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【1729】 |
ころころ (2010年02月22日 11時27分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
お部屋の皆様、こんにちは。 ひとつ告知がございます。 最近、すでにレスが途切れがちなのですけど、実はお仕事上の事情により 一層、トピ訪問が不定期になりそうです。 従って、レスが数日前のお言葉に対しての返事になったりして、時間差レスとなるか、 自分の近況のみのお知らせに留まる場合もあるかも知れませんが、お許しくださいね。 でもここ数カ月、参加される方が増えてレスの量も1ページ進むのが1〜2日間隔となってきて、 にわかに活気づいてきた気がします(^^) 本当に楽しいお部屋になって来て嬉しいです。(私が喜ぶのも変なんですけどね(笑)) ●駄犬さん。 お久しぶりですね(^^) またもや、私の知らない作家さんの著書のご紹介ありがとうございます。 現在、とんでもない長編に取り組んでますので、その後に書店へいくことありましたら どんなものか見てみますね(^^) ●G・ゼウスさん。 永井豪さん、私も大好きです。 ドウコク!さんとのやりとり興味深く読んでいました。 私は、鬼も悪魔も魔女も全て根底は人間だと思います。 そして、異能力者を恐れる権力者達や人々が作り上げた産物なのだろうとも思います。 デビルマン(原作)の最終巻では、人間を守る為に闘って来た明が その人間によって愛する美樹達を奪われた事に対する怒りや戸惑い。 人間とはいかにもろく弱く、自分勝手で愚かなのか。 善悪は全て人の心がつくり出すものなのだなと解釈致しました。 そして、歪んだ心が悪魔となり、異形のものとして映るのだろうなと。 ●ドウコク!さん。 「オーメン」私もホラーの中では大好きです。 ホラー・スプラッタ全盛期の頃、ただ、ビジュアルのみにインパクトを求め、 内容の伴わないストーリー性に乏しいものが多かった中で、オーメンは秀逸でした。 筋の通ったホラーでした。 私は、オーメンのビジュアル的な怖さの中では、 エレベーターが落下して切れたケーブルが高速落下し、人間の胴体を切断したシーンが わりとトラウマに長く残っていました。 「オーメン2」はドウコク!さんの評価があまり高くはないようですが、 私は2が一番好きです。 ダミアン少年を演じたジョナサン・スコットテイラーくんは今どんなオトナになってるんだろうか? すごく綺麗な少年でしたよね〜。(笑) ●メルカトルさん。 「鉄鼠の檻」。 昨日、ほとんど読めずにいたため少し停滞。 今、2章目で、京極堂が関口を旅行にいこうと誘いに来ているくだりです。 1章目だけで133頁・・・。 厚み63mmの本の牙城を少しずつ攻略中です。 先の2冊に比べて、(という言い方は変かもですけど)導入部が取っ掛かりやすかったです。 従って第1章はわりとスイスイと進んだ感じでした。 ただ、カバーをつけてバッグにいれて持ち歩くとあちこち擦れて折れたり傷がついたりしつつあります。 本体が、傷むのは辛いですがカバーを破いてしまう方が悲しいので、 思いきってカバーを外し、本体のみを持ち歩こうか…と考えてます。 まずいですかね?どうでしょう? では、また(^^)ノ |
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【1728】 |
ゴールデンゼウス (2010年02月22日 01時14分) |
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これは 【1719】 に対する返信です。 | |||
駄犬さん、こんばんは。 最近この部屋に出入りしているゴールデンゼウスといいます。 以後宜しく。 森見登美彦さんですか。名前は知っていましたが、まだ読んだことはありませんでした。 今度本屋で見てみます。読んだら感想を書きますね。 ではまた。 |
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【1727】 |
ゴールデンゼウス (2010年02月22日 01時02分) |
