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【1279】 |
ドウコク! (2009年12月12日 21時47分) |
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これは 【1276】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >なぜ三姉妹は殺されなければならなかったのか・・・ この点に関しては、(弱い気もしますが)原作では、個人的に、一応、合理的だったと感じています。 そして、その理由が一転して、一瞬で無意味になってしまう虚しさ、も見事だった、と思います。 でも、映画版の犯人だと、その理由がねぇ……、というのが正直な感想です。 さて、映画版「獄門島」、その他に。 これは記憶が曖昧なので申し訳ないのですが、 (=ご報告したのかどうか、または、メルカトルさんがガンダム好きなのかどうかが曖昧、という意味) この映画には、「ガンダムのシャア」が、実物で出てきます。 後半部分で、ホンの一瞬だけですが、声を聞いた瞬間、「これ、シャアやろ?」って、すぐ思いました。 そこで、映画の登場人物をビデオでもう一度見直し、 その後、「ガンダム」の声優名をチェックして、(これはレンタル屋で「獄門島」返却時にしました) 納得しました。 他に、この映画、和尚さんの鬼気迫る演技、瀬戸内海の風光明媚な景色、若き日の大原麗子の可憐さ、 なども合わせて、未見の方には、ぜひ見て頂きたい映画だとは思います。 (映画として、です。 ミステリ的には、犯人の変更も含め、少し不満が残りますが。) |
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【1278】 |
ころころ (2009年12月12日 21時27分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
お部屋のみな樣こんばんは。 今日はちょっと残業になり、こんな時刻に登場です(^^) メルカトルさんにドウコク!さん、私の体調へのお気遣いありがとうございます。 嬉しくて、身に余る光栄です。 ただ、ドウコク!さんと飲み会をするのは諦めなければならなくなったようです。(笑) 会うと >私の中で、ころころさんのイメージは、「体の弱い、薄幸(以上、事実かどうか問わず)の美少女」になりましたよ。 …の、イメージを壊してしまうから(^^;) 横溝談義盛り上がってますね。 といいつつ、全然関係ない話をお二人に。 例の「美味しいカレーが食べたい」というコンビニ売りの小冊子買いました。 お二人はカレーがお好きと想定して、中に載っていた面白コラムや豆知識を一部紹介します。 カレーの隠し味ランキングという頁がありました。 1位 コーヒー 2位 醤油 3位 牛乳 4位 チョコレート 5位 にんにく 6位 ヨーグルト 7位 ソース 8位 りんご&ジャム各種 9位 はちみつ 10位 生姜 11位 トマト&ケチャップ 12位 ガラムマサラ 13位 バター 14位 チーズ 15位 ピーマン 16位 マンゴーチャツネ 17位 コンソメスープ 18位 その他 となっていました。 一口アドバイスに福神漬の汁やキムチの汁をルー投入前に入れると カレーに深みが増すなどとも書いてあります。 私は、コンソメキューブとチャツネと醤油は使ってます。 醤油以外はけっこうランキングが下位でちょっと意外でした。 ちょっと考えたのですが、こんなに隠し味的になんでもありだと、 ナニを混入しても判らない気がします。 ふと、和歌山カレー事件を思い出してしまったのは私だけ? 次回もこの本の紹介の続きでもいいですか?ミステリではない本ですが(^^;) では、また(^^)ノ 編集) ドウコク!さん。 >従って、「暖かくて、魚メインで、一人でも気軽に入れる店」っていうのが、私の理想ですね。 うーん。魚類というくくりでいいならば、500円うな丼の「宇奈とと」? 魚料理だし温かいですけど…ちょっとちゃう?(笑) |
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【1277】 |
ドウコク! (2009年12月11日 23時37分) |
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これは 【1276】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、再びです。 >移動する釣鐘の謎など印象に残るシーン ありましたねー。 今、思い出しましたよ。 明日も「獄門島」の映画の話で続けるつもりです。 では、おやすみなさい。 |
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【1276】 |
メルカトル (2009年12月11日 23時04分) |
