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【2359】 |
ドウコク! (2010年04月25日 22時44分) |
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これは 【2356】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 箱根の温泉は、堪能されましたでしょうか。 >この馬を発見して馬券が取れたという意味です。 私はてっきり、「金色に輝く神様」みたいな意味で名乗られているのかな、と思っていました。 そうではなかったのですね。 お名前の由来の説明、ありがとうございます。 >はずれです。 住宅ローンの返済に充てました。(笑 スミマセン、これを見たとき、なぜだか笑いが止まりませんでした。 あっ、変な意味での笑いではないですよ。 純粋に、今までの話の流れから、なぜか私がウケてしまった、という意味です。 もし不謹慎なら、お許しを。 ところで、安部公房、私は「箱男」を読みました。 (読んだ、読んでいない、に関わらず作品名は、ご存じだとは思いますが) 一言で言うと、とても不思議な読後感の残る作品、でした。 |
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【2358】 |
ドウコク! (2010年04月25日 22時18分) |
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これは 【2355】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >本当に元気に、前向きになれる小説ですか? むむむっ、これは難しい質問ですね。 そうですね、これに対する私の意見としては、「イエスであり、ノーでもある。」という微妙なものになります。 まず、「イエス」について。 これは、主人公の竜馬だけに着目するならば、彼は終始「前向き」です。 どんな苦境、悲惨な状況であっても、常にポジティブに物事をとらえ、常に明るくユーモアも交え、事態に向かいます。 特に途中からは、友人や仲間の相次ぐ死に直面し、また幕府という怪物に向かい、普通の人間ならくじけそうな場面でも、それを乗り越えていきます。 そして、遂には待望の「明治維新」のおぜん立てを、整えることができるのです。 また、他の人物でも、やはり若さゆえか、大なり小なり前向きのエネルギーを感じますね。 そういった意味では、「イエス」だと思います。 次に「ノー」について。 これはやはり、時代背景に関してですね。 途中で作者の司馬氏は、「維新は確かに達成された。 しかし、それは数えきれない若者の屍の末に、である。」 と記します。 まさに、その通りです。 竜馬を取り巻く人物たちは、道中、その志を胸中に抱いたまま、ほとんどが道半ばにして斃れていきます。 これをフィクションとして読むならば、それもクライマックスに向けての隠し味となるでしょう。 しかし、これは事実なのです。 己の道を正しいと信じる者たちが、悲しいかな、「時代と合わなかった」と言うしかない理由で、次々と去ってゆきます。 しかも、未だ若き身空にて。 更に、結局、最後は竜馬自身も、自分の成し遂げた成果を見届けることなく、散ってしまいます。 そんな皮肉な面を感じさせもするので、「ノー」とも言えると思います。 これは多分、読む人の感性次第ではないでしょうか。 本作で、「明るく頑張れば、いつか良いことがある。」と感じるか、「頑張っても結局は、ダメ。」と感じるか。 ただ言えるのは、その両方の面、いずれも深く感じられる作品ではないか、だと思います。 で、「お前はどっちか?」と問われれば、「どちらかと言えば、イエスの方だ」、ですね。 なお、一巻は、はっきり言って、かなり明るいですよ。 というか、ラブコメ要素もあったりして、お気楽過ぎるような筆致かも。 |
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【2357】 |
ゴールデンゼウス (2010年04月25日 17時59分) |
