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【9264】 | これでいいのか?サブキャラクター。 パチ屋の狼 (2016年09月15日 19時11分) |
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こんばんは。何だか最近、あまりミステリーに関して触れられていないみたいですので、私から少し。 ミステリーや推理ものには、当然ですが主人公以外にも脇役が登場する訳ですが、中には、「大丈夫なのか?」と思えるキャラクターも存在します。 今回は、有名な2大タイトル「名探偵コナン」と「金田一少年の事件簿」から。 主人公を目立たせるためだと思いますが、中には、「こんなに役立たずで大丈夫なのか?」と思えるキャラクターも居ます。 (1)毛利 小五郎 「名探偵コナン」で、主人公の「工藤 新一」こと「江戸川 コナン」が居候する探偵事務所の所長兼唯一の従業員の探偵ですが、元警察官という経歴の持ち主でありながら、酒が大好きでしょっちゅう酔っ払っていたり、博打好きで美女にも目が無く、名誉欲が強くて目立ちたがり。 あまりの無能&駄目男ぶりに、「良くこんなので、今まで警察官と探偵が出来たな」と思われます。 ただ、柔道有段者で腕っぷしが結構強いのと、たまにコナンも舌を巻く程のひらめきぶりを見せたり、スケープゴートに出来無い状況で、コナンの誘導で辛うじて事件を解決した事もあるので、まるっきりの無能でもありません。 けれど、日常とのギャップが激しすぎる為、どうしてもろくでなしというイメージが強いです。 (2)剣持 警部 「金田一少年の事件簿」に登場する、主人公「金田一 一」の監督者みたいな位置づけの人物です。 叩き上げの警部というだけあって、柔道や逮捕術の腕は立ちますが、推理力だけがからっきしで、まともな推理を出した事がほとんどありません。 しかし、「飛騨からくり屋敷殺人事件」では、割と良い線までこぎつけたり、「首吊り学園殺人事件」では、犯人像の正しい見解を出した事があります。 推理力以外では、平凡以上の人物です。 (3)目暮警部 「名探偵コナン」に登場する、警視庁の警部です。事件の推理や見解は平凡であり、無能ではないが、有能と思える事もあまりありません。毛利 小五郎の元上司でした。 私の考えとしましては、いくら主人公を引き立たせたり、活躍の場を設ける為とは言え、あまりに推理の駄目っぷりがひどいと、「本当にこんなのが警官or探偵業で大丈夫なのか?」と考えてしまいます。 せめて、「レストレード警部(シャーロック・ホームズ)」や「等々力警部(金田一 耕介シリーズ)」などの様に、少しはマシな推理能力を持った人物を出す事は出来無いものかと思います。 あまりに無能な人物の馬鹿な推理を聞くと、萎えます。 |
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【9266】 |
メルカトル (2016年09月15日 22時56分) |
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これは 【9264】 に対する返信です。 | |||
パチ屋の狼さん、こんばんは。 > こんばんは。何だか最近、あまりミステリーに関して触れられていないみたいですので、私から少し。 すみません。ミステリを扱うトピなのにトピ主自身が脇道ばかりに逸れてしまって。 まだまだ紹介したいミステリは沢山ありますが、今さらという気もしますし、果たしてどれだけの人が読んでいるのか疑問でもありますので。 > けれど、日常とのギャップが激しすぎる為、どうしてもろくでなしというイメージが強いです。 いやしかし、そういったキャラが付いていないと、主人公のコナンくんが引き立たないじゃないですか。 勿論、あまりに無能な存在だと、観てる方もイラッとするわけですが、ワトソン役には読者よりも少しだけ頭の鈍い人間に設定するべしと、昔から決まってますのでね。 つまり、一般読者の理解を助けるための装置みたいなものですから、いいんじゃないでしょうか、ろくでなしでも。 ただ、ある程度正義感の強い人間のほうが向いているのだとは思います、いわゆるワトソン役には。 >(2)剣持 警部 >「金田一少年の事件簿」に登場する、主人公「金田一 一」の監督者みたいな位置づけの人物です。 そうした腕力はあるが推理力はからきし、という人物も金田一少年を引き立てますね。 あまり鋭いと、逆にサポートするよりライバル関係になってしまいます。作者としてはそうじゃないんだと考えても、読者にはこいつは意外とデキる人間なんだ、本当はすべて解っていてとぼけている、みたいな解釈を勝手にされてしまいかねません。 だからいいんです、たまーに活躍すれば。そういったサブキャラたちは。 > あまりに無能な人物の馬鹿な推理を聞くと、萎えます。 そうとも言えますが、一つの常套手段ではありますね。 的外れな推理を提示してそれを否定するのも探偵の役目です。なぜなら、すべての可能性を包括するのがミステリの解決法の正統な在りかたでしょうから。 そのために脇役がいるケースも少なくないですよ。こんな当て推量も起こり得るかもしれないと想定して、やんわりと否定するのは少なくとも作者の使命でもあると私は思っているんですけどね。 ではまた |
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