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【3209】 |
ゴールデンゼウス (2010年09月26日 01時16分) |
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これは 【3207】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >日中は30℃近くまで上がるのに、朝晩はかなりの冷え込み、何を着たら良いのかよく分からない今日この頃です。 そうですね。 東京は昨夜は関東の東側を台風が通過したため、かなり風が強く早朝は寒々としていましたが、午後からは台風一過で暑いくらいの陽気になり、上着が不要なくらいでした。 >まあ、しかし『虚無への供物』は乱歩賞受賞作としてはなんとなく不似合いな気もします。 >落選したのち、完成されてアンチ・ミステリの先駆者となったわけですから、むしろその方が作者にとっては本望だったのかもしれませんね。 ただあの本は第二章まででは、多分何を言いたいかわからないと思いますけどね(笑 私の中では、あの本が一番回数多く読み返していると思います。 多分6回くらい・・・何故だかわからないけど。 >ミステリとしても、人間ドラマとしても、緊迫感が足りないし、中途半端な感じがしました。 全体的にそういう感じだと、ちょっと残念ですね。 よく最後の詰めが甘いというか、意味不明になってしまうのも残念ですが、全体を通してそうだと思われるのは一番いけませんね。 >さて本日より、朱川湊人氏の『赤々煉恋』を開始しました。 > >第一話は『死体写真師』 またなんとも変わった設定の本ですね。 >その葬儀社の裏に隠された驚愕の事実とは・・・。 まさか死体マニアにそれを売っているとかではないでしょうね・・・? 私の方は明日には読み終わりそうです。 このガーディアンに守られた少女が、偶然立ち寄った郵便局で、運悪く銀行強盗の集団と鉢合わせしてしまいます。 この少女だけ毅然とした態度から、強盗団の一人から拳銃で撃たれてしまいますが、当然少女は無傷で強盗が死んでしまいます。 はたして今後どうなるものやら・・・ Z |
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【3208】 |
メルカトル (2010年09月25日 23時48分) |
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これは 【3206】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >多分、「以前は」置いてあったと思います。 ただ、今は見ていないので、分かりません。 そうですか、わざわざ思い出していただいて、ありがとうございます。 私もドウコク!さん同様、麻雀劇画のイメージが強く、つい最近まで文庫本を出版しているとは知りませんでした。 この件については、私の投稿を読んでいただければいずれお分かりになると思います。 それまでは内緒にしておきましょうね、決して水くさいとか、そういうことではありません。 ちょっと恥ずかしいだけです。 >よって、ご質問への回答は、「申し訳ないけど、よく分かりません。」ですが、 過去でも、書店にコーナーが存在していたのが分かっただけでも良かったです。 やはりあるところにはあるんですね、すみません、意味不明かもしれませんが。 >なるほど、「色んな要素を取り入れて“進化”」と表現するよりも、「(悪く言えば、)“誤魔化した”」なのかも知れないですね。 端的に言えば、そうなりますかね。 ど真ん中の直球はほとんど絶滅してしまった印象があります。 外角低めの変化球ばかりで、ホラーなのにちっとも怖くないじゃん、みたいな感じでしょうか。 コアな読者はもっと本格的なホラーを求めているのではないかなと思いますね。 >「うわぁ、この後、どうなるねんやろ?」と、単純にゾクゾクしたからです。(この作品鑑賞の順番は、映画→小説、でした。) そう、まさにその『リング』みたいな本格ホラーに飢えているのではないでしょうかね。 >前回に挙げた、本作に感じられる「筒井康隆テイスト」の度合いで言えば、この「受難」が最も強く感じられる、と思います。 うーん、そうですか。 そう言われると、筒井氏にも興味が沸いてきますね。 もしよければ、ここで筒井作品もいずれ紹介していただきたいです。 >「ひょこたん」や「中年紳士」との会話を、もっとかみ合わなくし(筆者の悪ノリ?)、主人公の慨嘆が更に尖鋭なツッコミに感じられるような。 なるほど、『受難』でもかなり主人公とのやり取りはちぐはぐだと思いますが、更にそれをエスカレートさせて、ブラックな笑いに変えるわけですか。 ある意味それは凄い作風とも言えますね、あれ以上主人公が混乱する姿を想像すると、それはそれで読み応えのある小説が生まれるような気もします。 そんな作品も読んでみたいかもしれません。 筒井氏に描かせれば、もっと突き抜けた感じの作品に仕上がるのでしょうかね。 ではまた ^^ |
