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【2739】 |
ゴールデンゼウス (2010年06月13日 23時43分) |
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これは 【2737】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >つまり、伝奇的エンターテインメントと呼んで差し支えないようなストーリーということですね。 >或いはファンタジーとも言えそうですが、どちらにしても壮大なスケールの物語のようにも感じます。 まさにそんな感じです。 今日中巻の禍都を読み終わりましたが、なにしろスケールがでかい。 一部訂正です。サイパン島ではなく、隣のテニアン島でした。 謎の人間を食料とする昆虫を、妖怪の封印を解いて開放し、その妖怪に昆虫を丸呑みさせて、第2の災難を免れた京都。 ここから第3巻の遥都に入ります。 この本で面白いのは、常に役目を持った人間を助けるやもりなんですが、名前がります。 「珠星」じゅせいといいます。 これが第1話と第2話ではまったくキャラクターの違うやもりで登場します。 これがまた大変可笑しいキャラで、実に笑います。 それから後書きで作者が後日談のように書いていますが、第1作を書いた際、友人から随分と思い切った作品との感想をもらい、第2作後には大丈夫か?という内容が多かったと言ってました。(笑 柴田女史も執筆しながら可笑しくて仕方なかったそうで、ずっと笑っていたようです。 2作目はちょっと 地球の起源から宇宙的なことまで話が及んでいるため、半村良の妖星伝に似ているかも・・? >今後の展開はもう少しスピーディーに進展して欲しいものです。 展開がスローだとイライラするのがありますからね。 それではまた。 |
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【2738】 |
メルカトル (2010年06月13日 23時21分) |
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これは 【2736】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >それは、原作のスティーヴン・キングの力なのか、監督のブライアン・デ・パルマの力なのか、どっちなのでしょう。 原作の面白さと監督の手腕が上手く噛み合った、好例と言えるのではないでしょうか。 または、監督の得意分野に原作が見事に嵌った、ということかもしれませんね。 >「リング」が面白かったので、「それを超えるかも?」と当時、絶賛されたこの作品、 >レンタルが始まる前に、まずは小説から読みました。 『リング』を超えるほどの逸材と、当時は騒がれたのですか。 勿論私でもタイトルを知っているくらいですから、有名な作品には違いないと思いますが、それ程話題になったとは知りませんでした。 >(なお、この小説、映画の原作というわけではなく、映画を小説にしたみたいです。 いわゆるノベライズ本ですね。 このタイプの作品は私は過去に一度しか読んでいません。 しかもミステリとは全く関係ないアメリカの名画『明日に向かって撃て!』でした。 やはり脚本を小説化する難しさと、翻訳物が重なってなんとなく小説を読んでいる気がしませんでしたが、最後は感動しましたね。 >この小説、まあ、感想としては、平均点以下、というところでしょうか。 ノベライズで高い評価を受けている作品は本当に少ないのではないかと思います。 『トリック』なんかは概ね高評価のようですが、珍しく成功した例ではないでしょうか。 >はっきり言って、一番恐かったのは、出だしの「夫が妻を殺すシーン」でした。 >つまり、幽霊よりも「人間の方が恐い」を地で行くような、ホラー小説としてはお粗末さでした。 なるほど、ホラーとしてはありがちな展開ですかね。 小説としての出来も今ひとつだったようで、残念でしたね。 ノベライズはやはり難しいものかもしれません。 ではまた ^^ |
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【2737】 |
メルカトル (2010年06月13日 23時12分) |
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これは 【2735】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >確かにそうなのでしょうね。 でも作家自体はそうやって自己啓発も兼ねて切磋琢磨しているのでしょうね。 作家という職業も選ばれた人しかなれないものだと私は思っているのですが、そんな特殊な才能を持った人でも、日頃の努力を惜しまず読者の為に頑張っているのでしょう。 >かなりその要素が高いですね。 つまり、伝奇的エンターテインメントと呼んで差し支えないようなストーリーということですね。 或いはファンタジーとも言えそうですが、どちらにしても壮大なスケールの物語のようにも感じます。 >まさにジレンマというかそんな感じですね。 それ程面白いのであれば私も読んでみたいですが、ブックオフにもなかったですし・・・。 残念ながら縁がなかったということでしょうかね。 >映画のタイトルは聞いたことがありますが、この本はしりませんでした。 感想を待ってます。 ビリー・ワイルダー監督、ジャック・レモン主演の往年の名画ですね。 『密室の鍵貸します』本日もあまり進んでいませんが、まったりとした雰囲気でユーモアを交えてゆっくり進行しています。 やっと背中を刺された女性の落下死体が現れました。 おそらくはメインとなる事件ではないと思いますが、ようやくミステリらしくなってきて、少し安堵しています。 今後の展開はもう少しスピーディーに進展して欲しいものです。 ではまた ^^ |