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これは 【1725】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 そうでしたか、北森氏の本はあまりありませんでしたか。 東京では小さな本屋でも必ず数冊は置いてあるので、2〜3店回れば大体事は足ります。 でもいざとなったら取り寄せてもらえば済むことだし、何とでもなるかと・・・ 弾圧するに足る能力とは、 >未来を正確に予測したり、あるいはテレパシーなど、完全に常人の理解を超える能力だと思います。 >それらを備えた人間が出現したら、それは周囲や為政者にとって、とても脅威だと思います。 でも実際にそういった人は存在しており、アメリカやロシアでは真剣に解明に取り組んでいますよ。 上記のドウコクさんの意見は、ただ単に周囲や為政者にとってではなく、自分がどう受け取っていいかわからなくなるのが怖いのではありませんか? 前にも書きましたが、環境が変化したらDNAレベルの変更などは数千年もかかりませんよ。 もし仮に国や政府が正式に認めてそれを公表したら、確実に一般市民から弾圧が起こります。 一種のパニックになってしまい、大混乱が生じるので国や政府は本当のことを公表しないと思っています。 中世の魔女狩りは果たして本当なのかどうかはわかりません。 政治的に葬りたい相手を魔女に仕立て上げたこともあったかもしれません。 前回も書きましたが、生物の大原則は「種の保存」です。 これには厳密に分けると2種類あり、その一つは環境の変化に対応する能力と、もう一つは種を守るために異種を排除する本能です。 この後者の本能が魔女狩りに繋がったと私は思っています。 昔から騒がれているUFOに関してもそうです。 ドウコクさんはUFOの存在を信じますか? 私は当然信じております。 既に人類は月面に到着しており、スペースシャトルも他生物からすれば立派なUFOです。 ですからドウコクさんが、「永井豪の世界観には現実的に賛同しかねる」というのは個人の自由ですから問題ありません。 私はそういった考え方を受け入れることが出来るというだけです。 話は変わりますが、今から4〜5年くらい前ですか、 ハリウッド映画で地球に隕石が衝突する趣旨の映画がアルマゲドンをはじめ5〜6本製作されております。 一つの内容に対して何故しつこく同じ内容の映画が作られるのかを考えたことがありますか? はたして偶然でしょうか? この話はいづれまた。 |
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【1726】 |
ゴールデンゼウス (2010年02月22日 00時17分) |
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これは 【1723】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >私は節操がありませんので、メタルだろうが、クラシックだろうが、Jポップだろうが、演歌だろうが、良いものは良いと考えるほうです。 メルカトルさんもジャンルが広いですね。 私の場合は単なる悪食というか? 節操がないです。 それにしても「大日本バカミス作家協会賞」とは、よく考えるものですね。 >これだけでもこの著者が並々ならぬユーモアのセンスの持ち主だと分かります。 そうでしょう! メルカトルさんもあの作品はちょっと高尚すぎて・・・と言っていたくらいですが、それさえも自分でパロディ化してしまうあたり、かなり不思議な作家です。 >それにしても作品の舞台の寺の住職本人が解説を書いているとは、前代未聞ではないでしょうか。 これは実は凄いことだと思いますよ。 この住職は結構生臭坊主ですよ。 解説を頼まれいざ書こうとしてもいいアイデアが浮かばなく、締め切りに追われるのはこういった事なのか・・といっぱしの作家の感想を書いております。 さらに思案に暮れていたとき、北森氏の「支那そば〜」を読んだうら若き女性が大悲閣を訪れたそうで、その女性と話をして、その内容を解説の中にちゃっかり入れております。 ちなみに、この大悲閣千光寺というのは、金閣寺、銀閣寺と同格で京都の三閣と呼ばれていたそうです。 しかし、場所がいささか不便で、だんだんと寂れたようですが、昔は大変由緒ある立派なお寺だったそうです。 今日から8冊目になる「冥府神(アヌビス)の産声」に入ります。 それではまた。 |
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【1725】 |
ドウコク! (2010年02月21日 23時51分) |
