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【6478】 | RE:箱男 メルカトル (2012年10月15日 23時37分) |
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ドウコクさん、こんばんは。 >今のも、それくらいの値段だったと思います。 しかし、10年以上前でしたら、今とまた物価が違うでしょうから、そこそこ良い値段だったのかもしれませんね。 そうでもないですかね、現在デフレなので、その頃の貨幣価値と比較すると今とあまり変わらない気もしますが。 >ただ、捨てるのがもったいないというのと、10年以上は使っているから変に愛着が湧いているというので、買い替えに踏み切れない。 確かに10年以上使用しているものであれば、やはり少しくらい調子が悪くても簡単には捨てられないでしょうね。 でもあまり吸引力が落ちたら、買い換えるのが賢明だと思います。 きっと今使っている掃除機も「今までありがとう」って言っているんじゃないかな。 淋しいかもしれませんが、いつまでも未練を残すのもどうかと思いますよ。 >これの正体が死骸だった場合は、多分ある一定期間しか匂わない、と思うのです。 幾らなんでもそれはないと思いますけどね。 もし死骸だとすると、例えば鼠とかでしょうけど、それくらいならいつまでも臭うような事はないはずですし。 >でも、「じゃあ、何の匂いか?」というと、見当もつかない。 なんだか不気味ですね、まるで三津田信三のホラー小説のようです。 でも、実際正体は知りたくない気もしますね。 気になりだしたらきりがないので、余り気にしないほうが精神衛生上いいかもしれませんね。 >よく考えてみると、就職して自分の時間がなくなってしまったから、だったような気がします。 本を読む時間がないほど忙しいとは、全くお気の毒としか言いようがありません。 仕事が忙しいのは悪い事ではないとは思いますが、それも限度問題ですからねえ。 >まあ、安部氏は読書の王道の作家ではないので、それは仕方ないと思います。 そうかも知れませんが、それにしても世間の認知度の低さには驚きました。 私にとっては知っていて当たり前の、常識の範囲だと思っていましたので。 この「事件」によって、自分が根っからの文系人間だと密かに思うようになりました。 >だいたい本作のように、「箱をかぶって生活している男」の話など、変化球でしょうし。 大抵が捻くれたストーリーのようですね。 まるで悪い夢を見ているような感じなのでしょうか。 それでいて、意外と現実的な面も持ち合わせている、みたいな。 >読んだ直後に「??」となったのは、以前と同じなのですが、部分部分を読み直して、 >前は「そうことだったのか」となった筈なのに、今回はそういう感じは抱きませんでした。 歳のせいにはしたくないですが、実際にはそれはあるかもしれませんね。 私の場合は、昔読んだ小説の内容を全く思い出せない、という現象が多々起きます。 ですから、一念発起して(あまりに読むミステリがなくなったせいもありますが)、本棚に並んでいて中身を忘れたミステリを再読しようかと目論んでいるところです。 例えば麻耶雄嵩氏の『鴉』や『蛍』とかですね。 『バトルロワイアル』も、これはある程度覚えていますが、再読してみたいなと思っています。 ではまた ^^ |
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【6479】 |
ドウコク (2012年10月16日 22時37分) |
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これは 【6478】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >きっと今使っている掃除機も「今までありがとう」って言っているんじゃないかな。 おお、これは望外に嬉しいアドバイスです。 そう信じて、近いうちに引退してもらうことにします。 私も感謝を込めて。 >気になりだしたらきりがないので、余り気にしないほうが精神衛生上いいかもしれませんね。 まあ、自分だけで生活する分には、部屋に入る瞬間だけがイヤなだけで、後は気にならない程度だから問題ありません。 ですから、特に原因が分からなくても大丈夫です。 (今よりも強くなったら別ですが。) ただ、カッコ悪いので、他人は呼べないということを我慢すれば。 (先日、PCを引き取ってもらう時も、いやいやながら上がってもらいました。) さて、安部公房氏「箱男」。 >私にとっては知っていて当たり前の、常識の範囲だと思っていましたので。 そういうことでいうと、私は、普通に読書している人が知っているような作家は、あまり知りません。 例えば、最近の芥川賞や直木賞作家など。(道尾秀介氏くらいかな?) 同じ「読書が趣味」という人からすると、私は非常識になるでしょう。 >まるで悪い夢を見ているような感じなのでしょうか。 うーむ、この辺はもう少し説明したいのですが。 これ以上はネタバレになるので、控えます。 昔に読んだ第一印象は、確か「ブラック・ユーモアのない、筒井康隆作品」という感じでした。 ま、とにかく、「(珍しいので)一読の価値はあるが、面白いかどうか理解できるかどうかは、保証の限りではない。」です。 >例えば麻耶雄嵩氏の『鴉』や『蛍』とかですね。 いいんじゃないですか。 たとえ読んでいる最中に内容を思い出したとしても、それ以外に麻耶ワールドが存分に堪能できると思うので、 再読の価値はあると思います。 |
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