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これは 【2354】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >中途で終わっていた坂口安吾の『復員殺人事件』を高木彬光氏が引き継いで、『樹のごときもの歩く』として完成させたというエピソードがあります。 >ご存知でしょうか。 いや、それは知りませんでした。 読みづらいと、そのあとがなかなか手が出しづらくなるもんで。 でも安部公房だけは3〜4冊読みました。 >予想外の展開には驚愕とまではいかないまでも、アッと思わせるに十分なトリックとエンディングが用意されていました。 > >これだけでそれまでの地味さや退屈さが相殺された感があり、我慢して読んだ甲斐がありました。 やっぱり何かあるとは思っていましたが、そんな展開でしたか。 でも良かったですね。 私の方は上巻の五分の四まできました。 この物語はある上場企業の社長を誘拐する話なのですが、相手の素性がよくわからない人たちが集まって計画を練り、実行に移すというもので、今は警察の対応と新聞社の対応の場面になっています。 この高村薫という作家は、相当に内部事情に詳しいか、よほど綿密な取材を行ったと思われます。 警察の内部事情が手に取るようにわかります。 今野敏なんかも警察小説をずっと書いていますが、ある意味こちらの方が生々しさを感じます。 ぐんぐんスピードが上がってきました。 それではまた。 |
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【2356】 |
ゴールデンゼウス (2010年04月25日 17時45分) |
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これは 【2353】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 昨日は箱根の温泉に行っていて、先ほど帰ってきました。 >これ以下のエピソードを読めば、お名前は「ゴールデンゼウスという馬そのもの」だったのですね。 そうです。確か13番にライスシャワーがいて、15番にブルボンで、14番がゴールデンゼウスでした。 しかも14番はブルボンについで2番人気でした。 直接この馬を買って当てたわけではないのですが、この馬を発見して馬券が取れたという意味です。 >ミホノブルボンやメジロマックイーンといった、超強豪の連勝を止めた「刺客」でも、ダービーの頃は人気がなかったのですね。 このときはまったく人気ありませんでした。 重賞勝ちしたわけでもなく、トライアルかなんかで滑り込んだような・・ちょっと曖昧です。 >ところで、ムフフ。 その配当、きっと豪快に散財された、と予想しますよ。 はずれです。 住宅ローンの返済に充てました。(笑 Z |
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【2355】 |
メルカトル (2010年04月24日 23時23分) |
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これは 【2352】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >(そうでなければ思い付きもしなかった筈)内心、ちょっぴり自慢したいところだったのですが、そんなに凄いことではなかったとは。 そんな事はないでしょう。 少なくとも私は見事に騙されましたよ。 予測できたという意見が多いというだけで、私のように作者の策略に嵌めれらた人も多かったはずです。 この仕掛けを見破ったドウコク!さんは、十分凄いと思いますよ。 >読後、「やはり、この長さは必然性が無かった。」と落胆するも、読んだことに対する後悔もありませんでした。 全く持って同感です。 そこまで長尺にする必要が果たしてあったのか?と思わずにはいられません。 しかし読んだ事に対する後悔はなかったです。 >でも、それなのに私の場合、京極作品は「暗黒館〜」より短くても、圧倒されて、読むのを躊躇してしまいますね。 お気持ちは分かりますが、京極ファンの一人として残念です。 『姑獲鳥の夏』の密室トリックを不服とするのは致し方ないとは思いますが、せめてもう一作『魍魎の匣』くらいは読んでから評価を下しても良いのではないかと思いますよ。 >一言で言って本作は、「青春小説」だと思います。 そうだったのですか。 タイトルからしてなんとなく普通の時代小説だとは思いませんでしたが、そうでしたか。 青春小説だったとは意外です。 友人からとにかく元気になれる小説だからと薦められたのは、そういった意味だったのでしょうか。 本当に元気に、前向きになれる小説ですか? ならば、一作目くらいは読んでみようかと思わないでもないですが。 ではまた ^^ |
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【2354】 |
メルカトル (2010年04月24日 23時22分) |
