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【7329】 | RE:黒祠の島 メルカトル (2013年06月27日 23時44分) |
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ドウコクさん、こんばんは。 >誠にもって理不尽なことですが、8月なら30度は「涼しい」になりますから、マシと考えねば。 確かに、真夏に室温が30℃だと涼しく感じますからね。 それくらいだとクーラーも必要ないくらいで、扇風機だけで十分です。 >いつの間に、こんな変てこりんな感覚になってしまったのか。 昔はクーラーなんかなくても、我慢できたんですけどね。 なんだか年々暑くなっていて、ここ何年かは平年より気温が低いなんて言葉を聞いたことがありません。 >私は、小学生の時はいちびって(!)遠足の絵などにウルトラマンとかを書き足して、いつも叱られていました。 いや、そういう自由な発想が自分にはなかったから、私の絵は芸術ではないと考えたんですよ。 それなりにちんまりと纏まってはいるけれど、爆発するような芸術ではなかったんですね。 それにプラスして、本当の意味での絵心がなかったので、いわゆる小手先の器用さで何とかなっただけのことだったんですよ。 >ただ、雑な印象は受けます。 だから逆に、字の綺麗な人はキッチリとした感じが。 まあ私の思い込みでしょうが、意外な人が字が綺麗だと思わず見直してしまいます。 なんだか、一目置かなければいけないような気になるんですね。 >「読みにくい」というのとは少し違いますが、宗旨の本尊の正体を推理するところが、チンプンカンプンだったです。 おぼろげな記憶ですが、私には何もかもがチンプンカンプンだったような気がします。 思い出しても、どこにも面白さを見出せないのが残念な作品だったと。 これは私にミステリ読みとしてのセンスが足りなかったためと言えるのかもしれません。 >結果的には邪教っぽかったのですけど、そういう印象が読後に薄い。 同感です。これもまた微かな記憶ですが、邪教を扱った作品との印象はほとんどありません。 ただ、島の因習めいた雰囲気は確かに感じましたが。 >その意味では、「風車を各家が飾っている風景」というのは、アイデアとして良かったのですが、 >全く活かされていなかったのが残念です。 本作はこの人の代表作と目されていると思いますが、その割には地味だったなあと感じます。 そう言えば、「風車のある家の風景」というのは記憶にありますね。 まあ雰囲気づくりとしては良かったんでしょうけど、それだけで終わってしまっては意味がないですね。 >ミステリではない作品が高評価を受けるので、「このミス」はやはり、私の中ではマイナス・ポイントです。 なるほど、確かにホラーやエンターテインメント系の作品が数多くランクインしてますからね。 しかし、純粋にミステリだけでベストを組めるだけの絶対数が足りないんじゃないでしょうか。 その点、「本格ミステリベスト10」は大したものですね。これだけの狭い範囲に限定して、しっかりと選出されていますから。 ドウコクさんが信頼されている理由も分かりますね。 ではまた ^^ |
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【7334】 |
ドウコク (2013年06月28日 23時01分) |
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これは 【7329】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >昔はクーラーなんかなくても、我慢できたんですけどね。 無くても我慢できたのは、きっと気温が今ほど高くなかったからだと思います。 子供の頃、夏休みには「心霊写真特集」なんかを喜んで見ていたのですが、 それが放映されるのは、お昼時。 でも、暑くてかなわん、といった記憶は無いので。 >いや、そういう自由な発想が自分にはなかったから、私の絵は芸術ではないと考えたんですよ。 エライ生真面目に考えはったんですね。 絵を芸術と考えるとは、凄い。 いや、芸術なんですけど、学校で描く絵は遊びだとばかり思っていました。 だから私は、描くことは楽しかったです。 >なんだか、一目置かなければいけないような気になるんですね。 同感です。 ですから、密かに自分で練習して上手くなってやろうと思ったのですが、あえなくすぐ挫折。 さて、小野不由美氏「黒祠の島」、つづき。 >おぼろげな記憶ですが、私には何もかもがチンプンカンプンだったような気がします。 おや、「顔のない死体」の方もですか。 まあ、でも、分かる気はします。 これもネタというか発想は良かったと思います。 ですが、率直に言って説明が下手で、分かりにくい。 伏線も張ってはいるのですけど、後から「あっ」と思えるような鮮やかな書き方ではなかったし。 この辺は、読者にそう感じられても仕方のない記述だったと思います。 >そう言えば、「風車のある家の風景」というのは記憶にありますね。 >まあ雰囲気づくりとしては良かったんでしょうけど、それだけで終わってしまっては意味がないですね。 正直、途中までは「この作品は、映像に向いているぞ。」と感じていました。 特に、風車が良い小道具になりそうで。 でも、結局、出てきただけ。 実は風車が回っている時間帯なのに、「止まっていた」と証言してアリバイが崩れるとか、 ラストで、風車で犯人が自決、あるいは最後の殺人を完成させるとか、 素人目にも、いくらでも使いようはあったのに、と感じさせるのが、残念です。 |
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