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これは 【1275】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >それは、「犯人について」です。 >これに関して、メルカトルさんは、どうお考えなのでしょう? ドウコク!さんのおっしゃる通りだと思います。 例えば映画では、犯人が脚色で変えられています。 ということは、すなわち誰を犯人に設定しても別に問題ない事になりはしないか、と思わざるを得ません。 金田一耕助がある人物以外、どこから犯人を断定できたのか忘れてしまいましたが、他の登場人物でもある程度重要な役どころの人物ならば、誰でも犯人になり得ると私は思いました。 まあこの小説は、フーダニットは二の次で、ホワイダニットに重点を置いていた事は間違いない気がします。 なぜ三姉妹は殺されなければならなかったのか・・・ しかも俳句の見立てによって。 『獄門島』はこれに尽きると思います。 他にも移動する釣鐘の謎など印象に残るシーンはありますが、やはりこの作品には横溝氏の「殺人の美学」のようなものが行間から読み取れますね。 >つまり、エラリー派からすると、「犬神家」は許せても、 >「獄門島」は、「そんな犯人、分かるわけないだろが!」ってツッコミがきそう、って意味です。 犯人像としては問題ないと思いますが、やはり○○以外犯人を断定する要素が薄い気はします。 ですから、そういったツッコミはあって然るべきなのだと。 >それに、私にとって、本作は「そんなことは瑣末に過ぎない」と感じる傑作、という評価ではあるのですが。 分かりますよ、ええ分かりますとも。 本作は、横溝氏のベストに挙げる方も多いですし、戦後ミステリのベスト10に入ってもおかしくない不朽の名作と言っても良い作品だと思います。 ではまた ^^ |
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【1275】 |
ドウコク! (2009年12月11日 22時16分) |
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これは 【1273】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >ですから我々は日本に生まれて、さらには日本のミステリに出会えて幸せだと、思うべきなのでしょう。 まさに、おっしゃる通りです。 同感ですね。 さて、本作。 前回、私が挙げた点も、色々と議論の対象にはなるのでしょうが、 もう一つ、議論になりそうそうなものが。 それは、「犯人について」です。 これに関して、メルカトルさんは、どうお考えなのでしょう? 私の率直な感想は、「う〜ん、これは反則なんじゃないの?」でした。 「犬神家の一族」の犯人の、隠蔽の記述の仕方には感動しましたが、「獄門島」の方は、正直、「う〜ん」でした。 いや、これはこれで斬新なパターンだとは思いましたが、方向性が違っているのでは? つまり、エラリー派からすると、「犬神家」は許せても、 「獄門島」は、「そんな犯人、分かるわけないだろが!」ってツッコミがきそう、って意味です。 まぁ、「横溝氏は、エラリー派ではない。」と言われれば、それまでなのですけど。 それに、私にとって、本作は「そんなことは瑣末に過ぎない」と感じる傑作、という評価ではあるのですが。 (余談ながら、この犯人、横溝氏の奥さんが考えたそうです。) |
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【1274】 |
ドウコク! (2009年12月10日 23時12分) |
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これは 【1273】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、再びです。 今更、横レスで何なのですが、 >あれ以来一度もなっていませんが、二度と経験したくありませんので、あまり自分を追い込まないように注意しています。 >ですから今はもう大丈夫ですよ。 この状況が続きますよう、祈っております。 明日も「獄門島」で続けるつもりです。 では、おやすみなさい。 |
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【1273】 |
メルカトル (2009年12月10日 22時55分) |
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これは 【1270】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >「悪魔が来りて笛を吹く」、都会の東京と、田舎の淡路島とに舞台が切り替わるところなんかも、視覚的には良いでしょうね。 淡路島に舞台が移ってからは、どことなく開放的な雰囲気に変わり、それまでの閉塞的なムードと丁度良い対比になっている気がしますね。 物語自体はドロドロしたものに変わっているで、逆に明るい太陽の下を舞台にしているのはちょっとした救いになっていると思います。 >これは、以前にも書きましたが、もう何と言っても「★ちがいじゃが」の部分が、スゴすぎます。 > >これは、日本語でしか成立しないトリックですよね。 確かにそうですね、この台詞は後世に語り継がれるべき名台詞と言っても過言ではないと思います。 了念和尚は思わず呟いてしまったんですねえ。 それを聞き逃さなかった金田一も凄いですが、そういった日本語特有の誤謬を駆使する横溝氏はさらに凄いと思います。 >他にこんな翻訳困難、という作品はあるのでしょうか。 はっきり言って翻訳不能だと思いますよ。 この俳句のわびさびの世界と、日本語独特の言い回しの妙は、完全には外国人には理解しがたいものでしょうからね。 ですから我々は日本に生まれて、さらには日本のミステリに出会えて幸せだと、思うべきなのでしょう。 日本語が日本の文学を育てたのだと言っても、決して言い過ぎではないと思いますし。 それ程日本語とは難しいと同時に、奥が深いということなのでしょうね。 ではまた ^^ |
