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トピック
ただごとではない話 ただ者 (2020年02月01日 00時35分)評価

トピタイに特に意味はありません。何気ない日常を、ありのままに。

■ 106件の投稿があります。
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【106】

また会う日まで  評価

ただ者 (2020年07月09日 23時06分)

またいつもの悪いくせが出てしまった。

もうほとんど書き込み意欲がない。
まぁ私にとっては普通というか、いたって正常なのだろう。
あくまで自己満足の世界。ある程度満たされたのだと思う。

数ヶ月後か、はたまた数年後かはわからないが、書きたくなったらまた始めればいい。
まぁ、そういうことでいいだろう。

それでは皆さん、ごきげんよう。
【105】

愚痴  評価

ただ者 (2020年06月26日 17時03分)

そう言えば、一つ書き忘れていた。
換金したある店舗での出来事。

「30万円分、交換お願いします」

すると、なぜか異様に景品が多い。
そう、店員が誤って貯玉全てを交換してしまったのだ。

「30万円分って言いましたよね?」
「あっ、すみません」

でももうあとのまつり。景品に変えてしまったものを貯玉に戻すことは出来なかった。
その店は等価ではなく、再プレイ上限なしで手数料もなし。
つまり、貯玉で遊戯することの恩恵が大きい。
対応してくれたのは若い子ではない。ネームはよく見えなかったが、格好から、おそらく主任クラスの人だと思う。
正直、わざとじゃないかと思った。まぁ実際のところは違うんだろうけど、かなり腹が立った。
でも、またこの店で打つこともあるだろうし、パチンコ店でのいざこざはもうウンザリ。
無言でこの事実を受け入れることにした。

・・まぁそれでもやっぱり、納得いってないんですけどね。
【104】

近況  評価

ただ者 (2020年06月26日 12時55分)

筋トレを始めてから、手のひらの皮が厚くなった。
と言っても、よくマメができる部分の話。ここが厚くなってガサガサしている。
洗顔のときにその部分が当たると痛いんで、洗顔のときはかなり気を遣うようになった。

ま、そんなどうでもいい話は置いといて、筋トレ始めてから、全ての筋力が飛躍的に強くなった。当然、握力も格段に強くなった。
握力って、なんとなく指の力が影響しているイメージがあるけど、やはり大半は前腕の筋肉の力なのだろう。
つまり、前腕はかなり大きくなったが、指の太さはほとんど変わっていない。
ほとんど変わってないと言うより、ここ30年全く変わっていない。
私の薬指には9号の結婚指輪がはまっているが、いまだにスポスポ抜ける。
歳を取ったら多少はきつくなるだろうと思っていたが、全くそんなことはなかった。
本当に簡単に抜けてしまうのだ。やっぱり8号にしとけばよかった。

で、また話は変わり、県外への移動規制が解除されて、約半年ぶりに自宅に帰った。
そのときに、とりあえず250万円分の貯玉を換金した。7店舗回るのに丸一日かかった。
換金したお金は私のヘソクリ口座にすぐ入金した。

でも、あれからずっと、未だにパチンコはしていない。
私はいつになったらパチンコを再開するのだろうか。
自分でもよくわからない。
赴任先も含め、まだまだ貯玉はあるので、現金を使う必要は全くないのだが、なぜか行こうという気にならない。
他にやりたいことがあるわけでもない。何かやってるわけでもない。
パチンコに行く時間はいくらでもある。でもなぜか、足取りが重いのだ。
実は何回か、パチンコに行こうと思って車を走らせたことがある。
でも結局、途中で引き返して買い物だけして帰ってきてしまった。
客観的に見れば普通というか、これで正常なんだろうけど、私にとっては異常。
そう、緊急事態なのだ。

パチンコをしないただ者なんて、何の価値もないんじゃあ!!

と、最近自分に言い聞かせております。
【103】

私が変わったあの日(前編)  評価

ただ者 (2020年06月22日 12時10分)

小学6年になってすぐ、近所に同級生の男の子が転校してきました。名はまさる。

クラスが別だったので、すぐに仲良くなった訳ではないんですが、親同士がすぐに仲良くなり、「まさるちゃんと仲良くね」といつも言われていたので、大体一緒に遊んでいました。
でも中学に入ってからは、私も新しい友達がいっぱいできたし、またクラスも別だったので、あまり遊ばなくなりました。