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これは 【1718】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 本日、近隣の書店を数件、巡りましたが、「狐闇」、ものの見事にどこの書店にもありませんでした。 というか、北森鴻氏の作品、「花の下にて春死なむ」と、あとコチラでは聞いたことも無い作品以外、無かったです。 「狐〜」、「桜宵」、「メイン〜」、「支那そば〜」だったら買おうと思ったのですが、そうではなかったので、控えました。 ご指摘の通り、売り切れてしまったのか、或いは、最初から書店が氏の死を知らずに揃えなかったのか、 真相は分かりかねますが、とにかく残念でした。 仕方が無いので、悔しいけれど「むこうぶち」26巻を買いました。 (こっちの方がマイナーな筈なのに、どうして、数件の本屋であったのだろ?) さて、「一般の集合からかけ離れた能力や力を持った人間」についての件。 異論でも構わないとのことでしたので、書きます。 これは私は、「そんな人間などいない。」って思っています。 これはどういうことかというと……。 例えば、群を抜く記憶力を持った方(=全国の鉄道の駅名を全て言えるような人など)の異能の力は、確かに存在すると思います。 しかし、こういった能力は、弾圧する必要がないと思います。 弾圧するに足る能力とは、 未来を正確に予測したり、あるいはテレパシーなど、完全に常人の理解を超える能力だと思います。 それらを備えた人間が出現したら、それは周囲や為政者にとって、とても脅威だと思います。 ですが、そんな能力は「あり得ない」と、今では結論付けています。 TVや書物でそれらしいことを主張している人は、私にはとても滑稽に映ります。 「ウソを言うな。 だから、そんな驚異の、弾圧に値するような異能力なんて存在しない。」となるのです。 しかし、“弾圧”=“差別”があったのは事実でしょう。 現に、今の日本でも、「半島系」というだけで、差別されているようですから。 そこで、私はこう思うのです。 「“異能力”があるからこそ“弾圧”されるのではなく、“弾圧”するために“異能力”のレッテルを貼ったのではないか。」 「“鬼”とは、そんな能力や力があるのではなく、“弾圧”するために、そんな呼び方をしたのではないか。」……と。 つまり、全ての現象は、「魔女狩り」と同じく、ただ”弾圧=排除”のための口実であると。 当然、今後、とてつもない能力を備えた人間の出現まで否定はしません。 でも、たかだか、数万年ほどで、DNAレベルの進化が起こるとは、生命誕生の数億年の歴史から考えて、無理ではないか、 そして、それを声高に主張する人は、ただの詐欺師ではないか、と思うのです。 というわけで、永井豪氏の世界観は、作品のバックボーンとしては確かに面白いが、 現実的には賛成しかねる、と思いました。 以上、良く分かりにくい内容となり、また、ズレているかも知れませんが、これが今の私の率直な感想です。 重ね重ね、ゴールデンゼウスさんの気分を悪くする気は無いことを付け加えておきます。 |
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【1724】 |
メルカトル (2010年02月21日 23時38分) |
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これは 【1721】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >まぁ、これが進まないこと。 果たして、来週までに読み終えられるかどうか、です。 それ程苦戦されているのは、一体どういった理由によるのでしょうか。 難解?或いは文体が小難しいとですかね。 いずれにしても早く難関を突破される事を、影ながら応援させていただきます。 >ショパンなら、私は月並みですが、「夜想曲・ノクターン」が好きです。 これもいい曲ですね、あと『別れの曲』が有名ですし、私好みです。 クラシックはとにかくイマジネーションがかき立てられて、聴く者を異世界に連れて行ってくれるようです。 関係ないですが、先日少し話題になったエンニオ・モリコーネの『ラ・カリファ』の主題曲をアレンジした曲をご紹介しておきます。 私のお気に入りの一曲です。 http://www.youtube.com/watch?v=kMfB700FRi8&feature=PlayList&p=9B36ABEC903C2E04&index=0 >そこで、まず初めに、「ヨハネの黙示録」を読みました。 凄いですね。 いくら興味を抱いても普通そこまでしようとは思わないでしょうから。 >でも、せっかく買ったものなので、一応、全部は読みました。 ますます凄いですね。 これはもう尊敬に値します。 キリスト教徒でもないのに、聖書を購読しようという、ドウコク!さんの心意気には頭が下がります。 >やはり、海外の作品(書物や映画など全て含めて)の理解には、ある程度、聖書の素養は必要でしょうね。 うーん、そうですか。 ますます翻訳物が苦手になりそうな予感が・・・。 今のところ海外の作品で興味を惹くようなものは見当たりませんので、取り敢えずは暫く翻訳物には手を出さないと思いますが。 ではまた ^^ |