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【3207】 |
メルカトル (2010年09月25日 23時18分) |
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これは 【3205】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >通常9月までは半袖が多いのですが、今日は長袖に上着です。 本当におかしな陽気ですね。 今年の秋は短そうですね。 日中は30℃近くまで上がるのに、朝晩はかなりの冷え込み、何を着たら良いのかよく分からない今日この頃です。 もう少し緩やかに季節の移り変わりが訪れて欲しいものですね。 >しかし、未完のまま出品するのもすごいですけどね。 そうですね、第二章までだと、作者が読者に訴えたい事が今ひとつ伝わらないのだと思います。 完成形で応募したら受賞していたかどうかは、また別問題でしょうけどね。 まあ、しかし『虚無への供物』は乱歩賞受賞作としてはなんとなく不似合いな気もします。 落選したのち、完成されてアンチ・ミステリの先駆者となったわけですから、むしろその方が作者にとっては本望だったのかもしれませんね。 >なるほど、チェックが厳しいですね(笑 いえ、そんなこともないと思いますが、米澤氏の作風と本作がマッチしていなかったのはやはり否めません。 >全体的には荒削りな部分が目立ったということでしょうか? そうですね、そういう言い方も出来るかもしれません。 ミステリとしても、人間ドラマとしても、緊迫感が足りないし、中途半端な感じがしました。 どちらかに徹していれば、また印象は変わったと思いますが、本格ミステリとしては詰めが甘く密度が薄いとしか言いようがないです。 また人間ドラマとしても捉えられますが、それにしては各キャラの深奥まで踏み込んでいないと思います。 >でも本をたくさん読んでいくと、これは避けられないことですね。 私はあまり気にしないようにしています。 そうですね、ある程度楽しめたのは確かなので、許せる範囲内だとは思います。 期待が高かっただけに余計残念な気持ちが募るのでしょう。 さて本日より、朱川湊人氏の『赤々煉恋』を開始しました。 第一話は『死体写真師』 若く美しいまま亡くなった妹の思い出を残したいと、凄腕だという遺体専門のカメラマンに写真撮影を依頼した早苗。 早苗はウエディング・ドレスを纏った妹の写真にとても満足するが、そのカメラマンが所属する葬儀屋に関して、妹が入院していた病院の看護師長が疑念を抱き、早苗の元を訪ねてくる。 その葬儀社の裏に隠された驚愕の事実とは・・・。 といった一風変わったホラーとなっています。 後味はあまり良くないですが、ちょっと不気味な余韻を残す作者らしい出色の出来だと思います。 ではまた ^^ |
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【3206】 |
ドウコク! (2010年09月25日 20時58分) |
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これは 【3204】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >その大型店では竹書房の文庫本は置いてありますか? 多分、「以前は」置いてあったと思います。 ただ、今は見ていないので、分かりません。 どうして上記のような曖昧な表現になるかという理由は、それは私が“竹書房”とは、麻雀の「マンガ」だけを扱っている出版社だと 思っていたのに、たまたま文庫本のコーナーで同社名を見つけたので、「へぇー?」と思ったのが、まず第一点。 次に、当然、その文庫の内容も麻雀関係ばかりだろうと思っていたら、(それもあったが)そればかりでも無いようだったし(ちょっと意外)、 でも、私には特別に興味を惹くような内容でも無かったので、以後はあまり注意していない、というのが第二点です。 よって、ご質問への回答は、「申し訳ないけど、よく分かりません。」ですが、 さほど重要な質問でもないとのことで、これに関してはスルーでも結構ですよ。 >でも、本格的なホラーを読みたい読者にとって現状は、とても満足できるものではないと思いますよ。 >ホラーもミステリ同様、エンターテインメントに傾いてきているのではないかと、勝手に思っています。 なるほど、「色んな要素を取り入れて“進化”」と表現するよりも、「(悪く言えば、)“誤魔化した”」なのかも知れないですね。 (例えは妥当ではない、かも知れませんが、)野球で言うと、「変化球なんかで勝負せずに、最後は直球で勝負せんかい、ドーンと!」 みたいな感じなのかも。 おっしゃることは、何となく分かるような気がします。 