そんな中学1年のある日、彼がとんでもない大嘘をつくのです。
当然周りからは嘘つきと罵られ、みんな彼を無視するようになりました。私もその中の一人でした。

「最近、まさるちゃんと遊んでないんじゃないの?」

「あんな嘘つきと遊べる訳ないだろ」

彼がついた嘘はこうです。

『僕の兄ちゃんは中学のとき番長だった。喧嘩では誰にも負けなかった』

私も含め、同じ小学校出身者は彼に兄がいないのを知っています。
でも、その事実を知らない、別の小学校出身者に、そういう嘘を言いふらしていたのです。

そしてその2週間後から、彼は学校を休むようになりました。私は風邪だと聞いていました。

そして、彼が学校を休み始めてから5日目、帰宅すると母がいきなり、「あんた、自分のしてることわかってんの!!」と、物凄い剣幕で私に言うのです。

私には何のことを言っているのかさっぱりわかりません。

「何が?」

「何度も仲良くしてあげてねって言ったでしょ!!」

「あーそのこと、嘘つきとは仲良くできないって言ったじゃん」

「嘘つきじゃないの!!」

聞けば、彼には本当にお兄さんがいたと言うのです。でも、転校してくる2年前に交通事故で・・

私は何とも例えようがない気持ちになりました。というより、どのような心境になったのかよく覚えていません。
ただ、私は彼に謝らなければならないと強く思いました。

私はすぐ彼の家に行きましたが、「ごめんね、ただ者くんとは会いたくないって言ってるの」と、お母さんが申し訳なさそうに言います。

当然です。真実を見つめようともせず、確かめようともせず、勝手に友人を嘘つきと決めつけたのですから。

でも私には謝ることしかできません。それ以外には何も思いつきません。
私はお母さんに、「どうしても謝りたいんです。会わせてください」と嘆願しました。

「わかった。でもこのことを言ったら、多分あの子部屋の鍵を閉めると思うから、そのまま黙って行って」

私はドアを開けすぐさま顔を床につけ、「ごめん」と土下座しました。それ以外の言葉は思いつきませんでした。
【102】

私が変わったあの日(後編)  評価

ただ者 (2020年06月22日 11時59分)

「やめて、ただ者くん、僕が会いたくないって言ったのは、ただ者くんが嫌いになったからじゃないんだ。僕は今でもただ者くんが一番大好きだし、いっぱい感謝してる。ただ、自分のこんな情けない姿をただ者くんに見られるのが嫌だったんだ。恥ずかしかったんだ。
僕ね、実は前の学校でもいじめに遭ってたんだ。友達もほとんどいなかった。でもこっちに来てからはただ者くんが仲良くしてくれてすごく嬉しかった。ただ者くんと仲良しっていうだけで、誰もバカにしないし、いじめられることもなかった。僕、こんなに学校が楽しいって思えたの初めてだったんだ。全部ただ者くんのお陰だよ。
でも、中学に入ってからはまた僕いじめられるようになって。でもただ者くんに頼ってばかりもいられないし、それじゃ前に進めないし、何とかしなきゃって思って。兄ちゃんのこと、本当は誰にも言わないって決めてたのに、やっぱりすごく怖くなって。あんなこと言っても同じなのに、何の解決にもならないってわかってるのに、でも僕は弱虫だから、やっぱり何かにすがりつくしかなくて。怖くて、本当に怖くて・・」

なぜ・・・
どうして・・・

全く知らなかった。まさかこんなことになっていたなんて。

彼はずっと、耐えて、耐えて、耐えようとしてたんです。
前に進もうと、自分を変えようと、本当に死にもの狂いで生き抜こうとしてたんです。

彼は決して弱虫なんかではありません。

でも、それでもやっぱり、恐怖に押しつぶされそうな毎日を過ごしていたに違いありません。

なのに私は・・・

このことは、私にとってあまりにも衝撃的で、そして驚愕の事実でした。
悔やんで悔やんで、そしてくやしくてくやしくて仕方がありませんでした。

でも、それでも間に合ったのです。最悪の事態だけは免れました。
今となってはもう、それだけで十分。

私がやるべきこと、やらなければならないことは明白。今はもうそれだけで十分。

明日からは一緒に学校に行こう。
心配しなくていい。またすぐに、学校が楽しいって思えるようになるから。

『毎日を一生懸命生きる』という私の原点が、ここにあります。

あの日のことを、強く胸に刻んで・・
【101】

告白  評価

ただ者 (2020年06月19日 16時21分)

「お願いします」

「ごめんなさい」

「えっ?え〜〜」

嘘でしょ?そんなはずはない。ドッキリ?