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【1723】 |
メルカトル (2010年02月21日 23時36分) |
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これは 【1720】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >私今日ずっと聴いていました。幻想交響曲は聴いている間はかかりませんでしたが、しかし、偶然ですね。 私は節操がありませんので、メタルだろうが、クラシックだろうが、Jポップだろうが、演歌だろうが、良いものは良いと考えるほうです。 ジャンルには全く拘りはありません。 クラシックに造詣が深いわけではありませんが、ショパンは勿論、モーツァルトもエルガーもバッハもドヴォルザークもワーグナーも好きですし、その他ほとんどの著名な作曲家にも好きな曲があります。 >この本も短編なのですが、あまりに連続しているように感じてしまい、短編であることを忘れてました。ちゃんと出てきました。 連作短編集でありながら、長編としても読める方式ですね。 いわゆる一粒で二度美味しいパターンですね。 こういったタイプの作品は私にとってはまさにど真ん中のストライク、といった感じです。 >「ちゃんと賞だって取ってるもん、大日本バカミス作家協会賞」 いやーこれは意表を突かれました。 実際にあってもおかしくない(やっぱりおかしいか?)賞だと。それにしても「大日本バカミス作家協会賞」とは、よく考えるものですね。 これだけでもこの著者が並々ならぬユーモアのセンスの持ち主だと分かります。 >と、こんな具合です。 しかし、「鼻の下伸ばして春ムンムン」には笑いました。 あの作品さえももじってしまうとは、北森氏もなかなかやりますね。 心憎い演出に思わずニヤリとさせられる事は間違いなさそうです。 作品の出来云々を抜きにして、楽しそうな雰囲気は十分伝わってきます。 これもまた読んでみたい一作となりそうですね。 >そして驚いたことに、この本の解説をしているのが、 >この寺の住職本人です。 北森鴻氏とは知人だったようです。 知人でしかもあらかじめ許可を得ていなければ、訴訟問題に発展しかねないところですからね。 それにしても作品の舞台の寺の住職本人が解説を書いているとは、前代未聞ではないでしょうか。 これは実は凄いことだと思いますよ。 ではまた ^^ |
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【1722】 |
メルカトル (2010年02月21日 23時35分) |
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これは 【1719】 に対する返信です。 | |||
おおっ!これはこれは、駄犬さんではありませんか。 お久しぶりです、お元気でしたか? 本当に何ヶ月ぶりでしょう、ご自身のトピを落とされて、暫くどうしておられるのか影ながら心配していましたが、お元気そうで何よりです。 相変わらず読書三昧の日々を送っておられるようですし、ジャンルという垣根を越えて様々な作品に真摯に接しておられる姿勢は見習わねばなりません。 >森見登美彦、という作家さんなのですが、この人の文体が非常に面白いです。 またしても私の知らない作家のご紹介、誠にありがとうございます。 やはりファンタジー小説のようですね。 駄犬さんの得意分野、という訳でもないのでしょうが、書評などをネットで見ていて、いかにも駄犬さんの好みに合致しそうな作品を書いている作家ではないかと、内心ニヤリとしてしまいました。 近々、書店に行く予定がありますので、その時にご紹介の森見登美彦氏の作品も見てみます。 ではまた ^^ |
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【1721】 |
ドウコク! (2010年02月21日 22時56分) |
