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【911】 | RE:花の下にて春死なむ ドウコク! (2009年09月27日 22時47分) |
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メルカトルさん、再びです。 >『邪馬台国はどこですか?』は読みましたが、『新・世界の不思議』は未読です。 >私は食べ物が出てくる作品が好きで、ストーリー自体はほとんど忘れているのに、料理のシーンだけ覚えていたりします。 でしたら、「新・世界の七不思議」、よろしくご検討ください。 美味しそうですよ。 では、おやすみなさい。 |
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【913】 |
ドウコク! (2009年09月28日 21時41分) |
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これは 【911】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん こんばんは。 確か作中に 「出戻り夏」 といった表現がありましたが、今日がまさにそれでした。 私の感覚では、やっと9月らしくなったか! でした。 でも、今現在は、涼しくなっています。 さて、「花の下にて春死なむ」、全体的な感想としては、 ミステリの形を借りた、市井の人間ドラマだな、と感じました。 ミステリは単なるスパイスのような。 写真家の個展のポスターがはがされる 「終の棲み家」、マグロばかり食べる男の 「七皿は多すぎる」 など、推理が強引過ぎると思います。 結局、見事だと思ったのは、最初の「花の下〜」 での 男が故郷に帰れなかった理由、グラスにさした桜の開花、ぐらいだったかな、と感じます。 でも、そんなことは瑣末にしか感じさせないほどの、ストーリー展開だったと思います。 特に草魚さんの過去を追う、飯島さんが中心の 「花の下〜」 「魚の交わり」。 とても切なくて、真実が明らかになるにつれて、胸に迫るものがありました。 西行法師も各地でこんなことを体験しながら、隠者の生活を営んでいたのかな、と要らざることも考えてしまいました。 「家族写真」 の、<あなたは妻に理解を示していると思い込んでいる分、一番たちが悪い>には、 一つ屋根の下で暮らす人間同士の、心の深淵を垣間見たようで、少し寒気がしました。 ところで、私も今、アルコール度数チョイ高め(7%)の発泡酒を飲んでいます。 工藤さんにツマミを作ってもらいたいです。(笑) 明日も続けます。 |
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