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【2446】 | RE:沈黙の教室 ドウコク! (2010年05月06日 22時37分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 日射しは、もう完全に夏ですね。 それにしても、いつの頃からか、大げさに言うと日本の四季に「春」と「秋」が無くなってしまった、少なくとも短くなったように感じます。 以前なら、カレンダーで3〜5月は春、9〜11月は秋、というような感覚でしたが、 今は、4月のみ春、10月のみ秋みたいな感覚です。 3月は凍えるほどでもないが、まだまだ春というには程遠く、9月に至っては完全に夏と言っていいでしょう。 「残暑」という言葉は、下手したら10月初めが合うかも。 花粉症、諸説出ていますが、よく考えると、「完治する方法が無い」ということは、 やはり未だ原因を特定はできない、といったところかも知れませんね。 原因が分かっていたら、治せるはずでしょうから。 「沈黙の教室」、つづき。 >おっしゃりたい事はよく分かります。 >なぜ?というか、この男の存在とメインストーリーとの関係は一体・・・? >みたいな感じでしょ。 その通りでございます。 正体はそのままでイイとしても、もう少し絡ませることができたのではないか、と少し残念です。 >この点はころころさんなんかに言わせると、「はっきり言って不必要ではなかったのか」という事になるんでしょうね。 これに関しては、私は「不要」とは感じませんでした。 ミス・リードの要素も必要ですしね。 不要というか、ミス・リードのまずさという意味では、メルカトルさんには本当に申し訳ないですが、 「占星術殺人事件」終盤で、ワトソン役が確か名古屋(だったと思う)に行くくだりが、思い浮かびます。 あれは、行くとなってから、「多分、ここは読んでも関係がないのだろう。」と予想できたと思います。 (ただ、私はマンガ「金田一少年の事件簿」を既に読んでいて、カラクリが分かっていた、というのもありますが。) ともかく、「沈黙の教室」、面白かったので、折原作品、また読むと思います。 次かどうかは分かりませんが。(近場では無いので。) |
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【2452】 |
メルカトル (2010年05月06日 23時33分) |
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これは 【2446】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >それにしても、いつの頃からか、大げさに言うと日本の四季に「春」と「秋」が無くなってしまった、少なくとも短くなったように感じます。 全くですね。 私もおっしゃるような事を、そっくりそのまま感じています。 一年の内、ほぼ冬と夏がメインで、春と秋はその繋ぎ役みたいな役割しか果たしていないのではないかと。 しかも春と秋が短すぎる、年々その傾向が強まっている気がしてなりません。 >ミス・リードの要素も必要ですしね。 あの記憶喪失の男の存在がなければ、また違った味わいになっていたでしょうね。 でも、もしそのパートがなければ、日本推理作家協会賞は受賞できなかったかもしれません。 良くも悪くも、折原氏らしいストーリー展開の、氏の代表作の一つだと思います。 >「占星術殺人事件」終盤で、ワトソン役が確か名古屋(だったと思う)に行くくだりが、思い浮かびます。 犬山の「明治村」に赴く件ですね。 あれは確かに蛇足というか、余計なシーンだったかもしれませんね。 それほど大きな疵にはなっていないとは思いますけど。 >ともかく、「沈黙の教室」、面白かったので、折原作品、また読むと思います。 >次かどうかは分かりませんが。(近場では無いので。) 折原氏に評価を下すのはまだ尚早かもしれませんが、取り敢えずお気に召されたようで安心しました。 私も折原氏を読むべく本日書店に寄りましたが、残念ながら目的の作品を見つける事は出来ませんでした。 近日中に少しだけ遠征して探してみますが、そこになければ、ネットで注文、最寄の書店に取り寄せの手続きをとるしか方法がなさそうです。 ではまた ^^ |
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