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【2789】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません ゴールデンゼウス (2010年06月22日 23時57分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >まあ時間に余裕があれば、読んでみても悪くはないと思います。 >ただ、ゴールデンゼウスさんの嗜好に合うかどうかは保障できません。 ふむふむふうむ。 第1〜3章までの解説をみると、確かにちょっと面倒くさそうな感じですね。 >ミステリ的要素は皆無に等しいですし、受賞した本人が一番驚いているのではないでしょうか。 >日本推理作家協会が、ホラーの分野まで裾野を広げようと模索しているのかどうかは不明です。 作者自身はそんな賞などは夢にも思っていなかったかもしれないですね。 まあ、もらえるならもらっておこうかくらいの感じではないですか。 しかし、最近本を再読して思うのですが、最初に読み出して面白いと、つい気持ちが先走ってしまい、先を急ぐあまり文字をサ〜と読んでしまっていることに気付きました。 こんな文章あったっけ? という箇所がたくさんあるのです。 再読は初回ほど焦って読まないので、じっくり読むと結構そういったことを感じました。 それではまた。 |
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【2791】 |
メルカトル (2010年06月23日 23時20分) |
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これは 【2789】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >第1〜3章までの解説をみると、確かにちょっと面倒くさそうな感じですね。 面倒では決してないと思います。 流れに身を任せていれば、自然に引き込まれることは約束できますよ。 文体も小難しい感じではないですし、むしろ読みやすい部類に属すると思います。 ただ、ストーリーや唐突な展開は好き嫌いがはっきり分かれるタイプの小説には違いないでしょうね。 本日読み終えましたが、最後の最後でちょっとしたミステリのエッセンスが加味されていますし、衝撃の結末が待っていました。 使用人の爬虫人が大きな役割を最後に果たす事になります。 個人的にはかなり高く評価しています。 ミステリとしてはどうかなという気はしますが、エンターテインメントとしてはとても良く出来た小説ではないかと思います。 >しかし、最近本を再読して思うのですが、最初に読み出して面白いと、つい気持ちが先走ってしまい、先を急ぐあまり文字をサ〜と読んでしまっていることに気付きました。 それは誰しも経験しているのではないでしょうか。 読み飛ばすとまではいかないまでも、面白いとつい調子に乗ってペースが早くなりがちですね。 じっくり読み込んでいない分、印象に残らないシーンが、再読時に意外とこんな場面もあったのかと思うのかもしれませんね。 さて本日より、東川篤哉氏の『完全犯罪に猫は何匹必要か?』を開始しました。 猫好きの私にはどうしても放っておけない作品です。 今回は前作と違っていきなり事件が起きます。 まださわりの部分しか読んでいませんので、感想はおいおい書いていきます。 |
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