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これは 【2351】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >読みづらいと感じたのは、島崎藤村、安部公房、小林秀雄、坂口安吾、山本周五郎とか若干古い人たちですかね。 まだ大勢いると思いますが・・・ なるほどねえ。 でも凄いですね、私はこの中だと安部公房、坂口安吾しか読んだ事がありません。 安部公房は寓意小説なので仕方ないでしょうが、坂口安吾は確かに独特の語り口調で読みづらいかもしれませんね。 中途で終わっていた坂口安吾の『復員殺人事件』を高木彬光氏が引き継いで、『樹のごときもの歩く』として完成させたというエピソードがあります。 ご存知でしょうか。 その『復員殺人事件』や『不連続殺人事件』は文体に非常に癖があり、読みづらかったと記憶しています。 >イギリスにおける競馬は、あくまで貴族の社交場として発展してきたので、日本では競馬=ギャンブルになってしまいますが、イギリスではスポーツ観戦に近いものがあります。 そうですか、その辺りはお国柄の違いなのでしょうか。 いかにも紳士の国イギリスといった感じがしますね。 だからこの「競馬シリーズ」も大衆に受け入れられたのかも知れませんね。 >期待が裏切られないといいですね。 ありがとうございます。 本日読み終えました。 やはり予想通りというか、期待通り、最終章はそれまでの地味な捜査とうって変わって、スピード感がぐんとアップし、エピローグまでぐいぐい引っ張ってくれました。 予想外の展開には驚愕とまではいかないまでも、アッと思わせるに十分なトリックとエンディングが用意されていました。 これだけでそれまでの地味さや退屈さが相殺された感があり、我慢して読んだ甲斐がありました。 全体としては前作のスピード感やストーリーの起伏には到底叶いませんが、警察小説としての出来はこちらの方が上だと思いました。 やはり最後まで読んでみないと分からないものですね。 ではまた ^^ |
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【2353】 |
ドウコク! (2010年04月24日 23時10分) |
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これは 【2350】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 「す★屋」 関西全般かどうかは分かりませんが、少なくとも私の近隣では、280円です。(250円ではない、という張り紙アリ。) こちらは今朝、見ました。 なお、吉★家も、キャンペーン終了後、今は380円だったと思います。 何日か前に行った時は、そうでした。 (そこも、確か「〜〜円引き、やってません」みたいな張り紙がありました。) >そのダービーで初めて場外の大口窓口に行きました。 これ以下のエピソードを読めば、お名前は「ゴールデンゼウスという馬そのもの」だったのですね。 カッコいい響きと共に、劇的な要素があって、興味深かったです。 >ゴールデンフェザント 懐かしー。 もう今となっては、「そんな名の馬がいたなー。」です。 >ブービー人気のライスシャワー ミホノブルボンやメジロマックイーンといった、超強豪の連勝を止めた「刺客」でも、ダービーの頃は人気がなかったのですね。 (そういえば、当時、「何だ、こりゃ?」と感じたような記憶もありますが、今ではもう曖昧になってしまいました。) ところで、ムフフ。 その配当、きっと豪快に散財された、と予想しますよ。 |
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【2352】 |
ドウコク! (2010年04月24日 22時37分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >ある程度ミステリを嗜む読者にとっては、かなり有名だと思います。 「慟哭」、結構、有名だったのですね。 何となく安心しました。 >・概ね高評価だが、結末はある程度予測できた、という意見が多い。 うーん、こちらは少し残念。 私がある程度予測できたのは、少し前にある作品を読んでいたため、偶然に閃いたので、 (そうでなければ思い付きもしなかった筈)内心、ちょっぴり自慢したいところだったのですが、そんなに凄いことではなかったとは。 同作品の客観的な評価が分かりました。 回答、ありがとうございます。 >長さゆえ断念 これは不思議なもんですよね。 興味があるものには長さなど気にならないけど、そうでない場合は、途端に重荷に感じてしまう。 綾辻氏の「暗黒館の殺人(一)〜(四)」など、購入する際、全く迷いませんでした。 で、読んでいる途中も、「冗長すぎる。 これだけの長さが必要なのか?」と思いつつも、挫折することはありませんでした。 読後、「やはり、この長さは必然性が無かった。」と落胆するも、読んだことに対する後悔もありませんでした。 でも、それなのに私の場合、京極作品は「暗黒館〜」より短くても、圧倒されて、読むのを躊躇してしまいますね。 (まあ、分厚いことは確かなのですが。) さて、本日より、司馬遼太郎氏「竜馬がゆく」。 文庫版で、全八巻。 