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【4251】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません オーサー (2011年04月19日 01時14分) |
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◆メルカトルさん、こんばんわ 「塗仏」後篇突破。 ・・・過去作のオールスター出演まんまでしたね。 塗仏に関していえば、ミステリというよりも、 次のステージへ含み持たせるってのが率直な感想です。 個別な感想として。 ●関口さん、相変わらず神に愛されてないなぁ〜 ・・・むしろ今回は被害者な訳ですが。 ●キバさんと潤子ママ(猫目)との関係・・・ ●榎木津さん、回を増すことにパワーアップしてませんかね? ●その他脇役の古物商、釣り堀屋も段々とサブキャラに定着しつつありますね。 新キャラとしては「多々良」さんという中禅寺の補助役といったところでしょうか。 さて、京極堂と●●とのやりとりでの「人間はどんどん駄目になっていくのはわかっているだろう!」 とのやり取りに対して、超然としながらも調停者たらんとする陰陽師(中禅寺)と破滅思想でむしろ後押しする破壊者たる陰陽師の対決。 過去をほとんど語る事のなかった中禅寺の過去がすこし出てきて、闇の陰陽師が宿敵として位置づけられるんでしょうかね。 さてさて。一旦京極堂シリーズは休読し「翼ある闇」にチャレンジしてみます。 では。 |
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【4254】 |
メルカトル (2011年04月19日 22時33分) |
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これは 【4251】 に対する返信です。 | |||
オーサーさん、こんばんは。 >・・・過去作のオールスター出演まんまでしたね。 塗仏に関していえば、ミステリというよりも、 > >次のステージへ含み持たせるってのが率直な感想です。 本作に関しては、これまで登場したキャラ総出演の顔見世小説的な位置づけが正しいのかもしれませんね。 ですから、この作品は小説としての出来云々をあまり語るべきではない気がします。 特に後編の怒涛の如きドタバタ劇は、京極作品としてはきわめて珍しいシーンではないでしょうか。 本作に関しては、正直私はあまり印象に残っていないです。 前編のラストで期待したような展開には残念ながらならず、後編で失速した感が否めないですね。 >過去をほとんど語る事のなかった中禅寺の過去がすこし出てきて、闇の陰陽師が宿敵として位置づけられるんでしょうかね。 どうなのでしょうか、現在のところ他作品でそのような展開はなされていませんね。 この作品は一応これで完結しているのだと思います。 >さてさて。一旦京極堂シリーズは休読し「翼ある闇」にチャレンジしてみます。 肩の力を抜いて楽しんでいただきたいと思います。 ある意味、京極作品より読みづらい面もあるかもしれませんが、次第に慣れるでしょう。 ストーリーとしては、これまで読まれたものに比べて意外と単純ですので、その点ではとっつきやすいのではないかとは思いますけど。 まあ、取り合えず京極作品の事は一旦忘れて、ちょっと風変わりな世界観に浸ってみるのもまた楽しいと思いますよ。 尚、この後のすいーとぽてとさん宛てのレスは『翼ある闇』の内容に触れていますので、出来れば読後に読まれるようお願いします。 ではまた ^^ |
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