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【17】

RE:カンパチ・ベルガーZXR

ホヤ (2016年05月02日 00時42分)
>理論武装、読書

もっぱらネットっすね。
メディアも本も作り手次第で右往左往出来ちゃう訳です。
一方ネットでは知りたい事をより深く知る事が出来ますので。
それに理論で武装しようと思ってはなく、正しい知識を得たいだけ。

しかし、読書はとても良いです。
最近の子供って読書してるんでしょーか?
子供の枕元で親が昔話を読む。
こんな当たり前で子供にとって安らかな事が今でも続けられているのでしょうか?

>差別というのは、
>「人間が、他の人間から殺されないように、他の人間を押さえつけよう」
>という意識から生じているのではないか、と思います。

仰る通りで御座います。
非の打ちどころも無い。

だが、東南アジア諸国民に【差別】という概念があれば植民地化されなかったでしょうね、
黒人もね。
つまり【人種差別】し始めたのは白人じゃないっすかね?


>素手で、クマと戦って勝てますか?。

いぁ、マジで、
知らん人は「ボコボコにしたる!」とか言うかもだけど

知りあいに熊飼ってる人が居て、
爪ヤバイつってたw
小熊の頃から飼ってるから懐いてるけど、
遊びのつもりでジャレて手ぇ出してくるが、
下手したら重症レベルつってたw

素手では無理だ。せめてその辺の木拾わせてくれっ!(汗

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RE:カンパチ・ベルガーZXR  評価

カンバチ. (2016年05月02日 03時24分)

ホヤさん、どうも。

なんだか、眠れないので・・・。


>黒人もね。
>つまり【人種差別】し始めたのは白人じゃないっすかね?


橋爪大三郎著「世界は宗教で動いてる(光文社新書)」

に、こんなことが書いてあります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

奴隷については、

戦争の捕虜は奴隷にしてよいという、

古代からの慣習法があった。


ただし、キリスト教徒同士は、

戦争しても、相手を奴隷にしないという、

キリスト教社会の慣習があった。


そこで、どうなったか。


アフリカで、奴隷商人が、どこかの部族をけしかけて、

隣の部族と戦争させる。

その捕虜が奴隷になるので、買い取る。

そして船に積んで、アメリカ南部の奴隷州の港に陸揚げする。


奴隷州は、奴隷の所有権を認めている州なので、

奴隷として輸入された人間の売買は合法と認める。

白人の農場主は、奴隷を購入して、綿畑で働かせる、という訳だ。

所有権は神聖なので、連邦政府といえどもこれを否定できなかった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この説明に、僕の考え方を加味すると、こうなります。

アフリカ社会にも、すでに差別が存在した。

だから、白人がけしかけようが、けしかけまいが、

部族間で戦争が起きれば、

勝った方は、負けた方の部族を奴隷にできる。


奴隷は、勝った方にとっては、

もはや、同じ人間ではなく、「もの」でしかない。

だから、勝った方がどう扱おうが自由であり、

当然、売却もできる。


白人は、勝った方の部族の首長に金を払い、奴隷を購入し、

アメリカに運んだ。


つまり「黒人が、白人に黒人を売った」ということです。

だから、アメリカの黒人奴隷は、

アメリカに入国してから奴隷になった、

のではなく、

アメリカに入国する前に、すでにアフリカで、

他の黒人の奴隷になってたってことです。


おそらく、ほとんどの日本人は、

アメリカ人が、黒人を、アフリカから力づくで「拉致した」

くらいにしか思ってないんじゃないですか?。


戦争をけしかけたのは謀略ではあるけど、

奴隷購入は、慣習法上、「合法」だったのです。

ということは、その慣習法が、すでに差別に基づいていた、ということです。


>だが、東南アジア諸国民に【差別】という概念があれば植民地化されなかったでしょうね、


東南アジア諸国民の間にも、差別はありましたよ。

代表的なのがカースト制度。

ただし、イギリスがインドを植民地化するにあたって、

カースト制度を利用することは困難だったそうです。


カースト制度は、差別の一種ですが、とても不思議な差別制度で、

就ける職業は、カーストによって決まってるそうです。


つまり、その人の能力の有る無しにかかわらず、

事務職はあるカーストの人、大工はあるカーストの人、

という風に決まってるんだそうです。


すると、イギリスがセポイの反乱を制圧し、いよいよインド統治を始める、

という段になって、

インド人の間から、様々な職域で人材を募集したのですが、

なかなか、思うようには、応募者が集まらなかったそうです。


他にもいろいろ事情があったようですが、

これも、日本人が考えているほど、

植民地支配というのは、容易ではなかった、ということです。
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