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【277】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません わっさ (2009年04月20日 01時09分) |
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メルカトルさん、お部屋のみなさま、こんばんは〜。 本日は、早々にパチで惨敗しまして、予定よりも多く時間が空いたので^^、 以前、メルカトルさんにお勧めいただいた朱川湊人氏の「わくらば日記」を読了しました。 大満足でした。素晴らしい作品だっと思います。 物語の舞台は昭和30年代、地域に暮らす人々の繋がりが、とても密接だったころです。 物語は、心優しく、また病弱であるが故に儚げな姉の鈴音が持つ能力を軸に展開していくのですが、 根底には、人間の持つ優しさが丁寧に描写されており、読んでいて心地が良かったです。 また、後書きにもありますが「わくらば」とは、「病葉」と読んで、青葉の中で、病に蝕まれて秋の 落葉期を待たずに赤や黄に変色した葉と、草木の「若葉」の2つの正反対の言葉の意味があるそう です。 日本語って面白いですね。 さて、次は最近、本屋のPOPに騙されて^^、つい買ってしまった一冊、 歌野晶午氏の「葉桜の季節に君を想うということ」を読み始めようと思います。 ◎熊楠さん >焼酎派です。外で呑む時は生中1杯。で後は焼酎ですね。 おぉ! 私も焼酎派です。 家飲みのときはいつも黒糖焼酎をちびちびと生で飲んでます。 先々週はたまたま、鹿児島に出張があり、鹿児島中央駅の構内にある焼酎専門店で美味しそうな 焼酎を何本か買ってきました^^ >そんな感じで、私も幸せな時間を過ごしています。 それは何よりです。 昨年の今頃は、会社帰りに時間があればシトフタを打ちにパチに行ってたのですが、 今年は、色々な行事で使ってしまったために資金もなく^^、夜は自宅でちびちびとやってます。 ◎メルカトルさん >(33分探偵)一応押さえるべきツボは押さえていましたので、まあ許せるかなと思いながら観てました。 なるほどです。あのような「変化球」は、やはり万人受けは難しく、「許せない」と考える方も いるのでしょうね。 作中に散りばめられている、ナンセンスな推理の数々ですが、たぶん古典あたりを探れば「元ネタ」 があったりするのでしょうね。たぶん、ミステリ通の人が見れば思わずニヤリとするような。 >観る人によっては、タイトルに一応探偵と謳っているので、「なにこれ?」って感じる方もおられるかもしれませんね。 ちなみに、ミステリものの映像化で、これは!、と思うようなお勧めってありますか? 少し前に洋画の話が出てましたが、日本のドラマや映画などはどうなのでしょう? それでは、失礼します。 |
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【279】 |
メルカトル (2009年04月20日 22時29分) |
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これは 【277】 に対する返信です。 | |||
わっささん、こんばんは。 >大満足でした。素晴らしい作品だっと思います。 本当ですか? ああ、良かったです。 この作品は、全ての人に読んでいただきたいと本気で思えるような素晴らしい出来栄えですね。 久しぶりにもう一度読み返してみたい作品に出会えたような気がしました。 >歌野晶午氏の「葉桜の季節に君を想うということ」を読み始めようと思います。 歌野晶午は初期の「家」シリーズはまずまずの出来でしたね。 個人的には『さらわれたい女』『ガラス張りの誘拐』辺りの軽めの作品に惹かれます。 『葉桜の季節に君を想うということ』も読みました。 周囲が少々過大評価しているかも・・・知れません。 でもこれだけ賞を独占したのですから、面白くないわけはありません。 >ちなみに、ミステリものの映像化で、これは!、と思うようなお勧めってありますか? >少し前に洋画の話が出てましたが、日本のドラマや映画などはどうなのでしょう? やはり市川監督の横溝シリーズは外せません。 特に『犬神家の一族』『悪魔の手毬唄』『獄門島』はなかなかよい出来だと思います。 が、それ以上に素晴らしいと思うのは高林陽一監督の『本陣殺人事件』です。 金田一耕助は中尾彬が演じています、それもジーパンで登場します。 これにはやや違和感を覚えないでもないですが、耽美的映像で原作に忠実に描かれており、好感が持てます。 レンタル店で借りても損はないと思いますよ。 あとは『バトルロワイアル』でしょうか。 原作とはやや設定を変えてありますが、映像的迫力には圧倒されます。 尚、R指定ですが、特にその必然性は感じませんでした。 ではまた ^^ |
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