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【5758】 | RE:ビブリア古書堂の事件手帖 ドウコク (2012年02月22日 22時34分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >しかし、2個で105円でも十分安いのに、それ以上安いとなると原価ギリギリになってしまいませんか。 どうなんでしょうね。 あの辺の原価の値は、あって無いようなもんでしょうから。 ただ、マクド(こっちではこう略します)のポテトが、噂では10円というのと比べると、それよりは高い気がします。 >しかも身が締まって、いい歯応えになるのではありませんか? うーん、ブリの歯ごたえは私個人では、もっちりした刺身の方が好きです。 火が通ると、やはり少し固まって、部分部分に分かれがちなので。 (照り焼きを想像してみて下さい。 あそこまで極端ではないですが、少しはほぐれる感じ?かな。) あと、横レスですが、私も「関西電気保安協会」を読めと言われたら、メロディー付きで読みます。 これはもう、こっちでの文化と言っても過言ではないでしょう。(あはは、おおげさ!) さて、三上延氏「ビブリア古書堂の事件手帖」。 >やはりこうした作品は、一話一話が独立していながら、どこかしら繋がっていて最後にはひとつにまとまっていくのが醍醐味でしょうからね。 そういう意味では、今作で上手くつながったような見事なネタは、そう何度も思いつけないでしょう。 続編が厳しいのも、ある意味しかたないと思います。 >おっしゃる通り、夏目漱石を扱ったのも正解だったかもしれません。 ところで、自分で「作者はメジャーな夏目漱石のチョイスが良かった」と、書いたこととは矛盾するかも知れませんが、 その作品では「それから」という、漱石の作品にしては逆にマイナーな部類なのを選んだのも、ポイントが高い気がしました。 やはり、夏目漱石、「吾輩は猫である」、「三四郎」、「坊っちゃん」、「草枕」、「こころ」なんかが有名どころでしょう。 上記の作品は、クイズで「作者は誰?」と聞くと、ほとんどの人が正解するであろう知名度。 それにひきかえ、「それから」は正答率がかなり下がると思います。 そんな作品の内容を、ストーリー展開やミステリのトリックとして結びつけたところに、 作者の上手さを感じました。 私は、「おばあちゃん、もしかしたら?」と思っていただけに、少しニヤリとできました。 |
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【5761】 |
メルカトル (2012年02月23日 00時07分) |
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これは 【5758】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >ただ、マクド(こっちではこう略します)のポテトが、噂では10円というのと比べると、それよりは高い気がします。 マックのポテトが10円というのは、なんとなく頷けるものがありますね。 意外と原価なんてそんなものかもしれません、ですからハンバーグも原価は意外と安いのかも。 勿論、卸値とは違うと思いますけど。 >(照り焼きを想像してみて下さい。 あそこまで極端ではないですが、少しはほぐれる感じ?かな。) なるほど、そう言われるとよく分かります。 あまり引き締まった感じでもなく、箸で簡単にほぐれるくらいの柔らかさなのでしょう。 いや、それにしても想像するだけで、美味しそうですね。 ブリしゃぶ、おろしポン酢でいただいたら、相当美味しいんでしょうね、ちょっと贅沢かもしれませんが。 >あと、横レスですが、私も「関西電気保安協会」を読めと言われたら、メロディー付きで読みます。 やはりそうですか、子供の頃から身体に染み付いてしまっているんでしょうね。 それにしても、調査では100%歌っていましたから、びっくりしました。 少しくらいは普通に読む人がいても良さそうなのに、それほど関西人の身体に浸透しているのでしょうか。 まさに文化ですね。 >続編が厳しいのも、ある意味しかたないと思います。 そうですね、「1」がなかなかいい雰囲気で、内容もしっかりしていましたので、続編にも期待したのですが、少し残念な結果でした。 でも、主人公二人の微妙な関係はどう発展していて行ったのか、興味のある人は読んでみるのも悪くはないと思いますけどね。 それにしてもこうして「1」「2」を通して読んでみると、いかに続編を書くことが難しいか、作者の苦労も分かる気がしますね。 >その作品では「それから」という、漱石の作品にしては逆にマイナーな部類なのを選んだのも、ポイントが高い気がしました。 それはなんとなく私も分かる気がします。 漱石の作品は全く読んだ事がなくても、『坊ちゃん』や『吾輩は猫である』などは勿論タイトルくらいは知っています。 でも『それから』は正直知りませんでした。 そのマイナーな作品を取り上げる事によって、いかにも古書、それも様々な品を扱っているのだという認識を読者に植え付けるのに成功していると思いますね。 その作品を題材として取り上げたセンスも、お見事と言えそうです。 >私は、「おばあちゃん、もしかしたら?」と思っていただけに、少しニヤリとできました。 そうですか、やはりドウコクさんは勘のいい読者ということになるんでしょうね。 私はそんなことはさっぱり想像もしませんでしたよ。 まあしかし、そうして色々な想像を巡らせて読み進むのも、また読書の楽しさだと思いますし、それが当たった時の「してやったり」という嬉しさは、他では得られないものでしょうしね。 特にミステリでは、読者は推理する楽しみというのもあるわけで、その辺は他の文学とは違う点かもしれませんね。 ではまた ^^ |
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