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【6338】 | RE:蒼林堂古書店へようこそ、再び ドウコク (2012年08月26日 22時25分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 「蒼林堂古書店へようこそ」、つづき。 >と言うか、相性の問題でしょうかね、何より作品の雰囲気が私の好みにピッタリ合っていたようです。 おお、これは失礼ながら意外でした。 というのも、メルカトルさんも私と同じく、基本的には横溝氏や麻耶氏のような、 「ダークな世界」がお好みだと思っていましたので。 ま、でも「わくらば日記」のような、ユルめのお話も好きのようなので、それほど意外ではないのかも。 >それでも自分が読んだミステリのタイトルが挙げられているのは嬉しいものですね。 これは、まさに御意。 私の場合も少ないながら、作者が挙げていた作品のタイトルを見て、なぜか「ムフフ」となりましたし。 >ちなみに、勢いで姉妹編の『6つの手掛かり』も購入してしまいました。 おお、これに関連する書物があるとは、想像だにしていませんでした。 一応、本作は完結していますので。 >繰り返しになりますが、最後の最後でのサプライズもとてもグッドで、 これは、最終章のことでしょうか、 それとも、本当の最後の2行(=「林雅賀のミステリ案内−14」の)でしょうか。 |
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【6339】 |
メルカトル (2012年08月26日 23時10分) |
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これは 【6338】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >というのも、メルカトルさんも私と同じく、基本的には横溝氏や麻耶氏のような、 >「ダークな世界」がお好みだと思っていましたので。 そうですねえ、どちらかと言うとドロドロした世界を描いたミステリのほうが好きですね。 端整なロジック重視の本格ミステリよりは、破天荒でも意外性や驚きのあるトリック重視の作品や、ホラーよりのもの、倒錯した或いは、ダークな世界観を描き出した作品などのほうが好みではあります。 最近の作品で言うと例えば『連続殺人鬼カエル男』とか、『隻眼の少女』とかですね。 しかし、一方で柔らかい雰囲気の本作のような軽めのミステリも好きです。 作風から言うと、鯨統一郎氏や東川篤哉氏あたりでしょうか。 >私の場合も少ないながら、作者が挙げていた作品のタイトルを見て、なぜか「ムフフ」となりましたし。 お気持ちは分かりますよ。 私の勝手な想像ですが、ミステリ・ファンやミステリ・マニアにとって、どんなジャンルの小説にせよ、その小説の中で実名のミステリ作品が取り上げられたり、ミステリ談義が繰り広げられたりするのは、嬉しいものだと思いますから。 なんだか知らないですけど、ワクワクしますよね。 >おお、これに関連する書物があるとは、想像だにしていませんでした。 林四兄弟シリーズというものが存在します。 作品としては 四男が探偵役の『林真紅郎と五つの謎』 三男の林茶父(チャップリン)が活躍する『六つの手掛かり』 次男の林雅賀(ガガーリン)が主役の本書『蒼林堂古書店へようこそ』 の三作品です。 >これは、最終章のことでしょうか、 >それとも、本当の最後の2行(=「林雅賀のミステリ案内−14」の)でしょうか。 最終章も上手くまとめられていて、なるほどと感心させられましたが、私が指しているのは最後の2行のことです。 これは思わず「ニヤリ」とさせられますよ。 なるほど、上手いなーと唸ってしまうこと必至でしょう。 このような小技は本作にいかにも上手く嵌っている感じがしました。 結末としては最高の〆方だったと思いますね。 ではまた ^^ |
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