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【281】 | 闘病日記 近藤仁 (2005年08月23日 15時00分) |
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7月19日 (火) 晴れだったかな? 中編 16:00 「K×※↓H○・・・・・」 誰かが呼んでいる・・・ 「K×※↓H○・・・右だ、右だ」 ん?右? 「右に吐いて!右だ」(一応パチの掲示板らしくしてます) 右?そういえば口に何か入ってる・・・ んべ・・・ 「そっちは左!な〜〜にやってんだよ!」」(一応パチの掲示板らしくしてます) ??? わけがわからない・・・ ??? 自分で無意識になんか言ってる・・・ イボ「く・ち・が熱い・・・ハァーハァー・・・」 AT看護婦「ゆすぐだけね、ゆすいだら右に吐くのよ。右だ!」 イボ「ぐちゅ・・・ぐちゅ・・・べっ」 AT看護婦「吐くのが早い!!な〜〜にやってんだよ!」 顔の右に受け皿を持ってくるのが遅かったみたいだ・・・ イボ「く・ち・が熱い・・・ハァーハァー・・・」 時刻は16:00ぐらい(あとでママカエルに聞いた)、麻酔から目が覚めて意識は少しだけの状態で「乾いた口を潤せ」と言っていたらしい・・・ AT看護婦はカエルの口に水を入れて、ゆすがせて受け皿に出させていたのだが、右・左のATがよくわからなかったり、吐き出すのが早く真ん中のボタンから止めてみたりとベット上が混乱していたようだ。 上記のことが何度も繰り返し行われて、ベット上は水浸し・・・ お構いなしに寝るカエル。両生類は水にも強い! 口が渇くのは、鼻に綿を詰めているからなのだが、これがまた鼻だけでなく鼻のずっと奥、頬の奥にある空洞まで綿が詰まっているせいである。 息はもちろん、鼻から奥のほっぺの空洞まで俗世間と完全に隔離されていた。 唯一の呼吸は口。数時間も口だけで呼吸すると焼けるような熱さが口を襲う。 そしてまた眠るイボ・・・ こんな事が2時間置きぐらいにあったそうだが、記憶がぼんやりしている。 次になんとなく目が覚めたのは20:00の事だった・・・ 後半へ続く・・・ |
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近藤仁 (2005年09月02日 17時38分) |
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これは 【281】 に対する返信です。 | |||
7月19日 (火) 晴れだったかな? 後編 20:00前 イボ「小便がしたい・・・」連呼 看護婦「トイレに行けるかな?」 とりあえず尿瓶を使ってくれたが、さわられてる感触なし。(ショック!) 結局でないので(人前で出来ないよ!おかんも看護婦も凝視しないで・・・) イボ「トイレに行く」といい無理やり立ち上がりトイレに向おうとしたが・・・ 看護婦「近藤さん、ズボンが下がりっぱなし!!」 イボ「あ”ーーーーー」(情けない・・・T-T) ズボンを履こうとするが、よろける。 看護婦が腕を持って支えてくれていましたが、ズボンを履き終えたお礼に、よろめく振りをして抱きついたことは内緒にしていただきたい。 イボは点滴を押しながら、ふらふらとトイレに向う。 ママカエル「吉本の芸人みたいな歩き方やな(笑)」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ この一言ははっきりと覚えているぞ!!!! なんとかトイレで用を足して再びベットで眠ろうとすると。ママカエルが帰ると言い出す。 少し寂しさを感じた僕はマザコンでしょうか? この時間に目が覚めた後は、麻酔がほとんど切れて地獄が始まる・・・ 胸のあたりで呼吸のたびにコロコロ言っているが、力がなく咳が出来ない・・・苦しい・・・ 看護婦「タバコを吸うからそうなるんですよ」コロコロ・・・ 看護婦「私の言い付けを守らなかった罰です。しばらくそれで我慢してください」コロコロ・・・ 泣きそうです・・・ ここから22:00の夕食までは、「う”ーーー」しかしゃべってない。口が熱いし、鼻は痛いし思い出してもつらかった・・・ ただしゃべったのは「う”ーーー」であって「あぅ〜」ではないことは、胸を張って言える。 ちなみに夕食は「ゼリー、スープ、牛乳」であったが口にしたのはゼリーだけ。 透明感があっておいしそうに見えたが、飲み込むことがつらく、上あごから鼻の中にゼリーが入ってしまったが、救出されたのは2日後だった・・・ 鼻の中のゼリー・・・、不快感満開で食事はやめて後は、朝までほとんど眠ることなく、うなっていた。 |
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