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【3433】 | RE:カラマーゾフの兄弟 ドウコク! (2010年11月17日 22時22分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >「本格ミステリベスト10」ではどうでしょうね。 「隻眼の少女」は、「本格ミステリ ベスト10」でこそ、上位に入らないといけないでしょう。 2005年度1位の「容疑者Xの献身」より、上だと思います。 「このミス」の方は……。 まあ、何位でも、私は別にいいです。 >「多部未華子 画像」 見ました。 透明感のある中性的な感じですね。 見た目は確かに、みかげのイメージかも。 後は、キツい方のみかげを演じられるかどうか。 >二代目にしてはやや鋭さが足りない気がしないでもないです。 これがですね、宮崎あおいは、その鋭さを出せるんですよ。 ウメッシュのCMなどからは、想像もできない。 「篤姫」で、(芸能界では大先輩に当たる)松坂慶子や北大路欽也を、容赦なく叱り飛ばすシーンがあったのですが、 これが堂に入っていました。 思わず、「劇中とはいえ、そんな態度をとってイイのか?」と心配になるほど。 ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」、つづき。 >『虚無への供物』との関連性も取り沙汰されているようですが、その点はどうなのでしょうか。 両作品のおおまかな特徴だけを考えたところ、私には残念ながら、思い付きませんでした。 もしかしたら、犯行動機かな?(というのは、実はもうどっちも忘れているので。 どっちも少し哲学的だったような……。) さて、まずはカラマーゾフ家の登場人物。(以下、忘れているのもあるので、間違いがあれば失礼。) 父:ヒョードル……人格の破綻した、道徳心に欠ける無頼漢。 長男と女性をとりあったりする。 長男:ドミートリイ……直情的な人物。 思慮に欠けキレやすいが、根は悪くは無い。 次男:イワン……理知的で、徹底した合理主義者。 それゆえ神の存在をも否定する。 三男:アレクセイ……主人公。 温厚で心優しい。 信仰の道を選び、聖職者となる。 おおまかなストーリーは、 「ある日、ヒョードルが殺害され、父と確執のあったドミートリイに嫌疑がかかる。 それを恐れた彼は、逃亡を図るが、失敗。 法廷で裁かれることになるが、状況はどんどん不利に。 無実の兄を救うため、イワンは真犯人探し、アレクセイは法廷に立つことになる……。」、です。 こんな感じなんですが、これが実によく読ませるのですよ。 |
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【3435】 |
メルカトル (2010年11月17日 23時46分) |
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これは 【3433】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >「隻眼の少女」は、「本格ミステリ ベスト10」でこそ、上位に入らないといけないでしょう。 そうですよね。 今時珍しい本物の本格ミステリの登場である事は間違いありませんし、しかも素晴らしい出来であると来れば、上位に食い込んで然るべきだと私も思います。 >2005年度1位の「容疑者Xの献身」より、上だと思います。 「このミス」の方は……。 まあ、何位でも、私は別にいいです。 かなりの高評価ですね。 勿論、私も同感ですが。 あの『容疑者Xの献身』の上を行く作品と断言されるとは、やはり本作を相当評価されているんですね。 久しぶりの麻耶氏の新作という点を差し引いても、私は「本格ミステリベスト10」の第一位になってもおかしくはないと思っています。 >見ました。 透明感のある中性的な感じですね。 見た目は確かに、みかげのイメージかも。 そうでしょ。 私は彼女のイメージが焼き付いてから、表紙の少女が多部未華子に見えて仕方ないです。 >後は、キツい方のみかげを演じられるかどうか。 それは問題ないと思います。 『鹿男あをによし』というドラマを見ましたが、彼女の眼光の鋭さは、他の若手女優にはちょっと真似できないものを感じました。 >これが堂に入っていました。 思わず、「劇中とはいえ、そんな態度をとってイイのか?」と心配になるほど。 さすがに女優ですね、宮崎あおいのイメージは、私はほぼCMに限定されてしまっていますので、ちょっと想像がつきませんね。 ですが、彼女も実力者だとは思いますので、もしみかげを演じる事になったとしても、十分演じきれるのではないかという気がします。 CMで彼女が歌うブルーハーツの唄も、ヘタウマですし(関係ないけど)。 >もしかしたら、犯行動機かな?(というのは、実はもうどっちも忘れているので。 どっちも少し哲学的だったような……。) なるほど、そういう事なのかもしれませんね。 私の記憶では、『カラマーゾフの兄弟』の三兄弟を『虚無への供物』でなぞらえたみたいな記事を読んだ記憶があるのです。 解説か何かだったような気もしますが、定かではありません。 >おおまかなストーリーは、 これは、図式としてはミステリそのものではないですか。 まさかこの超有名な文学作品が、そのようなストーリーで成り立っているとは思いもよりませんでした。 いやー、無知とは誠に罪ですね。 ほんの少しだけですが、しかし大切な事を学んだ気がします。 勉強になりました。 >こんな感じなんですが、これが実によく読ませるの ですよ。 私は純文学とばかり思っていましたが、ミステリとしての側面も持ち合わせていて、面白く読ませると来れば、世界的なベストセラーになるのも理解できようというものですね。 しかし・・・私には翻訳という壁が存在しますので、思い切って読むにはちと辛いかも、ですが。 ではまた ^^ |
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