私も映画版「リング」を観たのは、CMで井戸から貞子が近寄ってくるシーンを見て、 「うわぁ、この後、どうなるねんやろ?」と、単純にゾクゾクしたからです。(この作品鑑賞の順番は、映画→小説、でした。) こんなシチュエーションを味わいたいのが、「“ホラー好き”ファンの心理」なのかも知れないですね。 >『ロートレック荘事件』 これも読みましたが、私の評価は、「ミステリ的にはどうなのかは分からないが、とにかく筒井氏らしい工夫の見える作品」、です。 曽根圭介氏「鼻」、つづき。 今日は、その収録作品の、「受難」。 前回に挙げた、本作に感じられる「筒井康隆テイスト」の度合いで言えば、この「受難」が最も強く感じられる、と思います。 大変な状況に陥った主人公が、救いを見出したと思った瞬間、事態は逆に暗転してしまう、という意味で。 その意味では、やはり昔に読んだ筒井作品が、記憶の彼方より蘇ってきて、私にはとても懐かしい感じだったのですが、 でも、それでも両者に違いはある、思いました。 具体的にいうと、曽根氏はあくまで“ホラー”(=もし、自分がこんな状況になると、恐いだろうな)の描写(と私は感じた)なのに対し、 筒井氏なら、この状況を利用して、もっと“笑い”に走るような気がします。 「ひょこたん」や「中年紳士」との会話を、もっとかみ合わなくし(筆者の悪ノリ?)、主人公の慨嘆が更に尖鋭なツッコミに感じられるような。 |
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【3205】 |
ゴールデンゼウス (2010年09月24日 23時26分) |
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これは 【3203】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >それに朝晩と日中の気温差が激しくなりそうですので、体調管理には十分注意したいものです。 今日はいままで着なかった上着を着ました(笑 通常9月までは半袖が多いのですが、今日は長袖に上着です。 本当におかしな陽気ですね。 >そう言えば、中井英夫の『虚無への供物』も乱歩賞を落選した有名な作品の一つですね。 >この場合は、第二章までの未完のまま応募した経緯があり、落とされても仕方なかった理由があったようですが。 >当時の選考委員は本作を、冗談小説と解釈したようです。 そうだったんですか。それは知りませんでした。 しかし、未完のまま出品するのもすごいですけどね。 >また、文体は読みやすいですが、逆に言うとこのシチュエーションに相応しい重厚さに欠けるという皮肉な結果になった気がします。 なるほど、チェックが厳しいですね(笑 >まあ、お金を払ってまで読む価値はないのではないか、というのが正直な感想です。 全体的には荒削りな部分が目立ったということでしょうか? でも本をたくさん読んでいくと、これは避けられないことですね。 私はあまり気にしないようにしています。 Z |
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【3204】 |
メルカトル (2010年09月24日 23時14分) |
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これは 【3202】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >でも、車で行かれるのですよね。 やはり、大変なことだと思います。 まあ、確かにその気にならなければ行かない方角ではありますが。 規模的には中型店ですが、特に文庫本に関しては近隣の二店舗より充実しているので、思い立った時に寄ってみることにしています。 >麻耶氏や貫井氏は、ほぼ絶滅状態。 折原氏もヤバい。 あの大型店でもそのような状況ですか、残念ですね。 ところでちょっとお聞きしたいのですが、その大型店では竹書房の文庫本は置いてありますか? ああ、それ程重要な事ではありませんので、思い出せなければ結構ですよ。 >これは知りませんでした。 その方面には疎いもので。 ただ、「色んな要素を取り込んで、進化した。」とは、考えられないでしょうか? よく解釈すれば、そうとも言えるでしょうね。 でも、本格的なホラーを読みたい読者にとって現状は、とても満足できるものではないと思いますよ。 ホラーもミステリ同様、エンターテインメントに傾いてきているのではないかと、勝手に思っています。 >これは確かに、ラストでビビりました。(状況を想像して背筋がゾクゾクした、がより正確な表現かも。) とてもよく分かります。 まさしく、ミステリとしても通用しそうなラストシーンでしたね。 全てはこの驚愕の為に描かれたような小説だとも感じました。 >私が読んだ順番は、「鼻」→「暴落」→「受難」でしたが、後の2作は、明らかに「鼻」と違う印象を受けたのです。 私も実は同じ様に、『鼻』と他の二作とは異質なものを感じていました。 >この奇妙な感じ、解説を読んで氷解しました。 「暴落」と「受難」、何と“筒井康隆”テイストだったのですね。 そうなのですね。 私は筒井氏は『ロートレック荘事件』しか読んでいませんので、納得とまでは行きませんでしたが、筒井氏に詳しい方にとっては嬉しくも懐かしい作品ともなったわけですか。 その意味でも読者によっては、高評価を与える人もいるでしょうね。 ではまた ^^ |
