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【3448】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません ゴールデンゼウス (2010年11月20日 23時28分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >そうですね、ストレスが怖いのは、自覚していなくても確実に精神や身体を蝕むところだと思います。 >それが様々な病気を引き起こす原因ともなりますので、ストレスを発散するのも時には必要でしょうね。 そうですね。 ストレスの恐いところは、自分自身がそれに気付いていないことですね。 対処法については十分参考になりました。 >それこそ編集者冥利に尽きるというものでしょう。 まさにそうですね。 でも軌道に乗った段階でそれまでの恩恵を忘れてしまう作家もいるでしょうからね。 >読み終えて分かりましたが、非常によく練られた物語だと感じました。 なるほど、なかなかの評価のようですね。 >ただし、肝心の赤い蟷螂の正体にはやや拍子抜けの感は否めませんでしたが。 >しかし、全体としては十分楽しめましたし・・・ 赤い蟷螂の正体以外では満足いく作品だったわけですね。 私の方はつい数年前まで世界の社会面でも問題になっていた、アフリカの某国の海賊船の問題がクローズアップされて、それを傭兵部隊が日本という国を隠して対処するという、社会派的な要素も含んできました。 この本を読んでると、世界における日本の立場、弱腰外交、自衛隊のあり方が非常によくわかります。 なかなかためになる本です(笑 Z |
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【3450】 |
メルカトル (2010年11月21日 23時05分) |
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これは 【3448】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >そうですね。 ストレスの恐いところは、自分自身がそれに気付いていないことですね。 まさにおっしゃる通りだと思います。 適度なストレスは逆に身体に良いらしいですが、それはストレスの種類にもよるでしょうね。 ストレスのない社会、ストレスのない生活など考えられませんが、これらがなければ人間はもっと長生きできるそうですよ。 まあ、無駄に長生きしたいとは思いませんけどね。 >対処法については十分参考になりました。 そうですか、それは良かったです。 パニック障害に襲われたら、立っている事もままなりません。 実際、そうした症状の人に遭遇する可能性はきわめて低いと思いますが、心構えさえもっていればすぐに対処できますからね。 >まさにそうですね。 でも軌道に乗った段階でそれまでの恩恵を忘れてしまう作家もいるでしょうからね。 無論、プロの作家として続けていけるかどうかは、本人の実力でしょうが、良い編集者に恵まれるのも条件の一つでしょう。 >赤い蟷螂の正体以外では満足いく作品だったわけですね。 序盤こそ『リング』を真似たかのような印象でしたが、しっかりとオリジナリティを備えた作品でした。 最近こういった作品を書ける作家が減ってきているように思いますので、今後の活躍にも期待したいですね。 ほとんど知られていない作家だと思いますが、一応メフィスト賞受賞作でデビューしていますので、腕は確かです。 文章も読みやすいですし、ストーリーもよく練られている上に、不可解なホラーの要素を合理的にミステリの流儀に則って解決に結びつける手腕は見事といえると思います。 >この本を読んでると、世界における日本の立場、弱腰外交、自衛隊のあり方が非常によくわかります。 なるほど、なかなか面白い視点から描かれているようですね。 それらの実態をある程度把握できるだけでも、読む価値ありということでしょうか。 そんな要素を抜きにしても、エンターテインメントとして優れていて、面白いシリーズだとは思いますけどね。 さて本日より、加納朋子女史の『ガラスの麒麟』を読み始めました。 ある女子高の生徒が通り魔に殺された事に端を発して、その後の、或いはそれ以前の少女達の揺れ動く心が暖かく描かれる連作短編集です。 探偵役の養護教諭、神野先生が出番は少ないですが、鮮やかに謎を解いていく、安楽椅子探偵物としての側面も備えています。 尚本作は、日本推理作家協会賞受賞作です。 ではまた ^^ |
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