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これは 【1717】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 いつもよりは少し、遅くなりました。 実は、ゴールデンゼウスさんへのレスでもちょっとだけ書いたのですが、現在、翻訳モノ(「水時計」)に取り組んでいるのですが、 まぁ、これが進まないこと。 果たして、来週までに読み終えられるかどうか、です。 そこまでは映画の話で行くつもりです。 仮に、それが尽きても、貫井氏の「光と影の誘惑」や、他のジャンルの文学で行くつもりですが。 >ショパンの幻想即興曲 何と、手が魔術のようですね。 曲ももちろん素晴らしいですが、実際に弾いているこの映像を見て、とてもビックリしました。 ピアノの演奏って、実は凄いのですね。(まぁ、それを言ったら、どんな楽器でも凄いとは思いますが。) ショパンなら、私は月並みですが、「夜想曲・ノクターン」が好きです。(これもいくつかあるようですが、とにかく一番有名な曲の方。) さて、「オーメン」。 というか、今回は聖書の話になりますが。 >キリスト教の観念的な一面だけを捉えると、こちらの方が奥は深い気もします。 「オーメン2」を観た後、これを知りたくなって、実は新約聖書を買いました。 そこで、まず初めに、「ヨハネの黙示録」を読みました。 ですが……。 まったく訳が分かりませんでした!(笑) ただ、「666」が出てくるところだけは見つけられました。 でも、せっかく買ったものなので、一応、全部は読みました。 そこで読んだイエスの言行録=4つの福音は、何とか理解の範疇でしたので(真に理解できたかどうか、は別として)、 それは後の、遠藤周作「沈黙」他作品や、海外作品のキリスト教のエピソード理解に役立ちました。 そこで勢いに乗って、旧約聖書も買ったのですが、こちらは途中でダウン。 これは、習慣や歴史背景などの違う、日本人にはあまり理解できない、と感じました。 やはり、海外の作品(書物や映画など全て含めて)の理解には、ある程度、聖書の素養は必要でしょうね。 その点、旧約が頭に入っていない私は、その部分が出てくると、お手上げです。 もちろん、それは国内作品でも言えます。 麻耶氏の「鴉」など。 カインとアベルって言われても……、って感じです。 |
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【1720】 |
ゴールデンゼウス (2010年02月21日 00時39分) |
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これは 【1716】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 ちょうどドウコク!さんのレスを書いていたら、メルカトルさんのレスが入っていて、なんとショパンが好きとのレスにビックリ。 私今日ずっと聴いていました。幻想交響曲は聴いている間はかかりませんでしたが、しかし、偶然ですね。 今日「支那そば館の謎」読み終わりました。 とても良かったです。 メルカトルさんのレスにも北森鴻という作家はとても生真面目な作家というイメージがあったとありますが、この点に関しては私も最初はそう思っていました。「花の下〜」「狐罠」「狐闇」いづれも硬い作品でした。 でも「メイン・ディッシュ」で、あれっ? 「支那そば館〜」であれれ? そうそう訂正が一つあります。 前回ぜんぜん支那そばがでてこないと書きましたが、この本も短編なのですが、あまりに連続しているように感じてしまい、短編であることを忘れてました。ちゃんと出てきました。 この本がくだけている一例を文章から抜粋しますね。 二人の会話で男性があたる君、女性がラムちゃんの会話です。 「それにしても水森センセというのは、どないな作品を書いてはんねん」 「ミステリー」「まったく聞かん名やな」 「ごく一部のマニアの間では、カルトな人気のある作家よ」 「ごく一部で、しかもカルトな人気て、それ、もしかしたらまったく無名の作家やないか」 「ちゃんと賞だって取ってるもん、大日本バカミス作家協会賞」「なんや、それ。賞自体聞いたことないで。で、作品名は」 「鼻の下伸ばして春ムンムン」「はい?」 「二度といわせないでよね。口にする方だって恥ずかしいんだから」 と、こんな具合です。 しかし、「鼻の下伸ばして春ムンムン」には笑いました。 しかもこれは香菜里屋シリーズのあのタイトルをもじっているし・・ それから主人公は京都の嵐山の奥にある「大悲閣千光寺」という寺を舞台にしていますが、この寺は実在します。 そして驚いたことに、この本の解説をしているのが、 この寺の住職本人です。 北森鴻氏とは知人だったようです。 今度京都に出向いた際は寄ってこようと考えています。 それではまた。 |
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