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【3203】 |
メルカトル (2010年09月24日 22時55分) |
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これは 【3201】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >今日は東京は終日雨でした。 一時的にはやんだのですが、ほんのわずかばかりで、すぐに降り出してずっと降ってます。 気温も昨日と比べると10度近く下がって、一日長袖を着てました。 昨日今日と急に涼しくなりましたね。 それまで真夏日だったのに、気温が急激に下がりました。 それに朝晩と日中の気温差が激しくなりそうですので、体調管理には十分注意したいものです。 >そういうこともあるのですね。 >その時の審査員によっても、結果が左右されることもあるのでしょうね。 これは結構有名な話で、いまだに何故『占星術のマジック』が受賞しなかったのか、不思議に思っている人も多いようです。 私もその一人ですが。 そう言えば、中井英夫の『虚無への供物』も乱歩賞を落選した有名な作品の一つですね。 この場合は、第二章までの未完のまま応募した経緯があり、落とされても仕方なかった理由があったようですが。 当時の選考委員は本作を、冗談小説と解釈したようです。 この作品もこの年の乱歩賞受賞作を遥かに凌ぐ、超問題作として名を馳せたわけですが。 >そうかもしれません。 座間味君の推理などは、なかなかしっかりした推理で、ミステリとしても面白いと思っていましたが、これはまた毛色が違うので、最後まで読んでからの感想になりますね。 そうですか、それもまたやむを得ない事かもしれませんね。 さて『インシテミル』ですが、本日読了しました。 前半は特異な設定や、いわゆる館物に通じるクローズド・サークルなど、それなりに興味深く読めました。 しかし結局、主催者側の目的が明らかにされないままだったことと言い、どのように監視していたのかも分からないなど、アラが目立ちました。 また、文体は読みやすいですが、逆に言うとこのシチュエーションに相応しい重厚さに欠けるという皮肉な結果になった気がします。 それぞれのキャラが上手く描き分けられていたのは確かですが、状況に応じた緊迫感がそれ程感じられなかったのも残念な要因の一つであったと思います。 総評すると、ミステリ初心者にとってはそれなりに面白く感じると思いますが、私のようなすれっからしの読者にとっては物足りない、と言えるのではないかと。 まあ、お金を払ってまで読む価値はないのではないか、というのが正直な感想です。 ではまた ^^ |
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【3202】 |
ドウコク! (2010年09月24日 22時24分) |
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これは 【3200】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >遠征といっても大した事はないです、帰りにちょっと家とは方角の違う書店に寄るだけの事ですから。 でも、車で行かれるのですよね。 やはり、大変なことだと思います。 私の場合、チャリで行ける範囲は、3軒です。 いずれも中型店。 個人経営の店は、目指す本が無さそうで、最初から行きません。 で、遠征は、梅田の2店。 ★屋と★伊國屋です。 しかし、いずれも目指す本のコーナーが、だいぶ縮小してしまいました。 麻耶氏や貫井氏は、ほぼ絶滅状態。 折原氏もヤバい。 森氏や東野氏や京極氏は、逆に以前よりスペースが増えていますが。 曽根圭介氏「鼻」、つづき。 >一口にホラーといっても、様々なジャンルを包括する異色な作品が散見されるようです。 これは知りませんでした。 その方面には疎いもので。 ただ、「色んな要素を取り込んで、進化した。」とは、考えられないでしょうか? まあ、私としては、単純に怨念を抱いた幽霊が出てくるだけのような作品の方が、シンプルでいいような気もしますけど。 >読書家 何をおっしゃる、ウサギさん。(こればっかし、失礼) この言葉、そっくりそのまま、お返ししますよ。 さて、今日は、「暴落」。 これは確かに、ラストでビビりました。(状況を想像して背筋がゾクゾクした、がより正確な表現かも。) ここも実に印象的でしたが、途中から私は、なぜか奇妙な既視感(デジャブ)も感じていました。 これは、「受難」も同様でした。 私が読んだ順番は、「鼻」→「暴落」→「受難」でしたが、後の2作は、明らかに「鼻」と違う印象を受けたのです。 この奇妙な感じ、解説を読んで氷解しました。 「暴落」と「受難」、何と“筒井康隆”テイストだったのですね。 そう指摘されて、とても納得。 「暴落」の場合、「もし、こういう世界だったら?」という突飛な設定が、まさしく筒井流ですし、 転落の仕方の不条理さも、まさにその通り。 そういう意味で、とても懐かしい感覚で、「暴落」を読むことができました。 |