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【1272】 |
メルカトル (2009年12月10日 22時55分) |
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これは 【1269】 に対する返信です。 | |||
ころころさん、こんばんは。 >無理しても良かったけど、周りの者に移してもいけないので、思いきって休みました。 そうですね、体が辛い時は休むに限ります。 無理して出勤しても良い仕事できませんしね。 昨日はどこにも顔を出しておられなかったので、どうしたのかな?とちょっと心配していましたが、大事に至らなかったようで安心しました。 >うわっ、それはお辛い状況でしたね。 >よっぽど、追い詰められた感じだったのでしょうかね。 そうかも知れません。 ただ、予兆というか、そういったものが全くなく突然の事でしたので、余計に動揺してしまったのはあるでしょうね。 でもあの時は大袈裟でなく、本当に死ぬかと思いましたよ。 過呼吸のため、頭や手足の先が痺れるし、自分ではどうする事もできませんでしたね。 身体中に酸素が行き渡り過ぎるのが原因らしいので、ビニール袋か何かを口に当てて、自分の吐いた息を吸う事でほとんど緩和されるようです。 >職場変わった今はもう大丈夫なのでしょう? あれ以来一度もなっていませんが、二度と経験したくありませんので、あまり自分を追い込まないように注意しています。 ですから今はもう大丈夫ですよ。 暗い話題ですみません。 >先週バタバタしてた疲れもあったみたいです。多分もう大丈夫。 それを聞いて安心しました。 仕事というものはなかなか自分のペースで出来るものではありませんが、なるべくころころさんのペースで進めてくださいね、って私が言う事ではない気もしますが。 >でも、やっぱりそれぞれの訪問先でしかコミュできない人達がいるわけですから >待っていて下さる場所がある事は私もとても感謝です。 当トピなどに感謝する必要はありませんが、他に参加されている、もっと親しい方々がいるトピには素晴らしいお仲間がおられて、良きコミュニティになっていると思いますよ。 ありがたい事ですね。 私にとっては羨ましい限りです。 ではまた ^^ |
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【1271】 |
ドウコク! (2009年12月10日 22時15分) |
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これは 【1269】 に対する返信です。 | |||
ころころさん、いかすみー。 お体、大事にご養生して下さい。 ところで、このセリフ、前にも言ったことがあるような……。 おぉ、私の中で、ころころさんのイメージは、「体の弱い、薄幸(以上、事実かどうか問わず)の美少女」になりましたよ。 間違っていたら申し訳ないですし、また、これはあくまでもホメ言葉のつもりで使ってますので。 そこのところ、誤解なきように。(←なら、誤解を招くような表現をするなー!) ところで、思わず牛丼の話になりましたが、 実は私、肉はそんなに好きではないのですよ。 これは、もう小さい時からです。 何故か、「魚か肉か」の選択になると、まず「魚」になります。 でも、一人で気軽に入れる、ファスト・フード店は「牛丼」が定番なので、やむを得ずそれを頼むことが多いのです。 また、「暖かい料理」っていうのも、選ぶポイントになりますね。 従って、「暖かくて、魚メインで、一人でも気軽に入れる店」っていうのが、私の理想ですね。 (そんな店、ないっちゅうねん!) |
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【1270】 |
ドウコク! (2009年12月10日 21時52分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >見事に道具立てが揃っていますし、ストーリーも起伏に富んでいますので、様々な見せ場を展開できる事は間違いないと思いますね。 「悪魔が来りて笛を吹く」、都会の東京と、田舎の淡路島とに舞台が切り替わるところなんかも、視覚的には良いでしょうね。 さて、映像的には、田舎しか映らない「獄門島」ですが。 これは、以前にも書きましたが、もう何と言っても「★ちがいじゃが」の部分が、スゴすぎます。 これは、日本語でしか成立しないトリックですよね。 仮に外国語に訳するとしたら、 「日本語には、『助詞』というのがあって……、更に俳句には……。」みたいな感じでかなり注釈がついてしまい、 興を削ぐこと、おびただしいと思います。 また、その説明があっても、外国の人には完全には理解できないのではないでしょうか。 「犬神家の一族」の犯人を絞らせないトリックにも感服しましたが、 「日本独自のトリック」という点だけでも、私はこれを高く評価したいと思います。 他にこんな翻訳困難、という作品はあるのでしょうか。 ただ、残念なのは、これは、諸刃の剣、であること。 この「翻訳困難」のせいで、外国の方に評価してもらえない点ですね。 「俳句」といった日本独自の「見立て殺人」を使っているのに、その凄さが伝わらないなんて。 例えば、「僧正殺人事件」が大好きな外国の読者に、 「日本にも、こんなに素晴らしい作品があるんだよ。」って自慢できないかも知れないのが、辛いところです。 |
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