返信元の記事 | |||
【164】 | RE:統計学論 おやじプロ (2002年09月14日 00時50分) |
||
ううっ! とっくに済んでたつもりでしたが、、、、 よく読み返してみると、順序だてた説明はどこにもないですね。 あまがえるさんの49番のカキコがそれに近いものですが。 じゃ、できるだけ簡単に説明します。 前提:50040回転で当り139(ピッタシ1/360) 1.まず大当り回数の理論値を出します。 50040÷315.5=158.61 2.標準偏差を出します。 正確な式は √[50040÷{315.5×(1−1/315.5)}] ですが、少し省略して、 √(50040÷315.5) =√158.61 =12.59 これで、ほぼ正しい値になります。 3.大当り回数の(理論値−実際)を出します。 158.61−139=19.61 4.3で出した差を標準偏差で割ります。 19.61÷12.59=1.56 これが、あまがえるさんの書き込みにあるμです。 5.「正規分布表」の1.56の所を見ます。 そこには「0.059380」という数値が書いてあります。 つまり、50040回転で 大当り回数≦139 となる確率は5.9%となります。 6正規分布表 統計と確率の本には大体載ってます。 私のアンチョコは 「確率と統計」(財)放送大学教育振興会 ¥2400 ですが、多分もっと安い本があると思います。 7.ちなみに、私は以前のレスで述べてた「偏差値」というのは、 50−(10×μ) この場合 50−15.6=34.4 偏差値34.4となります。 8.注意点 「工業製品の製造誤差」等に使用する場合、μ=2(偏差値30と同じこと)を用いるケースが多いので、パチンコへの応用でも、これを用いる(これ以下はクロとする) 人がいますが、パチンコの場合は、もっと範囲を広くとらないと、長く打ってるうちにクロだらけ、みたいになってしまいます。 μ=2 の確率は2.3%ですが、 5万回転/月 とすると、43.5ヶ月に1回そんな月があって普通なわけですから。 |
■ 250件の投稿があります。 |
25 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 |
【172】 | ![]() |
一軒家タナカ (2002年09月17日 10時58分) |
|
これは 【164】 に対する返信です。 | |||
ふぅ。。なんとなくわかってきました。<統計学 で、3つほど追加質問させてください。 1.正規分布表の数値、あれを式で算出する場合の公式がわかれば幸いなんですが・・・ サイトでいろいろ見てきましたが、それらしいのがない、あるいはそれらしいのがあるのに難しくて理解できていない模様でして(笑)。 2.偏差値の考え方がいまいちわかりません。 例えば34.4だと、どういった数値になるのでしょうか? 3.実際のデータが仮に1/315.5になったとしても、一日目は1/50(1000回転)で当たり続け、2日目・3日目で当たりなし(6000強回転)というふうに極端な出来事になったときなどのようにとてもシロとは思えない偏りが発生する場合がある場合(これは極論の例ですが)、ではどこでどう区切って考察すればよいか微妙な時があります。 実際、どのくらいでデータを区切って考えたらよいのか、例のプログラムのバージョンアップを検討してる都合上、実に悩むところでして。。。 もしおやプロさんがそういったプログラム(シロクロ判定ロジック)を作成するとしたら、これをどう考えながらアルゴリズムを組み立てていくでしょうか? お忙しい中だと思いますが、お時間のある時にレスをくださりませ。 |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
© P-WORLD