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【3095】 | RE:Piro弾劾裁判 笑夏’ (2012年06月17日 09時49分) |
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カンパチさん 横レスですが、これって大なり小なり誰にでもある心理ですよね。 その程度の問題ですよね。 自分で自覚出来て、コントロール出来てればいいんだけど 自覚出来ない人が多いって事ですよね。 では、どうしたらいいのか・・ |
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【3108】 |
カンパチ (2012年06月18日 11時31分) |
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これは 【3095】 に対する返信です。 | |||
笑夏’ さん >では、どうしたらいいのか・・ その前に、『自己目的化』と言う言葉の意味を説明しておいた方がいいかもしれないです。 『あなたの中の異常心理』によれば、例えば、「万引き」について。 《必要を満たすために盗るのではなく、盗るために盗っていると言った方が近いのである。経済的な利得よりも、心理的な利得の方がはるかに大きいのである。 それゆえ、捕まってしまえば割に合わないどころか、社会的制裁を受けることによってはるかに大きな経済的損失を生じてしまうと分かっていても、つい手が伸びてしまうのである。そこで優先されているのは心理的な満足であり、快感なのである》 イジメや虐待についても、同じことが言えるということです。 続いて、『あなたの中の異常心理』では、こう言ってます。 《こうした悪循環に陥ってしまうと、本人は自己目的化した行為を正当化し続けてしまう。周囲もそんな本人にそっぽを向いてしまい、両者の溝は広がり続けてしまうことになり、 改善とは反対の方向に向かっていく。互いの共感や思いやりではなく、どちら側も、自分の立場に意固地に執着し続けようとする。 だが、幸いなことに、このプロセスはしばしば逆転し、回復に向かうこともある。その場合、逆転を引き起こすためには、二つの要素が重要になるように思う。 一つは、自己目的化した行動によって、快楽よりもはるかに大きな損失が生じているということを認識することである。 万引きにしろ、虐待にしろ、心の底から悔いる体験をすることが、その行動を脱するきっかけとなる。 もう一つは、相互的で共感的な関係を取り戻す体験をすることによって、自分を愛し、大切にしてくれる存在がいるのだということを実感し、それによって自分も愛されるに値する存在だと思えるようになることである。 万引きであれ、虐待であれ、自己目的化した悪循環に囚われている人も、自分を受け止めてくれ、何でも話すことができる存在に支えられ、愛情で満たされることによって、 自己目的化した行動にふけることがもはや虚しいと感じ、相互的な関係に、もっと大きな満足や喜びを見出すようになる。そうなれば、自己目的化した行動は、過去のつまらない習癖として形骸化し、もはやそれに囚われ続ける意味を失うのである。》 これが答えのすべてと言うわけではないでしょうけど、人は、愛され、共感されることが大事だってことでしょうね。 |
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