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【3319】 | RE:鉄道員(ぽっぽや) ドウコク! (2010年10月19日 22時09分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >私もあの田園風景は今でも強く心に残っていますし、あんな所なら田舎でも住んでもいいかな、なんて思いますよ。 しかし……。 田舎であればあるほど、その土地に根付いた因習と、旧家の遺産相続をめぐり、連続殺人が起こるかも。(笑) ところで、私、「ひなびた民宿」という言葉、書物で知った言葉で、普通その後に「却って落ち着く」などと続くため、 てっきりホメ言葉だと思っていました。 で、若き頃、社員旅行で、女将さんに「ここは、ひなびた感じで良いですね。」とお世辞を言ったつもりが、 「失礼なことを言うな。」と、上司にメッチャ怒られたことがあります。 だはは。 >勿論、速攻でカウンターへ、運よくゲットできました。 いやー、これは幸運なことで、良かったですね。 後は、「隻眼の少女」、キャッチ・コピー通り「21世紀の『翼ある闇』」であるのを、祈るばかりです。 浅田次郎氏「鉄道員(ぽっぽや)」、つづき。 >そこまで言われるのであれば、私としても読まないわけにはいきませんね。 おお、その気になってきましたね。(笑) 本短編集、表題作だけでも、(個人的には)万人受けして「読む価値アリ」だと思っていますが、 実は、(以下は条件付きになりますが)他にも最大で3作は、泣ける作品があります。 まずは、「ラブ・レター」。 これはある意味、究極の「純愛モノ」と言えるでしょう。 もしかしたら、一部の男性や、女性にとっては、表題作を凌ぐかも。 「裏ビデオ店店長」、「密入国」、「偽装結婚」など、物騒な世界の話ですが、 問題の「ラブ・レター」、これはまさしく、一つの文学とも言える出色の出来だと思います。 上手い下手ではなく、その深さで。 (女性から、男性あて。) |
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【3321】 |
メルカトル (2010年10月19日 23時24分) |
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これは 【3319】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >田舎であればあるほど、その土地に根付いた因習と、旧家の遺産相続をめぐり、連続殺人が起こるかも。(笑) 岡山辺りではそうらしいですね(あ、勿論冗談ですよ)。 しかし、奈良のあののんびりした雰囲気では、どうでしょう。 あんなのどかな田舎で連続殺人事件でも起きたら、逆に怖いですね。 >「失礼なことを言うな。」と、上司にメッチャ怒られたことがあります。 だはは。 「ひなびた」というのは必ずしも、貶すような言葉ではないと思いますが、やはり女将さんに直接言うのは失礼に当たるのかもしれませんね。 どちらかと言うと、質素な印象の言語ですから。 >いやー、これは幸運なことで、良かったですね。 実は、e-honで昨日までは在庫があって、「1〜2日で出荷」となっていたのが、今日調べてみたら「入荷次第メールでお知らせ」になっていました。 これはかなりの注文が殺到していると考えられます。 少し前の『インシテミル』と同じ状況です。 考えられるのは、麻耶雄嵩氏の久しぶりの書き下ろしの新刊ということで、新作を待ちわびていた我々のようなコアなファンが結構多くいる証左ではないでしょうか。 さすがにアマゾンにはまだまだ在庫が潤沢にあるようですが。 ドウコク!さんも早めに大型店で入手される事をお勧めします。 >本短編集、表題作だけでも、(個人的には)万人受けして「読む価値アリ」だと思っていますが 値段も手頃で良心的なので、手に取りやすいですね。 とにかくいつかは読みますので、今しばらくお待ち下さい。 >問題の「ラブ・レター」、これはまさしく、一つの文学とも言える出色の出来だと思います。 上手い下手ではなく、その深さで。 いずれも短編なので、読むのに苦労するような事はないと思いますが、文体なんかはやはり文芸小説のそれでしょうかね。 この際少々読みづらくても構いませんけど。 取りあえず、感動をもらえそうな小説をご紹介いただいて、感謝します、ありがとうございます。 ではまた ^^ |
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