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【7897】 | RE:蝋人形館の殺人 ドウコク (2013年11月05日 22時49分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >今は何でも好きなものがいつでも食べられて幸せですね。 はい。 ただ、オトンと違って私には、「何でも美味しく食べることができる」という特殊な才能(笑)があるようで、 その意味でも、恵まれていると思っています。 >私が使っているPCはそれだけに留まらず、色々とイラつかせてくれます。 ふふふ、お互いに苦労しますね。 取りあえず、現時点で私がイライラするのは、頻繁に「〜〜の最新ヴァージョンに更新」のお知らせがくること。 まあ、どうせ使わなくてスタート画面やデスクトップから隠したのがほとんどなのですが、 ウイルス・ソフトの無料お試し期限切れが間近、というのだけは気になります。 さて、ジョン・ディクスン・カー「蝋人形館の殺人」。 >バンコランが探偵役ということは、わりと初期の作品なんでしょうかね。 「夜歩く」の2年後の作品のようなので、そうだと思われます。 >私は彼が探偵役の作品は『夜歩く』しか読んでいませんが、 私も同じです。 で、確か曖昧な記憶ですが、「夜歩く」はかなり大胆なトリックと、生首が盆の上に置かれているなどの、 カー色が強かったように思うのですが。 本作はそうではありません。 ま、タイトルの「蝋人形」について、多少のエピソードはありますが、 (また、詳しくは書けませんが、うまく使ってもいるけど、) 「夜な夜な、女の蝋人形が動き出すのを見た」とか、「蝋人形が突然、人を刺した」とかなどのオカルト色の話ではないのです。 それよりも、(後から読めば、ああ、そこに書いてあったのか、と気づくような)細かい伏線を散りばめて、 まるで、エラリー・クイーンばりに、 「さあ、犯人は誰だ?」といわんばかりの作品、という印象を受けました。 その意味での、「変なビックリ」でした。 そして、それが本作の良い点でもあり、一方で、カーに期待する方向性としては物足りない点でもある、と感じました。 |
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【7899】 |
メルカトル (2013年11月05日 23時44分) |
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これは 【7897】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >ただ、オトンと違って私には、「何でも美味しく食べることができる」という特殊な才能(笑)があるようで いいじゃないですか、どんな素材でも腕次第で美味しい料理が出来上がるわけですから、それを実行されているドウコクさんは偉いと思います。 一人暮らしも長いと、どうしても料理上手にはなりますよね。 下手な人は多分、必然的に外食が多くなるんでしょう。 >取りあえず、現時点で私がイライラするのは、頻繁に「〜〜の最新ヴァージョンに更新」のお知らせがくること。 起ち上げてしばらくしてから、ピンポンとか鳴って画面の端っこに表示されるアレですか。 鬱陶しいですね、確かに。結構面倒なんですよね、時間かかるし。 >で、確か曖昧な記憶ですが、「夜歩く」はかなり大胆なトリックと、生首が盆の上に置かれているなどの、 >カー色が強かったように思うのですが。 そうですね、『夜歩く』はデビュー作のわりには、しっかりとカーの特徴が色濃く出ている秀作だと思います。 トリックは大胆というか、カーにしては読者の盲点を突いたようなものだったと記憶していますが。 大掛かりなトリックというより、早業的なトリックじゃなかったですか。あまり書くとネタバレになってしまいますけど。 >まるで、エラリー・クイーンばりに、 >「さあ、犯人は誰だ?」といわんばかりの作品、という印象を受けました。 ほお、カーもそんな作品を書いていたんですね。 クイーンも真っ青なロジックを重視したような作品だったのでしょうか。 確かに、伏線を張り巡らして、論理で真相を解明していく過程を楽しむようなミステリだとしたら、作風的にはカーよりもクイーンのようですね。 >そして、それが本作の良い点でもあり、一方で、カーに期待する方向性としては物足りない点でもある、と感じました。 ある意味期待外れかもしれませんが、意外な発見みたいなものは、嬉しい誤算といえるわけで、結果的にはそれぞれが相殺された形でしょうかね。 まあ面白い作品を読まれたということで、良かったんじゃないでしょうか。 ではまた ^^ |
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