若い頃の合コンでの出来事です。
当時流行ってた『ねるとん』に倣って、最後は男が告白するということになりました。
はっきり言って、私は確信に近い自信を持っていました。

『どこをどうみても間違いなくオレに気があるでしょ』

その子の言動、素振り、その全てが、私にそう思わせました。
で、結果がこれですよ。ホントに目ン玉飛び出るかと思った。
マジで「この子、何冗談言ってんの?」って思っちゃいましたよ。
でもこれが冗談じゃなかったんですよね。トホホ。

スナックの女の子やキャバ嬢を相手にしてるんだったらわかります。これまでにも何度も失敗してきましたからね。

でも相手は普通?の女の子ですよ。他にいっぱい男いたのに、私が引き留めておいた訳じゃないのに、ずっと私にべったりだったんですよ。

あの行動は一体何だったの?彼女の意図は何?
彼女にとって、何か得になることはあったのでしょうか。

この出来事はプチショックと言いますか、ちょっと自信をなくしましたね。
でもある意味、というか、今になって振り返ると、逆によかったのかなぁとも思います。

それからは、色んな事に対して、あまり過度の期待をしなくなったようにも思いますし、このことがあったから、最悪とは言わないまでも、ある程度の悪いケースも頭の片隅に想定しながら、物事に取り組んでこれたのかなぁとも思います。

でも最後に、言い訳だけは書かせてください。

私は正直、そこまでその子のことが好きな訳ではなかったんですよ。他にもっと気になる女の子もいましたし。

でもほぼ最初から最後まで、隣にずっとおられたら、男としては絶対に他の女の子のところには告白に行けない。
本当はそんなの関係ない、そういう風に考えるのはおかしいとわかっています。

わかっていますけど、でもやっぱり、男としては・・・ねぇ?

そして実は私、女性に告白したのって、後にも先にもこの一回だけなんですよね。
その唯一の告白が、まさかノーとはね。
いやはや、悲しいもんです。
【100】

すれ違いの傘  評価

ただ者 (2020年06月18日 14時48分)

