちらが赤マジックで印を付けた穴を抜けやすいですか?

 どうでしょう、そう、12mmのほうが13mmよりサイズが狭いのにS入賞口の赤穴によく入るのが想像できますよね。で、赤穴はS入賞口、その他の穴は、例えばスルー下のこぼしとか、風車の振り分けとか、道釘のこぼし、って感じです。

 というわけで、今回の講座、読んでる人の技量もわからんし、やっぱ、釘に関しては実機とか写真無しでは理解してもらえてないかも知れんなーって不安も感じつつ、とりあえず今回はここまでです。

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読釘術、その2  評価

キートス水澤 (2005年09月22日 19時13分)

今回は読釘の第2回、「寄りと命」です。

(読釘に自信のあるかたは前回同様スルーしてください)。 雑誌なんかでも言い尽くされているとおり、寄りの基本は風車上の連釘がノーマルから右向き、風車がノーマルから左向きが、望ましいく、こういった調整だと玉が風車左にこぼれずに命釘に向かいます。

 仮に、寄りの玉のこぼしが、40/100個(命方向へが60/100個)で、命の入賞が10/100個の台があるとします。この台の釘の構成要素が寄りと命の2箇所だとすれば、S入賞率は6/100個です。で、寄りを調整して命方向へ70/100個流れるようにすればS入賞率は7/100個です。実はこれ3個戻しの機種なら18.3回/Kと22.2回/Kとなり約4回転/Kの差になるのです。寄りの1割の違いが4回転ですから結構大きいですよね。

 読釘は苦手だとおっしゃるかたは、ホールで同じ機種5台ほどの命釘の調整と、風車まわりの調整をチェックしてみてください。
 どうでしょう? 命釘にくらべて、風車やその上の連釘の違いはハッキリわかるはずです。

 前回、紙袋に玉を投げるイメージの話をしたとおり、一つでも大きな穴が開いていれば厳しいので、寄りが良い台は必ず回ると言うつもりは全然ありません。ですが、逆にホールが出す気マンマンの台は必ずといっていいほど寄りの出来が良好です。なので、カニ歩きするときに、「寄り1割で4回転」の心意気で、せめて風車まわりだけでもチェックして歩くと明らかに悪い台を避けて効率的にカニ歩きができます。釘に興味のある方は是非試してみてください。
※注意:実際の台はワープルートの影響などで単純に「寄り1割で4回転」とはなりません。

ところで、ウルトラセブンの寄り釘ですけど、こいつは、単に命釘に向かっても、より釘直後に役物にあたるため、勢いがないために命釘に届かない場合が結構あるようです。このため、風車の振り分け率が同じ場合では、風車左向調整よりも風車上連釘が右向きで2列の間隔が広い調整が有利なようなので、その点も注目してみてください。
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