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【923】 | RE:花の下にて春死なむ ドウコク! (2009年09月29日 22時33分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 「花の下にて春死なむ」、続きです。 他に作品個別で触れたいのは、「終の棲み家」 です。 このラスト(茄子の辛子漬けを暗示する)は、ひときわ鮮やかだと感じました。 途中や真相も、結局は重い内容でしたが、この一行で、読後感が明るくなったような気がします。 また、「殺人者の赤い手」 のラストも、ミステリ的には決まっていたと感じます。 ちょっと強引な気も否めませんが。 全体的には、「安楽椅子探偵」 モノもいいいかな、と思い始めている次第です。 アリバイ調べなどないし。 いや、推理小説には大事な部分だと分かってはいるのですが、私は、どうもアレが苦手でして。 一瞬の切れを感じたという、以前に記した感想も、ここら辺りに関係があるのかも知れません。 それにしても、発表自体は、大分、前みたいですね。 続編はないのでしょうか? 別にミステリの部分が練られていなくても、このシチュエーション、この雰囲気をまた味わえるだけで十分だと思います。 それに草魚さんなんて、まだまだ、謎の部分が多そうですし。 なお、本日は、ローソンで購入した、ひじきと大豆のサラダがメインです。 やはり、工藤さんがいてほしいです。 |
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【924】 |
メルカトル (2009年09月29日 23時08分) |
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これは 【923】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >このラスト(茄子の辛子漬けを暗示する)は、ひときわ鮮やかだと感じました。 >途中や真相も、結局は重い内容でしたが、この一行で、読後感が明るくなったような気がします。 なるほど、そういった見方も出来るんですね。 この作者は、数々の料理を単なる小道具として活用しているだけではなく、物語全体の一種の救いとして扱っているのかもしれませんね。 >また、「殺人者の赤い手」 のラストも、ミステリ的には決まっていたと感じます。 確かにね、これは見事なラストシーンだったと思います。 その後はどうなったんだろう・・・という余韻を残しての結末も悪くはないと感じました。 >アリバイ調べなどないし。 いや、推理小説には大事な部分だと分かってはいるのですが、私は、どうもアレが苦手でして。 同感です。 特にややこしい時刻表なんかが出てくると、面倒くさいなあと心密かに感じてしまいます。 同じアリバイトリックでも高木彬光氏の『人形はなぜ殺される』などは名作だと思いますけど。 >それにしても、発表自体は、大分、前みたいですね。 続編はないのでしょうか? 続編というか、「香菜里屋シリーズ」は以下の通りです。 『桜宵』 『螢坂』 『香菜里屋を知っていますか』 ではまた ^^ |
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