ことは30数年前のとある4月の月曜日。

この日は社会人一年生である、とある先輩の初給料日。この日は前々から焼肉をおごってもらう約束をしていた。

なので、昼過ぎには早々に帰ろうと思っていた。まぁ、別にそんなのは理由にもならないが。

でもこんな日に限って昼前から雨。そういやみんな傘を持ってきてたな。
ニュースや天気予報見てないのはオレだけか。

まぁいいや。気にせず濡れて帰ろう。

そして、午後の一時限目を終え、こっそり帰ろうとしていたら、クラスの女の子が、「これ使っていいよ」と言って傘を差しだしてきた。

なぜ帰ろうとしてたのがバレたのか、傘を持っていないのを知っているのか。
まぁいいや。

でも百歩譲っても男が使う傘には見えない。

「こんな女々っちい傘差せる訳ねぇじゃん」

「いいじゃん別に」

私は早く帰りたかったのと、あまり周りには気付かれたくなかったので、差すつもりはなかったが、とりあえず借りてそそくさとその場を去った。

すると、校舎の出口で見たことのない女の子が立っていた。見る限り、帰ろうとしている様子。

「んっ、オレと一緒でサボりか(笑)」

んなことを思いながら、別のいいことを思いついた。

「そうだ、この傘、この子に貸してあげよう」

まぁ正直、何も考えていなかった。
差すつもりはさらさらなかったので、何も考えずに勢いだけで「これ使いなよ」と言って傘を渡し、私はそのまま学校を後にした。

そして夜、私はやっと自分のしてしまったことの重大さに気付く。

そう、借りたものは返す、当たり前のこと。
なんでオレは人のものを勝手に貸したりしたんだ・・・

その子を探し出して返してくれって言うのもなんだしなぁ。どうしよう。

でも次の日、幸運にも傘を貸してくれた女の子がこう言ってくれた。

「傘、別に返さなくてもいいから」

「んっ?ああ、そのうち返すよ」

そう返しつつ、内心はホッとしてた。

でもこんな、返すつもりもない、嘘の返しをして、そのまま終わるはずはないのだ。

その日の昼休み、見慣れない、でもなんか見たことのある人が教室を覗いている。
そう、それは昨日、私が傘を貸した女の子。

・・やばい。

一気に心臓の鼓動がマックスになる。

私はすぐに目を背けたが、気づかれてしまった。

「やっと見つけましたよ。昨日は本当にありがとうございました。濡れて帰られたので、お借りしようかすごく悩んだんですけど、本当に助かりました」

・・うぅ、マジでやばい。

あの子の顔を見ることができない。見れないけど、あの子がずっとこっちを見ているのはわかる。

今、あの子の目には、この光景がどのように映っているのだろうか。

弁解の余地はない。今、あの子の目には、私が最低の男に映っていることだろう。
いや、そこにいるのは紛れもなく、最低の男だった。

私は全くあの子の顔を見ることができないし、そこにいるのがあまりにも苦痛だったので、たまらず教室を後にし、屋上で時間を潰した。

そして、今日ももう早退しようと教室に戻ると、あの子の姿がない。
あの子は、具合が悪いと先生に申し出、早退したとのこと。

入学以来、あの子はよく私に話しかけてくれた。でもその後、あの子が私に話しかけてくることはなかった。

そして私も、何度も話しかけようとは思ったが、結局、声を掛けることはできなかった。

そして月日は流れ、二人は一切の言葉を交わすことなく卒業していくのです。

あのときの、あの傘だけを残して・・・
【99】

あっかんべぇ〜  評価

ただ者 (2020年06月18日 10時19分)

電車に乗ると思いだすことがある。

高校のころ、先輩と一緒に電車に乗っていると、対面に3人組の悪ガキが座ってきました。

そして座るなりいきなりガンを飛ばしてきたのです。

一体何なんだ、こいつら・・・

何気なく先輩を見ると、ニヤニヤしながらあいつらを見ています。

・・って、原因はこちらでしたか(汗)

面倒くさいから他人のふりしとこっと。

と、そこへ一人の女の子があいつらのところへ来て、何やら仲良さげに話を始めました。
う〜ん・・・何でしょうかねぇ、あんなブッサイクな野郎どもに親しく話す女の子。

不思議ですねぇ。

そして無性に腹立たしくなるというか、イライラしてくるのです。
私の勘違いかもしれませんが、あいつらが『どうだ』みたいな感じでニヤついた顔をしたんですよ。
その姿を見てどうしても許せなくなったんですよねぇ。

で、抑えきれずに爆発してしまいます(汗)

「次の駅で降りろ」

とりあえず駅のロータリーの右手の路地の辺りに連れていこうと思ってました。

で、このあと大失態をしてしまうのです。

先導する形で前を歩いていたんですが、階段に差し掛かった瞬間、後ろから思いっきり跳び蹴りを食らったのです。

3〜4mほど飛んだんですかね、階段から転げ落ちました。
そして不覚にも手首を捻ってしまって、あまりの激痛に、追いかける気にもなりませんでした。

そして、今でも目に焼き付いて離れない光景。

この野郎と思って見上げた私の目に入ってきたのは、何と、あっかんべえをして去っていくあの女の子の姿だったのです。

マジですよ。この歳になってあっかんべえをされるとは夢にも思っていませんでしたよ。
そしてその後ろには、ニヤついた顔のあいつらが・・・

「ただ者ちゃん、マジだっさ〜い」

いやいや、そんな冗談言ってないで早く・・
って、それは戦闘意欲ゼロの顔ですね。
はいはい、わかりましたよ。

それからどれくらい経ったころでしょうか、ほとんど時間は経ってなかったと思うんですが、すぐに警官がやってきましたよ。

ハイエナかあんたらは(笑)

「いきなり突き落とされたんだって?」

「あっ、いえ、こいつ、女の子に見とれてて足踏み外しただけなんですよ」

んなわけねぇだろ(怒)

「ただのガキの喧嘩っすから、気にしないでください」

いやしかし、こんなにも無様な姿を晒すことになるとは夢にも思っていませんでしたね。
まぁでもはっきり言って、完全にただの僻みですからね。

・・と、今は思えますけど、当時ははらわた煮えくり返って、居ても立っても居られなかったですけどね。
【98】

女性は強し  評価

ただ者 (2020年06月18日 08時45分)

「ただ者くん、ちょっといい?」

ある日、スケバン3人組に呼び出されました。

ヤバい、これはオモチャにされるのではないでしょうか(汗)

「笹本くんってさ、彼女っていうか好きな人いるのかな?」

なんだ、そういうことでしたか。少し期待してしまったではありませんか(笑)

「ん〜、いるんじゃね?」

はい、出ました、いい加減対応。

「そう・・」

その中の一人が、すんげえ悲しそうな顔をしたんです。

そして更に別の一人が、これまたすんげえ顔で私のことを睨んでいるんですよ。

・・・またやっちまったか(汗)

「あっ、うそうそ、ごめん、それとなく探り入れてやるよ」

かくして、私の探偵生活が始まりました。

「笹本お前さ、永野のこと好きだろ?」

・・って、へたくそかっ!!

