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【7715】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語... オーサー (2013年09月22日 23時24分) |
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◆メルカトゥーン教授、こんばんは 「凍原」読了 概要は、終戦の頃に樺太から北海道に逃げてきた女性をめぐるなぞ。 これは、北海道という舞台でなければ成立しない物語でした。 なぜなら、北海道は明治維新の頃に本州から移植した方々がおおく、本州内のように 「歴史」がない(短い)ってのが一つの鍵でした。 筆者の方、唯一のミステリという事ですが、いわゆるトリックものとは異なる ミステリでしたが、私には「動機」が最後までふに落ちない…とでも。 人の思いがそうさせた、と言えばそれまでなのですが。 >六花 う〜ん。 現段階(メル様の2巻までを踏まえて)の勝手に大沢の予想&これはヤメテ。 主人公アドレットは「第7の人物でない」前提で進んでますが、実はそれがウソってのはヤメテ欲しい。 (ストーリー構成次第では十分可能性ありますが) 六ってのが、気になるんですよね… あんまり6って縁起のいい数字じゃないような?? (666とか) 7が正解で、6が実は騙されている史実とかも考えられますからねぇ(歴史の捏造とかで) まぁ、いずれにせよ、作者さん馬車馬のように書き続けてください(笑) では。 |
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【7717】 |
メルカトル (2013年09月23日 22時51分) |
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これは 【7715】 に対する返信です。 | |||
オーサーさん、こんばんは。 >筆者の方、唯一のミステリという事ですが 桜木紫乃さんは、『ホテルローヤル』で直木賞を受賞された方ですよね。 ミステリも書かれていたとは知りませんでした。と同時に驚いてもいます。 全く知らない作家でしたが、他にも著書が結構あるんですね。 勉強不足でお恥ずかしい。 >ミステリでしたが、私には「動機」が最後までふに落ちない…とでも。 ミステリ作家ではないと思いますので、どこかにアラが出てしまっても仕方ないのかもしれませんね。 文芸作品を書く一般の作家も、一度はミステリを書いてみたいという願望を持った人も結構おられるようで。 彼女もその一人だったのでしょう。だからもうミステリは書かないかもしれませんね。 >主人公アドレットは「第7の人物でない」前提で進んでますが、実はそれがウソってのはヤメテ欲しい。 そこまでトリッキーな展開はないと思いますけどね。 しかしもしそれがあったなら、この作者も相当な曲者といわざるを得ませんね。 まあないでしょう、それは一種の読者に対する裏切りとも言えるでしょうからね。 >7が正解で、6が実は騙されている史実とかも考えられますからねぇ(歴史の捏造とかで) なるほど、それは慧眼と言えそうです。 冒頭に念を押しておいて、実は6人ではなかったと。 うーむ、まさに奇想ではありますが、私はないと思います。 2巻の最後に、7人目に「今はまだ行動を起こすな」という指令が示されていますからね。 やはり7人目は偽物なのでしょう。果たしてそれが誰なのか全く想像がつきませんが。 それと逃げのびた姫の今後も気になりますね。 ああ、それと、私の行く書店にはありませんが、4巻は既に出ているようですね。 ではまた ^^ |
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