しかし、私は少しは不安でしたが、挑戦するのに迷いませんでした。 歴史に興味があったからです。 (歴史好きになったのは、多分、NHK大河ドラマを家族で見ていたからだと思います。) 本作、メルカトルさんにはお勧めできませんが、やはり好きですので(3度読みました。 またいずれ読み返すつもりです。)、 しばらくお付き合いを。 一言で言って本作は、「青春小説」だと思います。 歴史が話の骨格で、幕末の状況が語られますが、 実際は竜馬を中心とした若者たちが、その若さゆえに当時なにを考え、なにを行ったのかを、とても生き生きと描いています。 その意味で、本作に本当に共感できるとすれば、竜馬と同年代の時期に読むか、あるいはその年代をいとおしく思える壮年でないと、 無理かも知れません。 |
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【2351】 |
ゴールデンゼウス (2010年04月23日 23時55分) |
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これは 【2343】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >他にも純文学や文芸作品は読まれているのでしょうか。 結構有名なものはかなり読んでいます。 多すぎてちょっと書ききれないくらいあります。 読みづらいと感じたのは、島崎藤村、安部公房、小林秀雄、坂口安吾、山本周五郎とか若干古い人たちですかね。 まだ大勢いると思いますが・・・ >確か、競馬を題材にしたミステリを数多く輩出した、イギリスの作家ですよね。 >競馬好きの方には堪らない魅力を持っているんでしょう。 そうです。 本命、対抗、大穴、落馬、障害等競馬用語をタイトルにした作品が多いのですが、イギリスの競馬というのは、日本の競馬と微妙に感覚が違います。 イギリスにおける競馬は、あくまで貴族の社交場として発展してきたので、日本では競馬=ギャンブルになってしまいますが、イギリスではスポーツ観戦に近いものがあります。 >こちらはやっと最終章まで辿り着きました。 >これから事件解決に向けて、一気呵成の急展開を見せてくれる事を勝手に願っています。 期待が裏切られないといいですね。 それではまた。 |
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【2350】 |
ゴールデンゼウス (2010年04月23日 23時35分) |
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これは 【2342】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >これで、謎が解けました。 実は私の行っているご指摘の両店で、わざわざ「当店では〜〜円では販売していません。」 >という張り紙(しかも手書きの貧相なモノ)があって、「そんなキャンペーンをやっていない筈なのに?」と、不思議に思っていたのです。 関西ではすき家は250円ではないのですか? 東京では1週間くらい前からTVでも宣伝始めましたよ。 >何と! ゴールデンゼウスさんのお名前は、それに関係があるのでしょうか? おおありです。 そのダービーで初めて場外の大口窓口に行きました。 話すと長くなりますが、H3年のジャパンカップというG1があるのですが、そのときの勝ち馬がアメリカのゴールデンフェザントとという馬でした。 翌年、春から(ちょうど今頃)競馬で万馬券が何度もでていました。 当時はまだ馬単がなく、馬連しかなかったので、なかなか万馬券はでません。 ところが、あるレースででた万馬券が9−11でした。 又、翌週のレースでも万馬券でした。7−9です。 そこで何気なく過去の新聞を見てビックリ。 9−11も7−9も一つ飛ばしの番号ですが、その間 にゴールデンアイとゴールデン○○(忘れました)という馬がいたのです。 そこで昨年のゴールデンフェザントを思い出し、今年の春はゴールデンのつく馬がでたら、その両隣を買うと固く誓ったのです。 しかし、その後まったくゴールデンのつく馬はでてこず、いつしかそのことをすっかり忘れてました。 そしてダービー当日。 前日に入念な予想をして馬券を買いにいき、いざ窓口に並んだ瞬間、ゴールデンの法則を思い出したのです。 あわてて列を離れ、新聞を見ると片方は1番人気のブルボンですが、もう一方はブービー人気のライスシャワー。 本当に迷いましたが、以前今度見たら絶対に買うと決めたので、捨てたつもりで馬券を購入。 見事100万円以上の大口窓口となったのです。 それで運命を変えたというと大袈裟ですが、ゴールデンゼウスには感謝してもしきれないのです。 |
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