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【2736】 |
ドウコク! (2010年06月13日 22時17分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >結果は予想できているのに、観客の心を鷲掴みにして離さない、画面に釘付けにするテクニックは見事としか言いようがないと思います。 「キャリー」、全く見事な演出だったと思います。 それにしても、言ってみれば「一人の超能力少女」にしか過ぎない話を、ここまで面白く見せる、 それは、原作のスティーヴン・キングの力なのか、監督のブライアン・デ・パルマの力なのか、どっちなのでしょう。 「原作を忠実になぞった」という記述もあって、ふと気になりました。 ところで、何故こんなことを書いたかというと、以下が今日のお話になるからです。 「呪怨」。 「リング」が面白かったので、「それを超えるかも?」と当時、絶賛されたこの作品、 レンタルが始まる前に、まずは小説から読みました。 (なお、この小説、映画の原作というわけではなく、映画を小説にしたみたいです。 つまり、原作→映画の「リング」とは逆。) この小説、まあ、感想としては、平均点以下、というところでしょうか。 夫にあらぬ疑いを抱かれて惨殺された女が、自分の住んでいた家にとり憑き、 次に住んだ家族や、その家の秘密を探ろうとした者を次々と呪い殺す、という内容ですが。 はっきり言って、一番恐かったのは、出だしの「夫が妻を殺すシーン」でした。 つまり、幽霊よりも「人間の方が恐い」を地で行くような、ホラー小説としてはお粗末さでした。 で、元になった映画も観たのですが、これも良くなかったですね。 この辺、「キャリー」とは対照的です。 |
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【2735】 |
ゴールデンゼウス (2010年06月12日 23時29分) |
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これは 【2733】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >無から何かを創造するということは、本当に難しいものだと思います。 >それだけでも大変なのに、読者のニーズに応えるべく涙ぐましい努力をしているのが、実際の作家の姿なのかもしれませんね。 確かにそうなのでしょうね。 でも作家自体はそうやって自己啓発も兼ねて切磋琢磨しているのでしょうね。 >なる程、そういう解釈なのですね。 >それにしても過去にも妖怪(異性人?)との戦いがあったようで、伝奇的な物語でもあるのですか。 かなりその要素が高いですね。 平安時代の帝が転生して現代に生を受け、現代人の女性に恋をして、昔の邪姫がそれを追いかけ、過去の歴史を知るゲッコー(やもり)と天狗(突如人間から転生)の協力を得て、邪神から京都(しいては日本)を守るというのがストーリーですから。 >それはまさに読書をする上で、貴重な体験と言えると思います。 >先が気になってつい読み急いでしまうけれど、先を読むのが勿体無くもある、まさに至高の時ですね。 そうなんですよ。もうすぐ2冊目が終わりますが、まだあと1冊ある、でももう1冊しか残っていない。 まさにジレンマというかそんな感じですね。 >さて本日より東川篤哉氏の『密室の鍵貸します』に取り掛かりました。 >ご存知だと思いますが、このタイトル、名作映画の『アパートの鍵貸します』をもじったものと思われます。 映画のタイトルは聞いたことがありますが、この本はしりませんでした。 感想を待ってます。 それではまた。 |
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【2734】 |
メルカトル (2010年06月12日 23時18分) |
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これは 【2731】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >こ、これは。 島田氏、こんなのも手掛けているのですね。 そうなのですよ。 島田氏は冤罪や死刑判決に対しても大いに自論を持っているようで、それらの作品を読むとそれがどういったものか分かるみたいです。 私はあまりドキュメンタリーやノンフィクションが好きではありませんので、未読ですから偉そうな事は言えませんけどね。 >かなり前から、「最後にもう一度」みたいなのがあるように思います。 んー、そうですか。 まさにお約束ですね、私も随分映画に疎くなってしまっているようで、そういったホラー映画事情があるとは知りませんでした。 >ところで、こういうの、もしかしたら「キャリー」が走りかも知れないですよ。 そういう意味で、『キャリー』が先駆者となっているかも知れないのは、私の思い出の映画だけに嬉しい事実ですね。 >バケツがプルプル揺れているところなんか、もうドキドキでしたよ。 >この辺は、監督の上手さなのでしょうね。 もしかしたら、クライマックスの惨劇よりその辺りの描写の方が、本当の見所なのかもしれませんね。 結果は予想できているのに、観客の心を鷲掴みにして離さない、画面に釘付けにするテクニックは見事としか言いようがないと思います。 >惜しむらくは、2泊3日で借りたことです。 それは残念でしたね。 しかし、私も特典映像は観ていません。 あまりに長い為断念してしまっています、また時間があるときにでも観て感想を書き込みますね。 ではまた ^^ |
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【2733】 |
メルカトル (2010年06月12日 22時57分) |
