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【39】

RE:カンパチ・ベルガーX

環八 (2014年08月01日 20時21分)
「アナと雪の女王」を見ました。


「真実の愛」か・・・。


「真実の愛」=「姉妹愛」と言いたいんだろうけど。


ある本にこんなことが書いてあります。

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健全な大人であれば、自分が真実であってほしいと望んでいるものではなく、真実であるものを信じる。

自分の愛する者が必要としているものが、自分自身の満足よりも重要だと考える。

要するに、精神的に健全な人は、程度の差こそあれ、自分自身の良心の要求するものに従うものである。

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この映画の登場人物のうち、本当に「真実の愛」を必要としている人物が、ラストでぶっ飛ばされました。


それと、「ありのままの自分」とは、いったい何者なのか。

先ほどの本には、こうも書いてあります。

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幼児に対する母親の愛情の真髄は、『受け入れる』ことである。正常な、健全な母親であれば、ただ子供がそこにいるというだけの理由で子供を愛する。幼児は、母親の愛を得るために何もしないし、何もする必要はない。そこには、紐付きの条件など何もない。その愛は、無条件の愛である。

母親は幼児を、幼児であるがゆえに、幼児そのものとして愛する。この愛は、幼児を幼児としてそのまま受け入れる愛であり、こう語る愛である。

『あなたはね、存在するだけで大きな価値を持っているのよ』

しかし、子供が生後2年目から3年目に入ると、次第に母親は子供に何かを期待するようになる。例えば、排便のしつけなどがそれである。この時点になると、母親の愛は、必然的に、また、少なくともある程度までは、条件付きのものとなる。

母親は子供にこう言うようになる。

『あなたが好きよ、だけど・・・』
『でも、ご本は破いちゃいけないのよ』
『でも、テーブルの上のランプを落としちゃいけないのよ』
『もう、おむつのお洗濯をしなくてすむように、トイレでウンチをしてちょうだい』

子供は、『いいこと』と『悪いこと』という言葉を覚えるようになる。いい子でいれば、また、いい子でいるときだけ、いつでも完全に受け入れてもらえる、ということを学ぶようになる。

こうなると子供は、母親からの愛や受け入れを自分の力で獲得しなければならなくなる。そして、その後はずっとそうなるのである。無条件の受け入れが得られる期間は、せいぜい幼児期の間だけである。

心理的に成人している我々は、みな、程度の差こそあれ、愛されるためには、自分の責任において、愛されるような人間にならなければならない、ということを学んでいる。

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おそらく、人は、ありのままの自分を受け入れてくれる人の前でしか、ありのままではいられない、ということになるんじゃないのかな。

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【40】

RE:カンパチ・ベルガーX  評価

Piro3 (2014年08月01日 21時34分)

>おそらく、人は、ありのままの自分を受け入れてくれる人の前でしか、ありのままではいられない、ということになるんじゃないのかな。



      そうだね。 そしてそれはまだ過程として。。


      その本に従うなら 健全な精神を持たない人のありのままは自分の欲が主体となる。

       だから ありのままの自分を隠し、
         他人から愛される、または迷惑をかけない行動(モラル)を持つべきである。


      詰まり健全ではない人は ありのままの自分より 道徳を重んじて生きるべきって事かな。。


       映画の中でその葛藤に苦しんだのが 雪の女王なんだけども。

        あの展開であの歌を歌わせたのは大きなミスだった。

         あの歌の持つ意味を ただの開き直りにしてしまった。。。


         違う見方をすれば観る者の意表を突いたとも言えるが
           価値を下げてしまったのだから 間違いなくあれは大きな失敗であり

        歌と映像は素晴らしかったが、作品として高い評価を与えるべきではない。というのが俺の見解だね。



>この映画の登場人物のうち、本当に「真実の愛」を必要としている人物が、ラストでぶっ飛ばされました。



       そう。 良い事を言うね。  そこに気付いた人は残念ながら あまり居ないだろう。。


     彼もまた [ありのままの自分]を貫こうとしていたのだから

        雪の女王だけでなく彼をも諭さねば  [ありのまま]を主張してはダメなんだ。。  

         そこを勧善懲悪のまま捨ててしまっているから ストーリーとして薄いままでナンの感動も得られない。
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