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【3313】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません ゴールデンゼウス (2010年10月17日 23時38分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >ベネッセが美術館を開館する事によって、芸術面でも良い意味で波紋を広げたのは、直島にとって経済効果以外でもとても有意義だったと思います。 一つの戸とが発端となり、二重、三重の相乗効果を生んだといったところでしょうか。 >劇画のタッチもとてもリアルですし、ストーリーの盛り上げ方も堂に入ってました。 >特に序盤の最大の見せ場ともいえる、「善元」と「かり田」の対決は見応えがありましたね。 細かいストーリーは忘れてしまいましたが、新鮮は感覚を覚えたもんでしたよ。 >日本の警察はいわゆる縦社会ですから、超能力などは特にキャリアが認めないでしょうね。 まず無理でしょうね。 >シリーズは全部で何冊くらい出版されているのでしょう。 現在5〜6冊くらいは出ていると思います。 >個人的には、このシリーズの雰囲気が好きなんですね、強引とも思える解決もつい許せてしまいます。 肩肘はらずに読める本は、ある意味大切な存在かもしれませんね。 >さて、本日より折原一氏の『倒錯の死角』を読み始めました。 また風変わりな情景が目に浮かびます。 Z |
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【3316】 |
メルカトル (2010年10月18日 23時07分) |
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これは 【3313】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >細かいストーリーは忘れてしまいましたが、新鮮は感覚を覚えたもんでしたよ。 新堂啓一と轟健三の二人の主人公を通して、勝負師の世界を学ばせてもらいました。 この劇画は、ストーリー性と闘牌のシーンのバランスが非常によく、それぞれの人物像も結構丁寧に描かれていたと思います。 それに対して『獏』は、どちらかというと闘牌に重点を置きながら、人間ドラマとしても十分成り立っていたのではないかという気がします。 私の中では数ある麻雀劇画のトップ2です。 あと印象に残っているのは『海雀王』『風の雀吾』などでしょうか。 志村裕次氏の原作が多いですね。 ゴールデンゼウスさんはお好きな麻雀劇画なんかありますか? >現在5〜6冊くらいは出ていると思います。 『傭兵代理店』以外では、6冊出ていますね。 ハードアクションのエンターテインメントのようで、ゴールデンゼウスさん好みの作品群だと思います。 読後はさぞかし、スカッとした気分になれるのでしょうね。 >肩肘はらずに読める本は、ある意味大切な存在かもしれませんね。 たまには悪くないですよ。 文体も軽妙且読みやすいですし、何より肩がこらないのが良いですね。 >また風変わりな情景が目に浮かびます。 折原氏の作品は複数の視点から描かれるものが多いですが、本作も昨日書き込んだ他に、もう一人、主人公がアルコール中毒を治療する病院で一緒に入院していた、空き巣稼業の男の視点からも描かれる事になりました。 アパートを覗く翻訳家の主人公、覗かれる旅行会社に勤める若い女、ある理由から主人公を恨んでいる空き巣男の三人の物語が交錯し、今後の展開は予断を許しません。 しかも何と、女の部屋に男が空き巣に入ったりして、これから一体どうなるのやら想像もつきません。 派手さはありませんが、じっくり読ませるリーダビリティはさすがだと思います。 ではまた ^^ |
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