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【3201】 |
ゴールデンゼウス (2010年09月24日 00時17分) |
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これは 【3199】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 今日は東京は終日雨でした。 一時的にはやんだのですが、ほんのわずかばかりで、すぐに降り出してずっと降ってます。 気温も昨日と比べると10度近く下がって、一日長袖を着てました。 >それならば良かったですね。 >逆に暑さのせいで、海で焼くことが出来たのは、ある意味渡りに船だったのでしょう。 これは一体いつの話だったのでしょうか(笑 >あの『占星術のマジック』を破ったのは一体どんな凄い作品だろうと思って読んでみました。 >井沢元彦氏の『猿丸幻視行』です。 >正直、これが受賞作とはがっかりしました、もう内容などは忘れてしまいましたが、とても『占星術』を上回る作品とは思えませんでした。 そういうこともあるのですね。 その時の審査員によっても、結果が左右されることもあるのでしょうね。 >なんだかミステリなのかSFなのか、区別がつき難そうなお話ですね。 SFとまではいかないにしても、不思議体験ではなくて、完全にそういった現象がハッキリと他人にも確認できるという設定なので、なんと表現していいかわかりません。 >その辺りは作者の真骨頂とも言えるのかもしれませんが、好みは分かれそうな作家さんですね。 そうかもしれません。 座間味君の推理などは、なかなかしっかりした推理で、ミステリとしても面白いと思っていましたが、これはまた毛色が違うので、最後まで読んでからの感想になりますね。 Z |
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【3200】 |
メルカトル (2010年09月23日 23時16分) |
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これは 【3198】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >迷わず「叔父〜」と、(今日、採り上げる)「鼻」を推しますね。 いずれも、ミステリ好きでなくとも、充分に面白く感じるのでは? ドウコク!さんも『鼻』を読まれたのですね。 面白かったでしょう? まさに不条理の世界全開で、近年にない異色作であると同時に、傑作だと思います。 >そこで、メルカトルさんが読まれてからにしましょう。 お心遣い、ありがとうございます。 >「すべての美人は〜」の置いてある書店に、心当たりがあるのですね。 残っていることを、お祈りします。 >それにしても、「遠征」とは大変ですね。 確か、前に訪れた時には在庫が置いてあった記憶があります。 それが思い違いでないと良いのですが。 遠征といっても大した事はないです、帰りにちょっと家とは方角の違う書店に寄るだけの事ですから。 >というより、読後の今でも、これはジャンルとしてホラーなの?って感じです。 最近のホラーは「らしくない」作品が多いように思います。 ホラーもミステリ同様ネタ切れ状態なのかもしれませんね。 ですから、一口にホラーといっても、様々なジャンルを包括する異色な作品が散見されるようです。 ミステリの要素を含んだものも勿論ですが、純文学では?と思われるような作品もありますので、純粋にホラーを期待される読者にとっては物足りない状況ではないかと思います。 >見事な不意打ちを食らったような、読後感でした。 まあ、それがとても心地よかったのですけどね。 うーむ、なるほど、的確な感想でしょうね。 読書家のドウコク!さんを唸らせるほどの作品ですから、数少ないここをロムされている方にもお薦めではないかと思います。 私からも「一読の価値はある」と言わせていただきます。 さすがに日本ホラー小説大賞短編賞を受賞しているだけの事はありますね。 ではまた ^^ |
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