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【7534】 | 扉守 ドウコク (2013年08月14日 22時53分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >ゴキブリなんぞ、人の目の届かないところで、こっそり生息していればいいんですよ。 まったく同感です。 私の場合、生ゴミや食べかすをあさったり、極論ですが、例え食器の上をはいずっていたとしても、 それを私の知らない間に済ますのであれば、黙認します。 ですが、電気を点けた瞬間に目にしてしまうと、どうしても許せないですね。 >だからいつも電気カミソリで剃ってます。 でも、電気は効果がねえ。 私は、夕方になると、ドリフターズやビートたけしが演じたような、口の周りが黒い泥棒のような顔つきになってしまいます。 >実は私も歪んでいるらしいです。 どの程度でしょう? 私のは、鏡で見て体の中心線がハッキリと左に湾曲している、と分かるくらいです。 >確かに変わったシリーズですね。だけどやはり、これという代表作みたいなものが欲しいところですね。 何と、折原氏、一般には「代表作が無い」という評価なのですか。 そういえば私も、メルカトルさんに紹介されるまでは、知らなかったですし。 さて、本日から、光原百合氏「扉守」。 これはなかなか、奇妙な読後感のある作品ですね。 感想は、強引にまとめてしまうと、 「連作短編集なので、各作品の出来にバラツキは感じるが、全体として面白く感じる。」 でしょうか。 私は、一番初めの「帰去来の井戸」が、とても印象的でした。 そして、これはぜひ映像化してほしいな、と思います。 監督はもちろん、「転校生」の大林宣彦で。 概要 瀬戸の海と、中国山地の山々に囲まれた町、潮ノ道。(広島県尾道がモデルとのこと) そこで起こる、数々の不思議な現象と、小さな奇跡。 それが、たおやかに穏やかに綴られていく、作品集。 といったところでしょうか。 |
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【7535】 |
メルカトル (2013年08月14日 23時25分) |
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これは 【7534】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >それを私の知らない間に済ますのであれば、黙認します。 ゴキブリとて人間様に見られないように、主に夜中に活動しているのでしょうが、やはり寝る前などに見てしまうとどうもねえ。 許せないとまでは言いませんが、嫌悪感は覚えますね。 >私は、夕方になると、ドリフターズやビートたけしが演じたような、口の周りが黒い泥棒のような顔つきになってしまいます。 そんなに濃いですか、それだと電気カミソリでは剃り切れないでしょうね。 でも私もあまり人のことは言えないです。今触ってみたらざらざらとした感触が指にはっきり伝わってきます。 >私のは、鏡で見て体の中心線がハッキリと左に湾曲している、と分かるくらいです。 そこまでひどくはないですが、後ろから見るとやや歪んでいるのが分かるらしいです。 自分で鏡を見てもそんな感じはしないので、それ程ではないと思いますが。 >何と、折原氏、一般には「代表作が無い」という評価なのですか。 いえいえ、そういうわけではありません。私の書き方が悪かったですね。 「〜者」のシリーズでこれと言った作品がない、と言いたかったんです。 でも折原氏の代表作って何だろう。 『沈黙の教室』『倒錯のロンド』あたりでしょうか。 やはりはっきりこれが代表作って呼べる作品がちょっと見当たらない気がしますね。 >さて、本日から、光原百合氏「扉守」。 おぉ!『扉守』読まれたんですね。お薦めはしましたが、勿論本格ミステリではありませんし、ファンタジー色が濃い作品ですのでどうかなとは思ったんですが。 いかがだったでしょうか。それなりに評価されておられたなら、私としても胸をなでおろすことが出来るのですけど。 >私は、一番初めの「帰去来の井戸」が、とても印象的でした。 私もこの短編集の中ではおっしゃる『帰去来の井戸』が一番好きです。 何とも言えない味わいのある作品だと思いますね。 >そして、これはぜひ映像化してほしいな、と思います。 そうですね、まあ短編なのでドラマでもいいから、映像を観てみたいです。 幻想的な雰囲気で、ファンタジックな感じのを是非。 ところで同作家の『十八の夏』はやはり敬遠されましたか。 帯に堂々とあの惹句を書かれたらドウコクさんとしてはちょっと引きますよね。 でも念のため言っておきますが、一応ミステリですので、読まれなくてもその認識だけは持っておいていただきたいと思います。 私としては、表題作だけでも読む価値はあると考えます。 勿論、無理強いはしませんよ。しっかりとした理由があってのことですから、仕方ないと思っています。 ではまた ^^ |
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