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【2655】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません ゴールデンゼウス (2010年06月03日 02時31分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >私もなんとなく本に囲まれていると、安心というか、ちょっぴり満ち足りた気分に浸れる事があります。 多分、本屋さんは自分の知らない本がたくさんあるから、そこがまたいいんでしょうね。 自分の知らない世界がここにはたくさんある そんなところですか。 >しかし、そこはミステリファンであれば、きちんと作者の狙いを汲み取って欲しかったところです。 でも一般の客が多ければ、当然そういったことがあってもおかしくはないかと思います。難しいですね。 >おそらく最初にこのトリックありきで、ストーリーはそれを生かすために考えられたものと思われます。 なるほど。 作家であれば最初に結末が思い浮かぶこともありますね。 ただそれに合わせた内容を作るのは凄いと思いますが。 炎都、後半に入り妖怪がうじゃうじゃ出てきて、京都の街をメチャクチャにしていきます。 中にはバリバリ人間を食べちゃうのも出てきますが、「海の底」でエビのバケモノが人間を襲う場面は嫌悪感があったのに、不思議とこちらはあまりそういった感情が沸かない。 何故だろう? それではまた。 |
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【2656】 |
メルカトル (2010年06月03日 23時13分) |
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これは 【2655】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >多分、本屋さんは自分の知らない本がたくさんあるから、そこがまたいいんでしょうね。 大型店だと、あまりに多くの本に囲まれる為、目移りしてしまうと同時にワクワクしますね。 私の近隣には大型書店がないため、ブックオフの方が逆に圧倒される気がします。 しかし、結局ミステリ中心に見て回るため、同じところを何回も巡回する事になります、何やってんだか・・・。 >なるほど。 作家であれば最初に結末が思い浮かぶこともありますね。 ただそれに合わせた内容を作るのは凄いと思いますが。 ミステリ作家ならではの執筆法でしょうね。 普通はストーリーなりプロットを先に大まかに決めるのでしょうが、暖めていたトリックを活用する為の展開を構成していく作家もいるみたいですよ。 >炎都、後半に入り妖怪がうじゃうじゃ出てきて、京都の街をメチャクチャにしていきます。 なんだか想像していたより、破天荒なお話のようですね。 まあ、面白ければ問題ないですが。 さて本日より雀野日名子女史『トンコ』に取り掛かりました。 一応名目はホラーらしいですが、どの辺りがホラーなのかさっぱり分かりません。 豚を乗せたトラックが横転し、メス豚の「トンコ」がきょうだいを探して彷徨う話です。 オチは誰しもが想像し得る何の捻りもない結末ですが、一応日本ホラー小説大賞短編賞を受賞しただけあって、純文学としても通用しそうな内容ではあります。 じんわりと胸に沁みる何かを持っているのは間違いないです。 でも一般の読者にはお薦め出来ないでしょうねえ。 ではまた ^^ |
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