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これは 【2730】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >そうですね。 多分作家も毎回同じパターンでは自分でも飽きてきてしまうのかもしれませんね。 作家の頭脳労働も結構大変なものですね。 シリーズ化してヘビーユーザーを確保したい、がしかし、あまりにパターン化してしまうと読者に飽きられてしまう。 悩ましいところでしょうね。 無から何かを創造するということは、本当に難しいものだと思います。 それだけでも大変なのに、読者のニーズに応えるべく涙ぐましい努力をしているのが、実際の作家の姿なのかもしれませんね。 >青鬼はその邪神が復活するための役割をはたし、赤鬼は単なる伝説として人々に認知されてきたという設定です。 なる程、そういう解釈なのですね。 それにしても過去にも妖怪(異性人?)との戦いがあったようで、伝奇的な物語でもあるのですか。 >ただこの本は本当に急いで次を読みたくなります。 そのような作品には出会えそうでなかなか出会えないんですよね。 それはまさに読書をする上で、貴重な体験と言えると思います。 先が気になってつい読み急いでしまうけれど、先を読むのが勿体無くもある、まさに至高の時ですね。 さて本日より東川篤哉氏の『密室の鍵貸します』に取り掛かりました。 ご存知だと思いますが、このタイトル、名作映画の『アパートの鍵貸します』をもじったものと思われます。 さわりしか読んでいませんが、コメディタッチの本格物らしいです。 感想はまたおいおい書いていきます。 ではまた ^^ |
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【2732】 |
ドウコク! (2010年06月12日 22時37分) |
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これは 【2727】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >過去形です。 違いますよ。 いつもながら会話が成立しそうもありませんので、誠に勝手ではありますが、ゴールデンゼウスさんへのレスを終了します。 お付き合い、ありがとうございました。 |
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【2731】 |
ドウコク! (2010年06月12日 22時32分) |
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これは 【2729】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >『三浦和義事件』もあり、かなり幅は広いです。 こ、これは。 島田氏、こんなのも手掛けているのですね。 とても興味深いタイトルです。 「キャリー」、つづき。 >私は初めて観た時、思わず飛び上がりそうになりました。 なるほど、これは私もあまりホラー映画を見ていない時期なら、こうなったかも知れないですね。 かなり前から、「最後にもう一度」みたいなのがあるように思います。 ところで、こういうの、もしかしたら「キャリー」が走りかも知れないですよ。 別の作品の紹介で、「まるでキャリーのようなラスト」などという文言を、2・3回見た記憶がありますので。 >そこに至るまでのサスペンスフルな描写は見事の一語に尽きると思います。 ここです。 ここも、ご報告したかったのです。 観てはいなかったけれど本作品、概要は何となく知っていたにも関わらず、 それでもクライマックス前に感じた、あの緊張感。 まさにお見事。 バケツがプルプル揺れているところなんか、もうドキドキでしたよ。 この辺は、監督の上手さなのでしょうね。 「殺しのドレス」も、内容はほとんど覚えていませんが、最後はドキドキし、そして「アッ」といった記憶があります。 惜しむらくは、2泊3日で借りたことです。 本編の長さから考えて、オマケの映像も充実していそうだったのですが、新作と一緒に借りたので2泊3日となり、 結局は見ないまま、返却しました。 |
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【2730】 |
ゴールデンゼウス (2010年06月11日 23時49分) |
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これは 【2725】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >同一人物でも作品によってがらりと作風を変えている人もおれれますから、なかなかその素顔を容易には悟らせないかもしれませんが。 そうですね。 多分作家も毎回同じパターンでは自分でも飽きてきてしまうのかもしれませんね。 >赤鬼と青鬼では性質が違うものなのでしょうかね。 >区分けとはどういった差別化ですか。 この物語には宇宙から来た生命体が、遠い過去に地球で戦いがあり、一方が勝ち他方を封印してしまうのです。(安部清明他) それが現代にその封印が破られて妖怪が出てきてしまうわけですが、それとは別にもっと邪悪な生命体(邪神)がいて、今度は前回同様(人間を餌とする昆虫)を使い人間を襲います。 日本に多くある鬼伝説は多々あり、昔から鬼がでるというと、人々は近づきませんでした。 それは来るべき戦いの日々に備えて鬼がいろいろな噂を流して、人間を近づけないようにしていたと、この物語では伝えています。 青鬼はその邪神が復活するための役割をはたし、赤鬼は単なる伝説として人々に認知されてきたという設定です。 ただこの本は本当に急いで次を読みたくなります。 本に向かう気持ちとしては、ある意味乱歩と共通点があるような気がします。 >名作というものはいつ読んでも色褪せないものだと思いました。 その通りですね。 それではまた。 |
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