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【5665】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません 脂雛 (2012年02月10日 00時08分) |
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ドウコクさん、はじめまして。 いえ、揃えるだけで、読んだのは半分もいきません。定年後読もうとかとか安易な考えが、全然無理なことに気付いてきたこの頃です。目も弱ってきますし、長編読む集中力が衰えますね。 ミステリーには社交的な明るさを持つエリアもあると思うんですが、幻想小説怪奇小説は、もっぱら隠遁と根っから孤独な人たちの住処でして。ひっそり棲息しているかんじでしょうか。 国書刊行会の本は装丁も凝っていて、だからマニアは集めたくなっちゃうんです。買ったことに満足しちゃうと言う。。。アホな話ですね。 そうですね、猿の手は怪奇小説のアンソロジーピースなので、何冊かに入っております。 怪奇小説の適性を見るなら、昔も今も、創元推理文庫の『怪奇小説傑作集全五巻』でしょうね。この中の面白そうだなあ、というのを何篇か拾い読みして、合わなければ合わないのかも知れません。 怪奇小説作家には純文学から逸脱してしまったアウトサイダーみたいな人が色々居まして、日本だと橘外男が好きです。ちくまから傑作集が出ておりますが、この中で、実話であり日本一コワイ怪談という噂の「布団」と、自分の偏愛するグロテスクなロマネスク「棺前結婚」など拾い読みして頂きたいところです。 |
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【5677】 |
ドウコク (2012年02月11日 23時25分) |
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これは 【5665】 に対する返信です。 | |||
油雛さん、こんばんは。 >目も弱ってきますし、長編読む集中力が衰えますね。 おおお〜、よく分かりますぞ。 私も、この1、2年で老眼が急速に進行しまして、元々はド近眼だったのもあり、 今や近くも遠くも、そして細かい文字も見えにくくなってきましたよ。 読書に限らず、眼を使うことにとても疲れます。 >アンソロジーピース す、すみません、さっき調べたのですが、この言葉を知りません。 お恥ずかしい話ですが、良ければ意味を教えて下さい。 もしかしたら、油雛さんが他の方へのレスで触れている、上田秋成の「雨月物語」に、「牡丹灯籠」に似た話があるらしい (耳にはさんだ程度。 読んでいないので、真偽は知りません。)みたいなものなのでしょうか。 >創元推理文庫の『怪奇小説傑作集全五巻』 こちらはですね、記憶がかなり曖昧なのですが、そういう全集(確か全5巻だったと思う)に挑戦したことが、昔ありました。 ですが。 残念ながら、第1巻にして早くも挫折しました。 好み、嗜好の問題だと思います。 |
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