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【2642】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません メルカトル (2010年06月01日 23時13分) |
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ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >そうなんですよ。 でもころちゃんの近くではブックオフであったようなことが書いてあったので、そういった探し方もあるのでは? そうですね、一度当たってみる価値はありそうですね。 自宅から車で5分程の場所にありますので、近々他の絶版やら書店に在庫がない小説を探しに立ち寄ってみたいと思います。 >次にその綴じられているページをカッターで裂いて読むと、単独だった短編小説が長編小説な中に組み込まれて、まったく別の意味を持ってしまうという画期的な小説でした。 さすがはマジシャン、色々斬新な試みを生み出しているのには感心させられます。 それにしてもこの手法、私もどこかで体験した事があるような気がします。 作者名は忘れましたが、似たような仕様の小説を読みましたよ。 おそらく、泡坂氏のこの作品を下敷きにして、真似たものと思われますが。 >だから最初は製本ミスということで、多くの返品があり書店の店員もわからなかったそうです。 その後、フランス綴じは中止になったそうです。 帯や背表紙にでも注意書きをするべきでしたね。 そうすればそのような誤解を招くような混乱は避けられたかも知れません。 せっかくの新たなアイデアが残念な結果になってしまったのには、泡坂氏自身や出版社側もがっかりした事でしょうね。 そう言えば、同氏の『妖女のねむり』では、全く同じ様な記述が別の章で繰り返され、それこそ乱丁かと思いました。 色々な仕掛けを施し、読者を惹きつける努力を惜しまない作家でしたね。 さて『しあわせの書』最終局面を迎えました。 最後まで読んでいませんが、まさか小冊子「しあわせの書」をあのようなトリックに使用するとは、思いもよりませんでした。 まさに前代未聞の一度きりしか使えない奇天烈なトリックでしたね。 尚、昨日書いたマジックの種明かしはまだされていません、果たしてネタをばらしてくれるのか? ではまた ^^ |
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【2644】 |
ゴールデンゼウス (2010年06月01日 23時32分) |
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これは 【2642】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >そうですね、一度当たってみる価値はありそうですね。 >自宅から車で5分程の場所にありますので、近々他の絶版やら書店に在庫がない小説を探しに立ち寄ってみたいと思います。 私もブックオフや古本屋は好きでよく立ち寄ります。 きっと買う買わないではなく、本がたくさんあるところが好きなんでしょうね。 >おそらく、泡坂氏のこの作品を下敷きにして、真似たものと思われますが。 そうかもしれませんね。何しろこれは泡坂氏が最初の試みだそうですから。 >帯や背表紙にでも注意書きをするべきでしたね。 >そうすればそのような誤解を招くような混乱は避けられたかも知れません。 ハードカバーの初版本にはちゃんと表紙だかどこかに但し書きがあったそうです。 でもちゃんと読まない一般読者からは苦情がくるそうで、やむなく出版社は以後の本をフランス綴じにすることをやめたそうです。 >最後まで読んでいませんが、まさか小冊子「しあわせの書」をあのようなトリックに使用するとは、思いもよりませんでした。 >まさに前代未聞の一度きりしか使えない奇天烈なトリックでしたね。 ほう〜、それも面白そうですね。 炎都シリーズ終わったら読んでみようかな。 それではまた。 |
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