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【6477】 | RE:箱男 ドウコク (2012年10月15日 22時19分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >長持ちするかどうかは分かりませんが、7、8千円くらいのものでも十分、役目は果たすと思いますよ。 今のも、それくらいの値段だったと思います。 ただ、捨てるのがもったいないというのと、10年以上は使っているから変に愛着が湧いているというので、買い替えに踏み切れない。 大げさにいうと、戦友のような感じ。(笑) >何か腐臭のような感じでしょうかね、身に覚えのない異臭は敵いませんね、自分の身に置き換えたら、かなり嫌かも。 これの正体が死骸だった場合は、多分ある一定期間しか匂わない、と思うのです。 腐るにしても限度があると思うので。 また、場所も特定できるはず。 しかし、「場所を移動しても強く感じる点がなく、ただ、立ち込めている」という感じなので、恐らくはそうではないと思います。 でも、「じゃあ、何の匂いか?」というと、見当もつかない。 さて、安部公房氏「箱男」。 >そんなものかも知れませんね、何らかの事情で読むのを中断したままになっているのでしょう。 よく考えてみると、就職して自分の時間がなくなってしまったから、だったような気がします。 本を読む余裕が無くなって、かも。 >そう言えば、今思い出しましたが、以前会社の人間に安部公房知ってる?って訊ねたら、周りでは誰も知りませんでした。 まあ、安部氏は読書の王道の作家ではないので、それは仕方ないと思います。 だいたい本作のように、「箱をかぶって生活している男」の話など、変化球でしょうし。 ところで、残念なのは、かつて読んだ時には本作の内容、理解したつもりだったのですが、 今回は、結局「よく分からなかった」ということです。 読んだ直後に「??」となったのは、以前と同じなのですが、部分部分を読み直して、 前は「そうことだったのか」となった筈なのに、今回はそういう感じは抱きませんでした。 年のせい?(笑) |
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【6478】 |
メルカトル (2012年10月15日 23時37分) |
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これは 【6477】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >今のも、それくらいの値段だったと思います。 しかし、10年以上前でしたら、今とまた物価が違うでしょうから、そこそこ良い値段だったのかもしれませんね。 そうでもないですかね、現在デフレなので、その頃の貨幣価値と比較すると今とあまり変わらない気もしますが。 >ただ、捨てるのがもったいないというのと、10年以上は使っているから変に愛着が湧いているというので、買い替えに踏み切れない。 確かに10年以上使用しているものであれば、やはり少しくらい調子が悪くても簡単には捨てられないでしょうね。 でもあまり吸引力が落ちたら、買い換えるのが賢明だと思います。 きっと今使っている掃除機も「今までありがとう」って言っているんじゃないかな。 淋しいかもしれませんが、いつまでも未練を残すのもどうかと思いますよ。 >これの正体が死骸だった場合は、多分ある一定期間しか匂わない、と思うのです。 幾らなんでもそれはないと思いますけどね。 もし死骸だとすると、例えば鼠とかでしょうけど、それくらいならいつまでも臭うような事はないはずですし。 >でも、「じゃあ、何の匂いか?」というと、見当もつかない。 なんだか不気味ですね、まるで三津田信三のホラー小説のようです。 でも、実際正体は知りたくない気もしますね。 気になりだしたらきりがないので、余り気にしないほうが精神衛生上いいかもしれませんね。 >よく考えてみると、就職して自分の時間がなくなってしまったから、だったような気がします。 本を読む時間がないほど忙しいとは、全くお気の毒としか言いようがありません。 仕事が忙しいのは悪い事ではないとは思いますが、それも限度問題ですからねえ。 >まあ、安部氏は読書の王道の作家ではないので、それは仕方ないと思います。 そうかも知れませんが、それにしても世間の認知度の低さには驚きました。 私にとっては知っていて当たり前の、常識の範囲だと思っていましたので。 この「事件」によって、自分が根っからの文系人間だと密かに思うようになりました。 >だいたい本作のように、「箱をかぶって生活している男」の話など、変化球でしょうし。 大抵が捻くれたストーリーのようですね。 まるで悪い夢を見ているような感じなのでしょうか。 それでいて、意外と現実的な面も持ち合わせている、みたいな。 >読んだ直後に「??」となったのは、以前と同じなのですが、部分部分を読み直して、 >前は「そうことだったのか」となった筈なのに、今回はそういう感じは抱きませんでした。 歳のせいにはしたくないですが、実際にはそれはあるかもしれませんね。 私の場合は、昔読んだ小説の内容を全く思い出せない、という現象が多々起きます。 ですから、一念発起して(あまりに読むミステリがなくなったせいもありますが)、本棚に並んでいて中身を忘れたミステリを再読しようかと目論んでいるところです。 例えば麻耶雄嵩氏の『鴉』や『蛍』とかですね。 『バトルロワイアル』も、これはある程度覚えていますが、再読してみたいなと思っています。 ではまた ^^ |
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