「いや、別に」

「じゃあ好きになれ」

・・だからへたくそかっ!!

「なんだよそれ。ただ者くんが好きになればいいじゃん」

かくして、私の探偵生活に終止符が打たれました。

そして私はガン付け花子に報告。

「どうやら笹本は永野のこと好きじゃないみたいだぜ」

「そう」

あれ?なんか意外な反応。

「いいの?」

「別にいいんじゃない。っていうか、好きじゃないのに好きになれっていうほうがムリでしょ」

「本当にいいのかよ」

「何よもう、そんなに言うんなら、ただ者くんが好きになればいいじゃない」

あれ、また怒っちゃった。っていうか、なんか聞いたことのある台詞。

と、それはさておき、私は何が何だかわからなくなってしまいました。
結局、私のやったことと言えば、ただのパシリ。で、ヨシヨシさえもしてもらえないという。

よくわからないし、何か納得がいかないので直接問い詰めることにしました。

「永野お前さ、笹本のことが好きなんだよな?」

「ううん、別に」

はい?そんなわけないでしょ。

「あのとき悲しそうな顔してたよね?」

「そうだっけ?(笑)」

一体どういうことでしょうか。あのときとは打って変わって、屈託のないこの可愛い笑顔。眩しすぎるではありませんか。

・・・!?

まさか、もしかして・・・

私はこのスケバン刑事三姉妹にしてやられたのでしょうか。
いや、そんなはずはないでしょう。もしそうだとしたら、ちょっと末恐ろしいですよ、これは。

でもこの現状は、どう理解すればいいのでしょうか。
【97】

におい?  評価

ただ者 (2020年06月16日 16時36分)

突然ですが皆さん、においって気になりますか?

香りって言えば、私と同じで爽やかなイメージがありますよね。

でもにおいって言うと、基本的にそういうイメージはあまりないと思います。

ん?ちょっと待て。なんか今ツッコミどころがあったような・・・

あっ、そうそう、でも世の中にはにおいフェチと呼ばれる貴公子たちも存在いたしまして、一般的に毛嫌いされるようなにおいでも、その方たちにとってはとてもいい香りになります。

私は貴公子ではないと思ってるんですが、皆さんはどうでしょうか。

例えば腋のにおい。いわゆるワキガってやつです。どうですか?

好きな方います?

え?好き?そんなあなたは貴公子です(笑)

私はですね、男の腋のにおいはめっちゃ嫌なんですけど、女性の腋のにおいは全然気にならないんです。

つまり、男は『腋の臭い』で、女性は『腋の匂い』って表現になるんですよ。

って、それってやっぱりにおいフェチかな?

あっ、そうそう、こんな話知ってます?

とあるカップル。もう長年付き合ってるんだけど、なぜか彼女がエッチを拒む。
シビれを切らした彼氏は、とうとう怒ってしまいます。

「好きじゃないんだったら、もう別れる」

いえいえ、そんなことはありません。彼女はめちゃくちゃ、本当にもう心の底から彼氏のことが大好きです。
でも彼女には、どうしてもエッチに踏み切る決心がつかない理由があったのです。

そうです、彼女はワキガでした。

それを知られるのが怖くて、それで嫌われてしまうのが本当に怖くて、どうしても踏み切ることができなかったのです。
でももう限界だと思った彼女は、踏み切る決意をします。

でも彼女は、裸になっても絶対に腋を開きません。においを嗅がれたら、嫌われてしまうとわかっているから。

両手にいっぱい力を込めて、かたくなに腋を締めている彼女に、彼氏は「大丈夫だよ、力を抜いて」と言った。

彼女は終わりを覚悟した。あんなに楽しかった日々が、あの夢のような日々が、今日で終わってしまう。でももう、どうしようもない。

腋を開いた瞬間、彼氏はことの全てを理解した。彼女がなぜ、かたくなにエッチを拒んでいたのかを。
嫌いになったからではなく、好きだからこその拒絶。本当に胸が苦しくなった。

そして、顔を真っ赤にして恥ずかしがっている彼女をみて、本当に愛おしく、ずっと守っていこうと心に誓うのでした。

さて、これが私の体験談であるかどうかは、想像にお任せします。

あっ、うそですよ、私ではありませんからね。
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