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【6473】 | 箱男 ドウコク (2012年10月13日 22時34分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >それはそうかもしれませんが、それほど時間が掛かる工事でもないでしょうし、変更する価値は十分あると思いますけどねえ。 実はですね、部屋に人を呼びたくないのです。 というのは、単に汚いというのもありますが(ただ、これはまだ許容範囲)、それ以上に「少し異臭がする」というのが理由です。 ムチャクチャ匂うわけでもないのですが、いつも帰ってきてドアを開けた瞬間、私はイヤな気持ちがします。 タバコを1本吸うと、後は気にならなくなるのですが。 固有の生活臭というのでもなく、原因不明で種類も定かではない、イヤな匂い。 排水管から漏れているような感じの、明らかに変な感じなので。 >何を?それは勿論、一番綺麗な一冊を選び抜く訳ですよ。 ここは、メルカトルさん固有の事情もあるでしょうね。 私の場合、最初のうちは同じような選び方をしていましたが、 いずれ捨てたりする可能性があるから、 じきにこだわらなくなりました。 基本は一番上、です。 さて、本日より、安部公房氏「箱男」。 本作は、実は再読です。 かなり以前に読んで、とても面白かった記憶が残っていて、本屋でたまたま目に入ってので、挑戦しました。 ところが。 今回読んでみて、正直な感想は、「今一つ」でした。 その辺の詳細は明日に譲って、今日は簡単な紹介で。 本作の特徴は、かなりアヴァンギャルドで実験的な小説、ということです。 それは扱っているテーマ(=段ボール箱をかぶって生活している男が主人公)や結末もそうですが、 記述の仕方に、まず目が行きます。 次々と移りゆく書き手の視点に、読み手は幻惑されてしまう、という。 |
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【6474】 |
メルカトル (2012年10月13日 23時37分) |
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これは 【6473】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >実はですね、部屋に人を呼びたくないのです。 >というのは、単に汚いというのもありますが(ただ、これはまだ許容範囲)、それ以上に「少し異臭がする」というのが理由です。 お気持ちはよく分かりますよ、実は私もね、そうなんです。 出来る限り家にお客さんを入れたくない、用事は全て玄関先で済ませたいと思っています。 理由は単に家の中が散らかっているからですけど、他人が家にいると思うと落ち着きませんしね。 しかし、異臭というのは気になりますね。 私の家も洗面所の排水管からなんとなく異臭がする時があります。 どういう加減か分かりませんが、気付くと二階まで臭う場合もありますので、少し気にはなっています。 やはり築何十年も経っていると、あちこちにガタが来ますね。 >固有の生活臭というのでもなく、原因不明で種類も定かではない、イヤな匂い。 原因不明では対処の仕様がないですね。 取り敢えず、臭いの元を探るのが先決だと思います。 原因さえ分かれば、なんとかなりますからね。 >ここは、メルカトルさん固有の事情もあるでしょうね。 そうですね、出来るだけ人の手が触れていないものを選び取りたいという願望が強いですから。 こんな所にも潔癖症が色濃く表れていますね。 潔癖症は一度なってしまうと、本当に治りませんね。 以前よりはましになったような気もしますが、とにかく常に手を綺麗にしていないと気が済まないとか、色々神経を使って結構疲れます。 こんな事ではいけないとは思うのですが、どうにもなりません、困ったものですね。 >本作の特徴は、かなりアヴァンギャルドで実験的な小説、ということです。 阿部公房という人は、二作ほどしか読んでいませんが、ほとんどの作品が寓意小説なのでしょうか。 私の認識では全てそのような作風だと考えているのですが。 『箱男』はドウコクさんの評価では、先鋭的で一風変わった作品だということでしょうか。 実験的な小説というのも気になりますね、それはやはり様々な視点からの描写という点などですか。 大まかなストーリー、特徴など明日以降の書評を楽しみにしています。 ではまた ^^ |
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