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【5659】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません ドウコク (2012年02月09日 22時59分) |
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脂雛さん、初めまして。 とても価値の高そうな蔵書と読書体験、本当におみそれいたしました。 >幻想文学 >ラブクラフト 初めて聞いた言葉で、思わず調べてしまったほどの無学さ(苦笑)で恐縮。 以後も、いろいろとお教えいただけたら、と思います。 >世界幻想文学大系(国書刊行会) 実際のところは別として、素人感覚では図書館でしか閲覧できないような、重々しい蔵書みたいですね。 凄いです。 他に書き連ねておられる中で、私が読んだのは、恥ずかしながら「ドグラマグラ」のみ、です。 あと、想像で申し訳ないのですが、「猿の手」やモーパッサンの怪奇短編も、この中にあると思うのですけど。 私の場合、ファンタジー系は、マンガばかり。 「鋼の錬金術師」、「ベルセルク」、「バスタード」、etc。(幼稚な話で、すみません。) |
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【5665】 |
脂雛 (2012年02月10日 00時08分) |
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これは 【5659】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、はじめまして。 いえ、揃えるだけで、読んだのは半分もいきません。定年後読もうとかとか安易な考えが、全然無理なことに気付いてきたこの頃です。目も弱ってきますし、長編読む集中力が衰えますね。 ミステリーには社交的な明るさを持つエリアもあると思うんですが、幻想小説怪奇小説は、もっぱら隠遁と根っから孤独な人たちの住処でして。ひっそり棲息しているかんじでしょうか。 国書刊行会の本は装丁も凝っていて、だからマニアは集めたくなっちゃうんです。買ったことに満足しちゃうと言う。。。アホな話ですね。 そうですね、猿の手は怪奇小説のアンソロジーピースなので、何冊かに入っております。 怪奇小説の適性を見るなら、昔も今も、創元推理文庫の『怪奇小説傑作集全五巻』でしょうね。この中の面白そうだなあ、というのを何篇か拾い読みして、合わなければ合わないのかも知れません。 怪奇小説作家には純文学から逸脱してしまったアウトサイダーみたいな人が色々居まして、日本だと橘外男が好きです。ちくまから傑作集が出ておりますが、この中で、実話であり日本一コワイ怪談という噂の「布団」と、自分の偏愛するグロテスクなロマネスク「棺前結婚」など拾い読みして頂きたいところです。 |
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